締め色と中間色でグラデを意識
アイシャドウを塗る時は、まず一番薄い色をアイホール全体に広げます。
次に濃い色を目の際から広げていき、グラデーションを作っていきます。
一番濃い色は、目の際にラインを引くように入れ、二重幅程度までぼかします。
また、目尻にもブラウンのアイシャドウを入れると、タレ目効果があって、優しい印象になるでしょう。
目の際から外側に向かって、色味が薄くなるようにグラデーションを作ることで、まぶたとの繋がりを保つことができます。
そうすると、まぶたまでが目の一部として認識され、目が大きく見えるのです。
アイホールの形に沿って
また、アイシャドウは、アイホールの形に沿って入れるのが基本です。
その中で、目尻側の色味を濃いめにすれば、キリッとした印象に、中央を濃いめにすれば、クリっと丸い目の印象を作ることが出来ます。
アイホールのカタチを意識するのは、見えない眼球部分も目の一部として、強調させる効果があるからです。
2.アイラインをしっかり引く
目が小さい人が、目を大きく見せるためには、目を強調させなければなりません。
そのために無くてはならないのが、アイラインですね。
アイシャドウだけでは、ぼやっとした印象になってしまいます。
アイラインで引き締めることで、よりパッチリした目の印象を持たせることが出来るのです。
また、二重まぶたの人の場合、目の上にラインが2本出来るので、目が強調されて大きく見せる効果があることを、先にご説明しましたよね。
アイラインをしっかり引くというのも、これと似たような効果を生み出します。
目の上のラインに幅や濃さを出し、目を強調させるのです。
さらに、しっかり太めにアイラインをひけば、ラインの幅も出て、その分目を大きく見せることが出来ます。
目力も生まれ、目を印象的に見せることに繋がるのです。
また、アイラインの引き方で、目の印象も変わってきます。
大きく見せる効果以外に、黒目を強調させたり、横幅を出したり。
目尻のラインの引き方で、つり目やタレ目の印象を持たせたりと、アイラインひとつで、かなりの印象操作が出来るのです。
目尻より長めに引く
まず、目尻よりも長めにアイラインを引くことで、目の横幅を作り出すことが出来ます。
横幅が広がれば、それだけ目を大きく見せることが出来ますよね。
特に、目尻側の白目が狭い人は、目尻より長めにアイラインを引くと、目のバランスが良くなります。
際を大きく見せることで、目がパッと開いた印象にもなるんですよね。
目頭側にもラインを引く
また、目の横幅を持たせる効果として、目頭を切開するという整形手術がありますが、これもアイラインで、同じような効果を持たせることが出来るのです。
アイラインというと、目尻側ばかりに気が行ってしまいがちですが、目頭側にも少しアイラインを入れると、横の広がりを持たせることが出来ます。
特に、右目と左目の間の幅と、目の幅の比率が理想値より離れている人は、目頭にアイラインを入れることで、両目の間の幅が狭まり、バランスを整える効果もあります。
それに、目頭にラインを入れると、キリッとした目に見え、より印象的に見せることも出来ますよ。
気持ち太めに引く
目を全体的に大きく見せたい人は、アイラインを、気持ち太めに引くように意識してみましょう。
特に黒目を大きく見せ、丸い目を作りたい場合は、黒目の上の部分をうっすら太めのラインにすると、黒目を大きく見せる効果を持たせられます。
縦幅が狭いことが気になっている人は、アイラインの中央を太めに引いてみて下さい。
もちろん、やりすぎると不自然になるので、“気持ち太め”という意識を忘れずに!
ナチュラルに仕上げるには、リキッドアイライナーよりもペンシルアイライナーのほうがおすすめです。