前述でも記した通り、「価値観が似ている=一緒にいて喧嘩にならない」「同じものを見て感動したり笑ったりできる」「お互いの気持ちを分かり合うことができる」。
価値観が似ていることは、メリットしかないと言っても過言ではありません。
では、逆に性格が似ていない場合は、どうでしょうか?「性格が似ていない=価値観が違うこと」です。
「価値観が違う=よく喧嘩になる」「同じものを見ているのに、一方だけ感動している」「一方だけ笑い、一方はムスッとしている」「お互いの気持ちが分かり合えない」このようなことが起こってしまうのです。
男女ともに、結婚となると、やはり外見よりも内面重視で選ぶのでしょう。
恋愛と結婚は似て非なるもの
恋愛と結婚は一見似ているように思いがちですが、全く別物です。
そのことに、あなたがまだ気づいていないのなら、今すぐ気づいてください!
恋愛は”今”、結婚は”未来”が重要
恋愛は、「今」がメインです。
今この瞬間、話す会話、起こる出来事、行く場所。
このようなものがメインで進んでいきます。
そして、お互いに「今」この瞬間を一番大事にしています。
なぜなら、先々のことを真剣に向き合って考える理由が、そもそも恋愛には無いからです。
「今が良ければ、それで良い」こんなスタンスで行うもの。
それが恋愛です。
それに比べて結婚は、「未来」がメインです。
「子供が生まれることを見越して、広い部屋に引っ越しをしておこう!」
「老後のために、今から2人で貯金しておこう!」
「結婚式のために、今から2人で計画しておこう!」
このように、2人の思考は今ではなく「未来」を向いていることがほとんどです。
これは、どちらが悪いとか良いとかいう話ではありません。
そもそも、恋愛と結婚は重要な部分が全く違うのです。
恋愛は”自分”、結婚は”家族”が中心
恋愛は、「自分」が中心です。
男性でも女性でも、自分のことを第一に考える方がほとんどです。
いくら相手を思いやっていたとしても、最後は自分のことを考えなければなりません。
なぜなら、別れてしまった場合、その相手はあなたを助けてくれないからです。
あなたが病気になったとしても、仕事や今付き合っている恋人を裏切ってまで、あなたの世話をしてくれることはないからです。
これは、仕方のないことです。
別れたのですから。
誰も悪くありませんし当然のことです。
恋愛の場合、最終的に自分のことを優先して考えなくてはならない状態になってしまうのです。
(相手と婚約していたり、結婚を前提にしている場合は除く)
ですが、家族は全く違います。
家族が病気になれば、仕事を休んででも看病に行くでしょう。
寝不足になったとしても、病院に通うでしょう。
また、あなたが男性なら、どんなに仕事が辛くても家族のために我慢して働くかもしれません。
独身時代なら、とっくに転職していたところを家族のためにぐっと堪えることもあるでしょう。
結婚は、自分がどうしたいかよりも、家族がどうなるかを先に考えるものなのです。