「よしなにお伝えください」という使い方をする場合には、そのほとんどが「よろしく」の意味で用いられていることが多いです。
ごくたまにビジネスの場で、下請けの会社に対して後者の意味で「よしなにお伝えください」と言う場合もありますが、「よしなに」の意味を知らない人も増えている時代ですので、ビジネスで何かをお願いする際にはもっと分かりやすい言葉で相手に伝えるのが一般的です。
そのため、あくまでも挨拶の意味として使うことが多いです。
宜しくお伝えください
一般的には「よしなにお伝えください」という場合、その意味のほとんどは「よろしくお伝えください」となっています。
本来「よしなに」を伝えたい相手がこの場にいない場合に、第三者に対して伝言を頼む際に用います。
また使う際には相手との別れ際に言葉を添えることが多いです。
「〇〇さんによろしくお伝えください」という言葉だと、何だか相手に対して偉そうだなと感じてしまう人や、押しつけがましい印象に思えて抵抗があるという人は、あえて「よしなにお伝えください」と伝えることで柔らかい印象にすることができます。
どうぞよしなにお願いします
「どうぞよしなにお願いします」は、「よしなに」という言葉の中でも丁寧な言い方です。
その柔らかな言葉の雰囲気からも、女性がとくに使うことが多いです。
この挨拶は、相手と顔を合わせた際に用いても良いですし、相手に対して何か頼み事をした際には別れ際に用いることもできます。
相手との関係性によっても、使うタイミングが変わってくるのがポイントです。
もしただの挨拶としてではなく、相手に対してお願いごとをする上でこのような言い方をする場合には、顔を合わせて直ぐに述べるのは失礼になりますので、直接頼みごとをした後で使いましょう。
どうぞ宜しくお願いします
「どうぞよしなにお願いします」は、ほとんどが「どうぞよろしくお願いします」という挨拶として用いられることが多いです。
例えば初対面で相手と顔を合わせた際に、自己紹介の後でこの言葉を添えることで、相手にとても丁寧な印象を与えます。
また、「よろしくお願い致します」と言うと堅苦しくなってしまいますが、「どうぞよしなにお願いします」という言い方なら柔らかい印象になりますので、普段使いの敬語としても場の空気を和らげやすいのでおすすめです。
一方で、ビジネスの場での挨拶の場合には、一般的に用いられている「どうぞよろしくお願いします」の方が受けは良いかもしれません。
よしなにお付き合いおねがいします
「よしなにお付き合いお願いします」という言葉は、相手に対して丁寧な言葉で接しながらも、「あなたと仲良くなりたいです」という意思表示がしやすいです。
「お付き合いお願い致します」と言うと堅苦しくなってしまいますし、相手も身構えてしまいやすいですが、「よしなに」を使った言い方をすることで、その堅苦しさを感じさせず、かつ親しげな雰囲気を上手に作り出すことができます。
いかにも真面目でお堅そうな人に「仲良くして欲しい」と言われても、言われた方が気を遣ってしまいますよね。
一方で、柔らかい雰囲気と言葉使いの人に言われたら、自然とこちらも肩の力を抜いて向き合うことができます。
普段使いとしてはとくに「よしなに」を使った言い方をすると場の空気が和らいで良いでしょう。
お付き合い宜しくお願いします
「よしなにお付き合いお願いします」は、そのまま「お付き合いよろしくお願いします」という意味です。
この人と仲良くなりたい、これから関係性を築いていきたいという相手には、最初から「親しくなりたいです」ということをアピールしておくと、相手にも分かりやすいです。
何も言わずにズンズンと相手の心に踏み込もうとすると、相手は「なにこの人!?」と警戒したり不快な気持ちになったりします。
そのため予め親しくなりたいという意思を言葉で表すことも時には重要なのです。
「いきなりお付き合いよろしくなんて図々しいかな・・・」と不安に思う人は、あえて柔らかい雰囲気になる大和言葉で話してみると良いかもしれません。
どうぞよしなに
「どうぞよしなに」という言葉は、相手と顔を合わせた最初の挨拶ですると思っている人も少なくはないでしょう。
しかし実際には、この言葉は文末で使うことが多いです。
会話を楽しんだ後で、最後に「どうぞよしなに」と言葉を添えると、相手には良い印象のままでお別れできる可能性があります。
文末に使う
どうぞ宜しくお願いします。
「どうぞよしなに」は、「どうぞよろしくお願いします」という言葉の意味です。
人によっては初対面の自己紹介の際に使うこともありますが、基本的には会話の最後で用いるようにしましょう。
また、メールや手紙のように文章で相手に伝える際には、文末に一言「どうぞよしなに」と添えることで、柔らかい雰囲気のまま、けれどもしっかりと自分の意思を相手に伝えることができます。