世の中には聞き上手な人、話し上手な人がいますよね。
そのどちらもが社会生活の中で必要とされる人であり、好かれる人でもあります。
逆に、聞き下手な人、話し下手な人もいますが、人間関係の上では少し損をしてしまうところもあるのではないでしょうか。
話し下手な人は、まだ、自分が人前で話す練習をすれば良くなるかもしれません。
友人同士の間での話し下手は、まだネタだと思ってもらうこともできますし、話しているうちに友人の方が慣れてくれるかもしれません。
ですが、聞き下手の場合にはそうはいきませんよね。
話し下手でも聞き上手であれば重宝されますが、聞き下手の人は人から嫌われてしまうこともあります。
時には、人を怒らせてしまうこともあるのです。
ですが、「聞く」というのは「話す」ことと違って訓練も難しいですよね。
それでは、聞き上手な人はどのようなテクニックを利用して話を聞いているのでしょうか。
聞き上手な人が自然と実践しているようなテクニックについてご紹介します。
聞き上手な人が自然と実践する12個のテクニック
聞き上手な人は、どうして聞くのが上手いと思われているのでしょうか。
何か聞き上手だと思われるような秘訣があるのでしょうか。
聞き上手な人は、あまり意識をすることなく人の話を聞いているのに、それが上手だと言われます。
ですが、生来、聞き下手だと言われる人は、そうした人たちが自然と実践しているテクニックを盗むしかありません。
聞き上手な人たちが、自然と身に着けることができるテクニックについてご紹介します。
それらを身につけて、自然と「聞くのが上手い」と思われるように頑張りましょう。
1. 相手の目を見てうなずきながらしっかり聞く
聞き上手の人は、相手の目を見て頷きながらしっかりと聞くことができます。
ただし、相手の目を見るとは言っても、相手が気まずさを感じてしまうような「ガン見」ではありません。
人は、あまり自分のことを見ない人に対しては語り掛ける気がしませんが、逆に、何を言っても自分の方を見ない人の話は聞くことができないのです。
聞き上手の人は適度に相手の顔を見て、しっかりと聞いていますというアピールをすることができます。
また、時折頷いている様子を見せることで、相手に共感しているという態度をとることができるのです。
このことで相手が安心して話すことができるような状態を作るのです。
2. 相手が言ったことをオウム返しして興味を示す
これは、カウンセラーの方が使う「傾聴」というテクニックの中にもある技術です。
相手が言ったことをおうむ返しにするというのは、相手に対して頭の整理を求めることができるテクニックです。
例えば「私は~~で悩んでいるんです」と言った相手に対して、聞き手側は「そうなんですね。
~~が辛いんですね。
それは大変ですね」というおうむ返しをすることで、相手に対してまず、「きちんと聞いていました」ということを主張することができます。
さらに、相手は、おうむ返しをされることで、自分の言ったことを再認識することができます。
自分の言った言葉が他の人の声でもう一度耳に入ることで、きちんと自分の感情や状況を頭の中で整理することができるのです。
また、聞き手の人が共感してくれたという想いを抱くことにもなります。
相槌に困っているという方は、ぜひ、このオウム返しを利用してみてください。
3. 内容に関して随時質問も入れる
内容は聞いているだけではなく、質問を入れることも大切です。