ここまで来たら、あともう少し♪
ラストは舌を噛むのも覚悟の上級編です。
「魔術師手術中」
「まじゅつししゅじゅつちゅう」。
コンパクトなフレーズだけど、難しさはかなり高いです。
最初から「まじゅつし」という噛みやすい言葉から始まります。
「まじゅつし」は、「つ」がポイントとなりますが、「ちゅ」と言いそうになってしまう言葉で、普通にあまり意識しないと「まじゅちゅし」と言ってしまいます。
さらに「しゅじゅつちゅう」も「つ」がはっきり発音できないと、「しゅじゅちゅちゅう」になってしまいやすい言葉です。
この二つが連続するので、いかに「つ」を意識してはっきり発音できるかが成功のポイントになってくるでしょう。
それにしても、魔術師が手術すると成功率はどのくらいなんでしょうね。
「骨粗鬆症、訴訟勝訴」
「こつそしょうしょう、そしょうしょうそ」。
「しょう」が連続し、そこに「そ」が加わることでさらに難しさがアップしている早口こ言葉です。
意味はあまりありませんが、「こつそしょうしょう」は普通でも「こつしょしょうしょう」と言ってしまいそうになりますよね。
さらに「そしょうしょうそ」は、「そしょうしょうしょ」って言いたくなります。
この二つがつながって訳が分からなくなると、「そ」と「しょ」の位置が変わってしまうというミスが起こります。
「そ」を意識するようにして練習してみてください。
「茶たばこ飲んで たばこ茶飲む 茶たばこ たばこ茶 茶たばこ飲む」
「ちゃたばこのんでたばこちゃのむちゃたばこたばこちゃちゃたばこのむ」
「ちゃたばこ」「たばこちゃ」を交互に連続して発音するタイプの早口言葉です。
ちなみに、タバコの葉が溶けたお茶を飲むのはかなり健康に悪いです。
たばこの水溶液を幼児が飲むと最悪死亡してしまうくらいの毒性です。
大人であっても、気分が悪くなったり場合によっては病院に行って胃洗浄をしてもらう必要があるくらいですから、
くれぐれも、残ったお茶の缶にタバコを入れて、それを忘れてもう一度それを飲んでしまわないように気を付けましょう。
「赤あぶりカルビ 青あぶりカルビ 黄あぶりカルビ」
「あかあぶりかるびあおあぶりかるびきいあぶりかるび」。
「炙りカルビ」なんてとってもおいしそうですが、「赤炙りカルビ」って何なのでしょうか?
さらに怖いのは「青炙りカルビ」と「黄炙りカルビ」で一体何で、どんな味付けのカルビなのか気になります。
でも、これは早口言葉ですからきっと意味なんてないのでしょうね。
「あぶりかぶり」だけではそれほど難しくはないフレーズですが、それが少しづつ変化しながら連続していくと、「かるび」が「かびる」「かぶり」とかになってしまいます。
「カルビ」を正確に発音できるように意識することがポイントになってきますね。