しかも、「一生を共にします!」と全員の前で誓い、婚姻届けに判を押すのです。
そうなると、ちょっとやそっと嫌な部分があったからと言って「じゃあ、離婚しましょう」とは言えないものです。
また、子供が生まれようものなら、自分の軽い気持ちだけで別れを決めることはできません。
子供の人格にまで関わってくることなのですから。
結婚は、相手の人生に大きな影響を与えてしまうことであり、大きな責任が伴う行為なのです。
浮気してしまったら
この責任感の違いから、恋愛の方が浮気をしやすいのです。
恋愛期間中に浮気をしても、法律で罰せられることはないのですから。
恋愛期間中は、あくまでも自由恋愛。
自己責任なのです。
ですが、結婚している場合の浮気は、恋愛と全く違います。
夫や妻の浮気が原因で、離婚に至ってしまった場合、慰謝料が発生するケースも珍しくありませんね。
別れようとしたら
また、別れようとした場合も、恋愛と結婚では大きく変わってきます。
恋愛の場合は、「別れよう」この一言で、ことが済みます。
たとえ、揉めたとしても法律が介入することはありません。
ですが、離婚となると話は変わってきます。
財産分与、親権の問題、相手が離婚に応じない場合は、弁護士を挟むこともあります。
別れひとつとっても、恋愛と結婚は全く違うと言えるのです。
相手の家族と家族になるかならないか
恋愛と結婚の違いの4つ目。
それは、相手の家族と家族になるかならないかです。
恋愛の場合は、いくら恋人の家族と仲が良くても、法的に家族と認められているわけではありません。
あくまでも、他人です。
ですが、結婚の場合はどうでしょうか?そもそも、苗字が変わるケースがほとんどで、夫だけでなく夫の家族と自分の家族も「同じ親族」となるのです。
そして、相手方の両親を「お義母さん」「お義父さん」と呼ぶようになるのです。
全くの赤の他人と家族になる。
これが結婚なのです。
継続的な努力が必要かどうか
恋愛と結婚の違いの5つ目。
それは、継続的な努力が必要かどうかです。
もちろん、恋愛も良い関係を続けたいのなら継続的な努力は必要でしょう。
ですが、結婚の場合、その継続の長さは恋愛の比ではありません。
一生なのですから。
大袈裟でなく、死ぬまで一緒にいる人なのです。
毎日毎日、嫌でも顔を合わせます。
良い部分だけでなく嫌いな部分もたくさん見えてくるでしょう。
それでも、一緒にいるのです。
仲良く添い遂げるためには、やはり継続的な努力は必ず必要になってくるのです。
では、具体的に継続的な努力とは、どんなものなのでしょうか?それは、普段から相手への感謝を忘れない気持ちだったり、