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可愛いの意味広すぎ!女性がかわいい...(続き7)

この二つの言葉の共通点に、もう貴方は気付いているのではないでしょうか?

可愛いに理由はない

「可愛い」と「ヤバイ」の共通点。

それは二つとも、その言葉を使う事自体に「意味が無い」のです。

意味が無い事にルールが無いのは至極当然な事。

それでも、無数にある言葉の中からその言葉を選んで使うのは「国語力」の低下であり、「語録」の少なさの象徴なのですが…そこまで考えが及んで無い「可愛い」脳内が既に「ヤバイ」のかもしれませんね。

男性は理解出来ない女性の「可愛い」

男性の読者の方は目が回っているかもしれませんね。

「可愛い」という言葉には女性の「共感」が詰まっているので男性に理解出来ないのは至極当然かもしれません。

歴とした古来から存在する日本語であり、俗語でもあると言えますね。

基準が分からない

寧ろ、基準がありません。

今や、息を吐く様に「可愛い」という言葉が漏れ出ていると言っても過言ではないでしょう。

これについては「基準」を求める事が既にナンセンスなのです。

それでも、敢えて基準を作るならば「”可愛い”という言葉を適切な場面で的確な意味で使えている女性は、流行りに流されないTPOを弁えた大人の女性である」という基準設定に使用する事位でしょうか。

やはり、男女に関わらず言葉はその人の育ちや性格が出る物。

綺麗な日本語を使える方は、頭がよく回転し人と場所をきちんと選べる「しっかりした人」のイメージがつきますね。

可愛くないものにも「可愛い」と言う

「キモかわいい」や「ブスかわ」等は特に男性には理解出来ない言葉でしょう。

この言葉の中には、自分は可愛いと思うが世間一般的に可愛いとは認識されにくいから「キモ可愛い」で表す場合や、こんな物を可愛いと言う不思議ちゃんな自分に酔っている場合。

はたまた、ただ流行りにのって何となくこの言葉を使っている…等など、大抵のものに深い意味はありません。

可愛くないものに向けた「可愛い」はその裏に男性では到底理解出来ない様々な意思を含んでいる事が多いです。

それは、男性に察するのは難しいし、下手に手を出すと大けがをする所なので自分が「可愛くない」と思う物に対する女性の「可愛い」という言葉はスルーするのが正解の対応と言えるでしょう。

理屈で理解出来ないのが女性の「可愛い」

いかがでしたか?

「訳が分からん!」と匙を投げかけている方も多いと思いますが、この理屈で理解出来ない「可愛い」という言葉こそが、女性が本来持つ人間の本能の一つなのです。

古来より集団で生活し、男性が狩りを女性が家を守る…と仕事を分担されていた中で「女性が村で孤立してしまう」というのは、その村での存続が難しくなるという事に直結していました。

その理由から、女性はお互い情報を共有すると共に「共感」し合う事で随時「自分達は仲間だ」と確認して生きてきたのです。

現代の「可愛い」はこの名残がとても大きいもので、「他人と共感し合いたい」という意識の表れなのです。

その理屈でさえ、女性は共感し男性は「???」となる事でしょう。

男女の生物としての違いなので、無理に理解する必要は無く「意味を持ってる様で持ってない言葉」と思っている位が丁度良いのかもしれませんね。