あなたは、結婚と恋愛の違いを知っているでしょうか?「そんなの知ってるよ!」と思う方もいれば、
「言われてみれば、ちゃんと考えたことなかったな・・・」と思う方もいるかもしれません。
結論、結婚と恋愛は全く違うものです。
では、どんな風に違うのでしょうか?
この違いを知らないまま、恋愛の延長で結婚してしまうと、結婚生活が長続きせず、離婚…なんてことにも成りかねません。
ですので、今回の記事では、「結婚と恋愛の違い」や
「男性がパートナーに求めるもの(恋愛編&結婚編)」「女性がパートナーに求めるもの(恋愛編&結婚編)」などについてご紹介していきます。
この記事を読むことで、結婚と恋愛の違いを知ることができ、恋愛も結婚も上手く運ぶコツを掴むことができるでしょう。
そもそも違いってあったの?
恋愛と結婚。
そもそも違いは、あるのでしょうか?その答えは、イエスです。
恋愛と結婚は、似た部分も多くありますが、全く違うものです。
では、具体的にどんなところが違うのでしょうか?その差は、なんなのでしょうか?それをお伝えしていきます。
相手に求めるものが違う
恋愛と結婚の違いの1つ目。
それは、相手に求めるものが違うことです。
では、恋愛ではどんなものを求めるのでしょうか?結婚ではどんなものを求めるのでしょうか?こちらについてお話していきましょう。
恋愛に求めるもの
多くの人が、恋愛に求めるもの。
それは、刺激です。
誰もが、刺激的な感情を恋愛を求めています。
刺激な感情とは、「ドキドキ感」や「ワクワク感」のことを指します。
たとえば、好きな人と一緒にいると緊張して話せなくなってしまう…。
たとえば、好きな人からラインやメールが来ただけで、うれしくて仕方なくなってしまう…。
たとえば、好きな人とキスしたとき、ドキドキが止まらなくなってしまう…。
これは、全て刺激的な感情です。
多くの人は、恋愛にこの刺激的な感情を求めているのです。
では、なぜ、恋愛に刺激を求めるのでしょうか?それは、刺激的な感情は高揚感と直結しているからです。
高揚感とは、気持ちが非常に興奮した感覚のことを指します。
たとえば、あなたが男性ならば、ずっと欲しかった新車に初めて乗車したとき、高揚感を感じるかもしれません。
あなたが女性ならば、ずっと憧れていた男性アイドルを生で見たとき高揚感を感じるかもしれません。
とても美味しい食事をしたときにも、買い物を満喫したときにも、ランニングハイになったときも、そして、麻薬を使ったときにも、えも言えぬ高揚感を味わうことができるでしょう。
そう、高揚感とは麻薬のように中毒になってしまうほど、依存性が高いものなのです。
だから、恋愛依存体質になってしまう人もいるのです。
あなたも、1度は経験があるのではないでしょうか?好きな人の顔を見た瞬間、とても嬉しい気持ちになったことが。
それは、まさに高揚感を味わっているのです。
結婚に求めるもの
多くの人が結婚に求めるもの。
それは、安心感です。
これは、「癒し」とも言い換えることができるでしょう。
安心感とは、具体的には「ほっとできる気持ち」「心が穏やかになる気持ち」こんなものを指します。
では、なぜ、恋愛では刺激を求めるのに、結婚では安心感を求めるのでしょうか?それは、恋愛での刺激を結婚では、もう求めていない場合がほとんどだからです。
一般的には恋愛を経て結婚に至ります。
その恋愛の期間は、平均2年~3年と言われてます。
2年~3年恋人関係を続けると、ほとんどのカップルはマンネリ状態を経験します。
そうです。
同じ相手の場合、慣れが生じ刺激(高揚感)を感じにくくなるのです。
そのため、別れてしまうカップルもたくさんいます。
ですが、中には慣れが安心感に繋がり、「この人となら、どんな自分も包み隠さず出すことができる」と唯一無二の特別なパートナーになっていくこともあるのです。
この状態になったとき、カップルは結婚を選ぶのです。
ほとんどのカップルは、刺激を感じている時に結婚したい(ずっと一緒にいたい)と思うのではなく、安心感や癒しを感じたとき、結婚したいと感じるのです。
もちろん、カップルによっては、刺激を感じている状態の中、勢いで結婚するカップルもいます。
よく芸能人が出会って数日や数カ月で電撃入籍!なんて報道がされていますね。
これは、あまりにも強すぎる刺激を感じてしまい、周りが見えなくなり「この人しかない!」と感じてしまうからでしょう。
多くの人が結婚に求めるもの。
それは、安心感なのです。
お金のかかり方が違う
恋愛と結婚の違いの2つ目。
それは、お金のかかり方が違うことです。
お金のかかり方とは、出費の金額のことです。
これは、もうあなたもお気づきだと思います。
恋愛の場合は、デート代、プレゼント代、自分を着飾るためのお金、携帯代。
出費と言えば、これくありではないでしょうか。
ですが、結婚の場合はどうでしょうか?結婚式、毎月の家賃、家を購入するのならその代金、食費、光熱費、子供が生まれたのなら出産費用。
さらに、学費。
まだまだあります。
結婚は、恋愛と違い、生きるためにかかる費用すべてが必要となるのです。
それぞれが背負う責任感が違う
恋愛と結婚の違いの3つ目。
それは、それぞれが背負う責任感が違うことです。
恋愛の場合は、1対1。
個々の問題です。
親や親族が関わることは、ほとんどありません。
関わったとしても、友人くらいでしょう。
そのため、自分以外迷惑をかける人が少ないため、すぐに別れを決断することもよくあることです。
この話からも分かるように、恋愛に関しては大きな責任感を感じている人はほとんどないのです。
ですが、結婚の場合はどうでしょうか?結婚の場合、親、親族、友人、上司、部下。
さまざまな人の前で2人の関係をさらすことになります。
しかも、「一生を共にします!」と全員の前で誓い、婚姻届けに判を押すのです。
そうなると、ちょっとやそっと嫌な部分があったからと言って「じゃあ、離婚しましょう」とは言えないものです。
また、子供が生まれようものなら、自分の軽い気持ちだけで別れを決めることはできません。
子供の人格にまで関わってくることなのですから。
結婚は、相手の人生に大きな影響を与えてしまうことであり、大きな責任が伴う行為なのです。
浮気してしまったら
この責任感の違いから、恋愛の方が浮気をしやすいのです。
恋愛期間中に浮気をしても、法律で罰せられることはないのですから。
恋愛期間中は、あくまでも自由恋愛。
自己責任なのです。
ですが、結婚している場合の浮気は、恋愛と全く違います。
夫や妻の浮気が原因で、離婚に至ってしまった場合、慰謝料が発生するケースも珍しくありませんね。
別れようとしたら
また、別れようとした場合も、恋愛と結婚では大きく変わってきます。
恋愛の場合は、「別れよう」この一言で、ことが済みます。
たとえ、揉めたとしても法律が介入することはありません。
ですが、離婚となると話は変わってきます。
財産分与、親権の問題、相手が離婚に応じない場合は、弁護士を挟むこともあります。
別れひとつとっても、恋愛と結婚は全く違うと言えるのです。
相手の家族と家族になるかならないか
恋愛と結婚の違いの4つ目。
それは、相手の家族と家族になるかならないかです。
恋愛の場合は、いくら恋人の家族と仲が良くても、法的に家族と認められているわけではありません。
あくまでも、他人です。
ですが、結婚の場合はどうでしょうか?そもそも、苗字が変わるケースがほとんどで、夫だけでなく夫の家族と自分の家族も「同じ親族」となるのです。
そして、相手方の両親を「お義母さん」「お義父さん」と呼ぶようになるのです。
全くの赤の他人と家族になる。
これが結婚なのです。
【義父との付き合い方については、こちらの記事もチェック!】
継続的な努力が必要かどうか
恋愛と結婚の違いの5つ目。
それは、継続的な努力が必要かどうかです。
もちろん、恋愛も良い関係を続けたいのなら継続的な努力は必要でしょう。
ですが、結婚の場合、その継続の長さは恋愛の比ではありません。
一生なのですから。
大袈裟でなく、死ぬまで一緒にいる人なのです。
毎日毎日、嫌でも顔を合わせます。
良い部分だけでなく嫌いな部分もたくさん見えてくるでしょう。
それでも、一緒にいるのです。
仲良く添い遂げるためには、やはり継続的な努力は必ず必要になってくるのです。
では、具体的に継続的な努力とは、どんなものなのでしょうか?それは、普段から相手への感謝を忘れない気持ちだったり、
夫妻とも異性としての気持ちを忘れない気持ちだったり、お互いを尊重し合う心だったり、思いやりだったり。
こういう些細な心掛けがあるかないかで、長く一緒にいられるかどうかが決まってしまうのです。
パートナーに求めるものも違う
ここまで、恋愛と結婚の違いについて話してきました。
この違いを理解したならば、もう1つの違いをご紹介しておこうと思います。
それは、「恋愛と結婚は、パートナーに求めるものも違う」ということです。
男性がパートナーに求めるのも:恋愛編
ここでは、男性がパートナーに求めるもの(恋愛編)についてご紹介していきます。
3位、スタイルがイイ
男性が恋愛のパートナーに求めるもの第3位は、スタイルの良さです。
恋愛の場合、男性は女性にスタイルの良さを求めます。
スタイルが良いとは、胸が大きかったり、ウエストが細くくびれていたり、足が細かったり。
このようなことです。
やはり、男性はスタイルが良い女性に惹かれる傾向があります。
(特に、恋愛の場合は)これは、もはや男性の本能としか言いようがありません。
2位、性格が似ている
男性が恋愛のパートナーに求めるもの第2位は、性格が似ていることです。
性格が似ているとは、好きなものが同じ、嫌いなものが同じ、笑いのツボが合うなどなど。
価値観が合う女性を恋愛のパートナーに選びたい男性は、とてもたくさんいます。
当然ですね。
性格が似ていると、話が合い、一緒にいて楽であり楽しい時間が過ごせることは目に見えているのですから。
このことから、趣味が同じ相手や価値観が合いやすい同郷の相手は、カップルになりやすいとも言われているのです。
1位、一緒に居て楽しい
男性が恋愛のパートナーに求めるもの第1位は、一緒に居て楽しいことです。
これは、会話が楽しいことはもちろん、どこに行っても楽しめる相手のことを指します。
たまに、面白い映画を観たはずなのに、相手に気を遣い過ぎて疲れてしまうデートがあります。
「これなら、1人で見た方が気楽だった・・・」なんて思うようなデートをしたことがある方もいるでしょうし、
駅前で別れた瞬間、どっと疲れが出て思わずため息をついた経験がある方もいるでしょう。
一緒に居て楽しい相手とそうでない相手は、必ず存在します。
これは、価値観の不一致もありますが、コミュニケーション能力が高いか低いかも大きく関係しています。
コミュニケーション能力が高い相手と一緒にいると、疲れることはありませんし、一緒にいて楽しいと感じることができます。
ですが、コミュニケーション能力が低い相手といると、どっと疲れてしまうのです。
また、相手の能力だけでなく、あなた自身コミュニケーション能力が低い場合は、相手に「一緒に居て楽しい人」と思われていない可能性は高いでしょう。
男性がパートナーに求めるもの:結婚編
次に、男性がパートナーに求めるもの(結婚編)をご紹介していきます。
3位、価値観が似ている
男性が結婚のパートナーに求めるもの第3位は、価値観が似ていることです。
結婚の場合、価値観の相違は致命的です。
なぜなら、生活を共に過ごす相手だからです。
価値観と言っても、その種類はさまざまです。
金銭の価値観、食の価値観、子育てへの価値観、両親への価値観、仕事への価値観…。
いろいろな価値観があります。
この価値観が、大きくズレてしまうと相手のやることなすことイラっとしてしまい、同じ空気を吸うことすら嫌になってしまうこともあるのです。
男性も、もちろんそれに気付いています。
2位、金銭感覚が似ている
男性が結婚のパートナーに求めるもの第2位は、金銭感覚が似ていることです。
金銭感覚は、結婚生活をする上で、非常に重要な価値観になります。
たとえば、パートナーと食事に出掛けたとします。
帰りに雨が降ってきました。
相手は、「タクシーで帰ろう!」と言っています。
でも、あなたは「タクシー代が勿体ないから電車で帰った方が良い」と思っています。
さて、あなたならどうするでしょうか?
金銭感覚に差があると、ちょっとした行動や言動にも食い違いが起きてしまい、どちらか一方が我慢することとなりストレスを溜め込んでしまうのです。
この些細な金銭感覚の差が、積もり積もって最終的に取り返しのつかない事態へと発展してしまうのです。
1位、性格が似ている
男性が結婚のパートナーに求めるもの第1位は、性格が似ていることです。
「性格が似ている=価値観が似ている」ことです。
「価値観が似ている=一緒にいて喧嘩にならない」「同じものを見て感動したり笑ったりできる」「お互いの気持ちを分かり合うことができる」。
価値観が似ていることは、メリットしかないと言っても過言ではないのです。
では、逆に性格が似ていない場合は、どうでしょうか?「性格が似ていない=価値観が違うこと」です。
「価値観が違う=よく喧嘩になる」「同じものを見ているのに一方だけ感動している」「一方だけ笑い、一方はムスッとしている」「お互いの気持ちが分かり合えない」このようなことが起こってしまうのです。
最近、年齢差婚が多く取り上げられています。
年齢差婚でうまく行っている夫婦は、年齢は違えど、価値観が合っているからのか、どちらか一方が相手の価値観に合わせることができる心の余裕を持っているのでしょう。
女性がパートナーに求めるもの:恋愛編
ここからは、女性がパートナーに求めるもの(恋愛編)についてお話していきます。
3、会話内容が楽しい
女性が恋愛のパートナーに求めるもの第3位は、会話内容が楽しいことです。
女性は、話すことが大好きです。
話をすることで、ストレスを発散していると言っても過言ではありません。
だから、女性が話せない状態(友人が少ない場合や周りに離せる友人がいない場合)に陥ってしまうと、鬱になってしまう傾向が強いのです。
海外留学に行き、ホームシックにかかってしまうのもこのせいです。
それほど、女性にとって会話することはとても重要なことなのです。
その会話が楽しくなければ、恋愛は成立するでしょうか?答えは、NOです。
お笑い芸人が、女性にモテるのもこの理由からですね。
2、ファッションセンスがイイ
女性が恋愛のパートナーに求めるもの第2位は、ファッションセンスが良いことです。
女性は、男性の外見をとても気にします。
これは、自分の彼氏にはカッコよくいて貰いたい気持ちもありますが、その多くは、「ダサい男性と歩きたくない」「友達にダサい彼氏だと思われたくない」という気持ちからきています。
女性は、男性よりもファッションに敏感です。
女性の方が、見た目で判断される場面が多いからでしょう(メイクをするのも女性だけですね)。
ファッションに敏感だからこそ、異性のファッションにも敏感になってしまうのです。
また、女性は「ファッションセンスが合う=価値観が合うかもしれない」と考える傾向もあります。
同じブランドを好きなのだから、「趣味趣向が似ているのかもしれない!」と思い、「この人となら、うまく行くかも?」と妄想を巡らせているのです。
1、清潔感がある
女性が恋愛のパートナーに求めるもの第1位は、清潔感があることです。
ということは、「恋愛対象かも?」と感じた瞬間、自分の体に触れるかもしれない男性だと認識します。
そんな男性の爪が真っ黒だったら女性はどう思うでしょうか?そんな男性の鼻毛が出ていたら、女性はどう思うでしょうか?そんな男性の口臭が臭かったら、女性はどう思うでしょうか?
当然、「キスしたくない!」「体に触られたくない!」と拒絶反応を起こしてしまうのです。
いわゆるドン引きというものです。
女性は、妄想が得意です。
ですので、靴がボロボロ過ぎたり、シャツが極端にシワだらけだったり、職場のデスクが極端に汚いと、「部屋も汚そう?」「洗濯していなさそう?」と不潔なイメージを膨らませてしまいます。
そして、最終的に「不潔な男性は、恋愛対象に見られない…」とあなたを恋愛対象から外してしまうのです。
女性がパートナーに求めるもの:結婚編
ここからは、女性がパートナーに求めるもの(結婚編)についてお話していきます。
3位、安定した収入がある
女性が結婚のパートナーに求めるもの3位は、安定した収入があることです。
たとえば、メスゴリラ。
メスゴリラは、オスゴリラに何を求めるか分かりますか?それは、力です。
自分や子供を敵から守ってくれる力があるオスに惹かれるのです。
では、人間の女性が男性に求めるものは何でしょうか?自分や子供を守ってくれるものとは、なんでしょうか?それは、経済力です。
安定した経済力が、自分や子供を守ってくれるものだと女性は本能的に気付いているのです。
だから、ほとんどの女性は男性よりも現実的なのです。
特に、子供を産んだ女性は、より現実的に物事を考えますので、より収入面にシビアになっているのです。
2位、思いやりがある
女性が結婚のパートナーに求めるもの2位は、思いやりがあることです。
思いやりと言っても、とても抽象的ですよね?なぜ、この「思いやり」が、女性が結婚パートナーに求めるものの第2位に入ったのでしょうか?(男性には入っていませんでした)
その理由は、女性の特徴からきているのかもしれません。
女性は、ほんの些細な言動で一喜一憂することが多くあります。
男性よりも、感情の起伏が激しいのです。
だからこそ、思いやりのない冷たい言葉に傷つきやすく、そのような言動が続くと「一緒に生活していくのは無理…」となってしまうのです。
男性は、「言わなくても、俺が大事に思っている気持ちに気付いてくれよ」と思いがちです。
これは、結婚生活が長くなればなるほど、男性が考えがちなことです。
ですが、女性にしてみれば、言葉で言われなければ気付かないことも多くあるのです。
たとえば、毎日の食事。
たまに「美味しかったよ」と一言あるのとないのでは、毎日作っている女性にとっては大違いです。
この小さな思いやりがある男性とは、「結婚生活が長続きする…」「ずっと一緒に仲良くやっていくことができる…」女性は、それに気付いているのです。
1位、性格が似ている
女性が結婚のパートナーに求めるもの1位は、性格が似ていることです。
これは、男性の1位と同じ結果になりましたね。
前述でも記した通り、「価値観が似ている=一緒にいて喧嘩にならない」「同じものを見て感動したり笑ったりできる」「お互いの気持ちを分かり合うことができる」。
価値観が似ていることは、メリットしかないと言っても過言ではありません。
では、逆に性格が似ていない場合は、どうでしょうか?「性格が似ていない=価値観が違うこと」です。
「価値観が違う=よく喧嘩になる」「同じものを見ているのに、一方だけ感動している」「一方だけ笑い、一方はムスッとしている」「お互いの気持ちが分かり合えない」このようなことが起こってしまうのです。
男女ともに、結婚となると、やはり外見よりも内面重視で選ぶのでしょう。
恋愛と結婚は似て非なるもの
恋愛と結婚は一見似ているように思いがちですが、全く別物です。
そのことに、あなたがまだ気づいていないのなら、今すぐ気づいてください!
恋愛は”今”、結婚は”未来”が重要
恋愛は、「今」がメインです。
今この瞬間、話す会話、起こる出来事、行く場所。
このようなものがメインで進んでいきます。
そして、お互いに「今」この瞬間を一番大事にしています。
なぜなら、先々のことを真剣に向き合って考える理由が、そもそも恋愛には無いからです。
「今が良ければ、それで良い」こんなスタンスで行うもの。
それが恋愛です。
それに比べて結婚は、「未来」がメインです。
「子供が生まれることを見越して、広い部屋に引っ越しをしておこう!」
「老後のために、今から2人で貯金しておこう!」
「結婚式のために、今から2人で計画しておこう!」
このように、2人の思考は今ではなく「未来」を向いていることがほとんどです。
これは、どちらが悪いとか良いとかいう話ではありません。
そもそも、恋愛と結婚は重要な部分が全く違うのです。
恋愛は”自分”、結婚は”家族”が中心
恋愛は、「自分」が中心です。
男性でも女性でも、自分のことを第一に考える方がほとんどです。
いくら相手を思いやっていたとしても、最後は自分のことを考えなければなりません。
なぜなら、別れてしまった場合、その相手はあなたを助けてくれないからです。
あなたが病気になったとしても、仕事や今付き合っている恋人を裏切ってまで、あなたの世話をしてくれることはないからです。
これは、仕方のないことです。
別れたのですから。
誰も悪くありませんし当然のことです。
恋愛の場合、最終的に自分のことを優先して考えなくてはならない状態になってしまうのです。
(相手と婚約していたり、結婚を前提にしている場合は除く)
ですが、家族は全く違います。
家族が病気になれば、仕事を休んででも看病に行くでしょう。
寝不足になったとしても、病院に通うでしょう。
また、あなたが男性なら、どんなに仕事が辛くても家族のために我慢して働くかもしれません。
独身時代なら、とっくに転職していたところを家族のためにぐっと堪えることもあるでしょう。
結婚は、自分がどうしたいかよりも、家族がどうなるかを先に考えるものなのです。
2人で家族を守っていく。
それが結婚なのです。
そして、恋愛は、結婚にはない自由があり、守るべきものがない(義務がない)状態と言えるのでしょう。
恋愛は”イベント”、結婚は”日常”
恋愛は、「イベント」です。
「一大イベント=非日常な体験」と言っても良いのではないでしょうか。
恋愛をすると、PEAというホルモンが脳内に分泌されます。
このホルモンは、恋愛ホルモンと呼ばれており、好きな人と会ったりドキドキすると気持ちが高揚していく感覚を起こすものだと言われています。
ようするに、恋愛状態は、普段落ち着いているとき脳内に出ることのない異質な恋愛ホルモンが発生し、非日常な状態を作り出しているとも言えるのです。
それに比べて、結婚はイベントではなく「日常」です。
幸せな結婚生活が日常的に続くと幸せホルモンと呼ばれるオキトシンが脳内に分泌されます。
このホルモンは、情緒を安定させ、愛情を産むホルモンとも呼ばれています。
母体を助け、母乳の分泌を促し、子供を守るために必要な愛情を脳に感じさせる効果があると言われているのです。
日々のささやかな幸せや、子供や夫・妻を見たときの安心感は、一大イベントよりも「日々の日常」の中から生まれるものなのです。
そして、そんな日常の安心感を生むもの。
それが結婚生活なのです。
恋愛は”刺激”、結婚は”安心”を求める
恋愛は、刺激を求めるものです。
これは最初にも話したことですね。
刺激的な行動(サプライズや初体験など)からくる高揚感が、恋愛の醍醐味と言えるでしょう。
また、「好きな人から連絡が来ない…」「嫌われたかもしれない…」こんな不安も含め、恋愛の醍醐味と言えるのでしょう。
情緒不安定な状態を楽しむもの。
それが恋愛なのかもしれません。
それに比べ、結婚は安心を求めるものです。
気持ちの浮き沈みが激しいものではなく、刺激は少ないが、その分気持ちの浮き沈みがなく安定している状態。
安心感、癒しを感じることができる状態。
それが結婚の理想なのかもしれません。
恋愛は”お互いだけ”、結婚は”相手の家族”と付き合う
恋愛は、「お互いだけ」で完結します。
男と女。
あなたと相手。
この2人で完結するものです。
その間に、無理やり入ろうとする親や友人はほとんどいないでしょう。
ですが、結婚は違います。
あなたとパートナー。
そして、あなたの家族と相手の家族。
その全員と付き合うことになります。
新しい家族が生まれるということです。
恋愛のように、2人だけの関係で完結することがなくなるため、結婚の状態を「煩わしい」と思う人もいれば、「新しい家族ができた」と喜ぶ人もいるでしょう。
どちらにも、メリットとデメリットが存在します。
恋愛は、わずらわしさがなく自由気ままな人には良いですが、その反面、家族の絆がないため簡単に破局する可能性が高いでしょう。
結婚は、恋愛とは逆に家族の絆があるため、あなたを助けてくれる人が周りにたくさんいたり、簡単に破局することが起こりにくいでしょう。
その反面、人間関係で面倒と感じることもあるでしょう。
恋愛は”デート代”、結婚は”生活代”が必要
恋愛は「デート代」が必要です。
デート代を負担するのは男性が多いでしょう。
また、あなたが学生なら、割り勘にすることもあるでしょう。
デート代は、高くても3万円前後が平均と言われています。
(旅行は除く)
ですが、結婚は「生活代」がすべて必要になります。
女性が専業主婦になる場合は、男性が養うことになり、共働きなのであればお互いに生活費を出し合う形になるかもしれません。
恋愛と違い、毎月数十万と必要になってくるため、必要となる金額を比べること自体が可笑しなことなのかもしれません。
それほど、恋愛と結婚は、全く別次元のものだということです。
意外に大きい結婚と恋愛の”差”
いかがでしたか?「恋愛と結婚の差」について、お話してきました。
結婚と恋愛の「差」を理解していただけたのではないでしょうか?結婚と恋愛は、似ているようで全く違うものです。
ただ単純に、恋愛の延長線上に結婚があるため、似ていると思われがちですが、全く違うのです。
もし、あなたが今付き合っている相手と結婚を考えているのなら、まずは「結婚と恋愛は全く違うもの」と認識してください。
その上で、足りないものや補っていく部分があるのなら、2人の関係をより深めながら結婚に繋げてみてくださいね!
また、あなたがこれから結婚相手を探そうと思っているのなら、恋愛感覚で結婚相手を選ばないように注意してください。
くどいようですが、恋愛と結婚は全く別物です。