「坊主が屏風に上手にB’sの絵を描いた(ぼうずがじょうずにびょうぶにびーずのえをかいた)」というものもあるようです。
もちろん、昔にはジョーズの映画もまだ未公開でしたし、B’sさんも生まれていませんでしたから、正確なのはもちろん「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた」です。
「庭には2羽にわとりがいた」
「にわにはにわにわとりがいた」。
小さい子どもたちも練習しやすいもので、人気です。
庭に2羽のにわとりさんが迷いこんで来た感じですかね。
短いながら、「にわ」という言葉が連続しているので、何も考えないで発音すると一音多くなったり、一音抜けたりしやすいですが、
漢字を見たり意味を考えながら発音すると難しくはない早口言葉です。
「カエルぴょこぴょこ みぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ むぴょこぴょこ」
カエルさんがぴょこぴょこと飛び回っている姿がかわいい言葉ですが、ここには謎もいっぱいあると思いませんか?
まずは最初のカエルさんは「ぴょこぴょこ」と飛んでるので2匹かな?と思いきや、次には「3ぴょこぴょこ」と言っているので、あれ?3匹いるのかな?という疑問が残ります。
「合わせてぴょこぴょこ6ぴょこぴょこ」って、どのカエルさんとどのカエルさんを合わせて6匹になったのでしょうか?
あ、もしかして最初から6匹いて、そのうちの2匹が動き出し、結果的にみんなでぴょこぴょこしだしたと考えればいいのか!?
そんなことを考えていると、だんだん訳が分からなくなりカエルさんが頭の中で大量発生してきますがますが・・・、
まあ、そんなことはどうでもいいことです。
この場合「ぴょこぴょこ」の連続に、「み」と「む」がつくことによって、ちょっとひっかけになっていますね。
では中級編へレベルアップ!
初級者編をマスターしたら、次は中級編にチャレンジしてみましょう♪
中級編はさらに、滑舌の良さが求められるので結構難しいですよ。
「東京特許許可局」
「とうきょうとっきょきょかきょく」。
シンプルで短いながら、いざ発音しようとすると舌を噛みそうなくらいです。
とくに最後の「きょかきょく」がかみかみになってしまう人が多いのではないでしょうか。
この早口言葉、意味もよくわかるし実際に存在しているところなんだと思っている人もいるかもしれませんが、実際は空の官庁なんです。
実際に特許に関する行政は特許庁で行われていて、地域ごとの事務局というものは存在していません。
ただ、NHKの教育テレビで放送されている「天才てれびくん」のドラマ枠の中で「東京特許許可局」というものが放送されていた過去はあります。
「除雪車除雪作業中」
「じょせつしゃじょせつさぎょうちゅう」。
「しょせつしゃ」自体がちょっと発音しにくいフレーズで、とくに「つ」がくせ者です。
この「つ」の発音が中途半端になると、次にくる音も発音しにくくなります。
だから、「つ」を強調するように発音してみるとスムーズに言えるようになります。
「新人シャンソン歌手新春シャンソンショー」
「しんじんしゃんそんかしゅしんしゅんしゃんそんしょー」。
しゃんしゃん言っている感じで、特に最後の「しゃんそんしょー」を「しゃんしょんしょー」と噛んでしまいそうです。
口はシの発音のあとに「そ」というよりも「しょ」というほうが言いやすいからです。
だから、口が「そ」になっているところから「そ」に変わるところをちょっと練習するといいでしょう。
ちなみに「新人シャンソン歌手」ってありますが、「シャンソン歌手」ってどうゆう意味かわかりますか?