この質問は、面倒くさい深い質問ではなくても大丈夫です。
「~~だったの」という相手に対して、「へぇ。
~~って◇◇のことだよね」や、「~~って何だっけ?」「~~について前も言ってたよね」など、軽い質問だけで良いのです。
相手に質問する形式をとることで、話し手もその後の話がしやすくなるのです。
また、「聞き手が理解を深めるために質問をしてくれた」という感覚になるので、しっかりと聞いていたというアピールをするためにも有効な手段の一つだと言えるでしょう。
4. 相手を褒める
良い聞き手はただ聞いているだけではありません。
相手をきちんとほめることもできます。
褒められると気持ちが良くなってしまうのは、誰でも共通でしょう。
褒められて嫌な思いをするという人はなかなかいません。
例えば、「~~で大変だったから◇◇の対応を取ったの」と言う言葉に対しては、「すごいね、◇◇なんてできるんだ」や「そんな対応取れるなんて大人だよ」「私にはできないや、やっぱりすごいね、◇◇なんて思いつかなかった」など、話題に絡めてさりげなく相手を褒めることで、相手が気持ち良くなってくれるでしょう。
聞き上手な人は、相手を気持ちよくしゃべらせることができますが、雰囲気作りだけではなく、相手自信が「大変だったけれど、褒めてもらえて嬉しい」という気持ち良さを感じてくれるようにすることも大切なのです。
5. 表情豊かに聞く
聞き上手な人は相槌だけではなく、表情でも相手の話に対する興味を表現します。
離している側としては、全く表情の変わらない相手に話し続けるのは辛いものがありますよね。
相手が本当に興味を持ってくれているのかどうかは分からないので、話し続けているうちに何か気まずい思いをしてしまうこともあるでしょう。
聞き上手の人は、話し手がそんな思いをしないように、自然と表情を作って、相手に「聞いていますよ」「興味がありますよ」と言うサインを送るのです。
相手の表情が話題にあったものであれば、相手も安心して話し続けることができるでしょう。
聞き上手だと言われている人が、相手の話を聞いているときにどのような顔をしているのか見れば、何となく聞き上手の人が作っている表情が分かるのではないでしょうか。
決して大袈裟に顔を歪めたりすることなく、基本的には穏やかな笑顔ですが、その中に驚きや悲しみ、共感、笑いを浮かべることができるのが聞き上手の特徴だと言えるでしょう。
6. 相手を思いやる発言をする
聞き上手の人は相手を思いやる発言をすることもできます。
相手から気づかってもらうことができると、つい、相手からの共感をもらうことを求めて、愚痴や悩み事も離してしまいますよね。
聞き上手の人は、相手がそういったことを求めていることを察知して、相手のことを思いやる発言をすることができます。
嫌見なくそういったことができるのは、一種の才能だと言えるでしょう。
7. 好奇心旺盛な態度
好奇心旺盛な態度を見せている人相手には、何を話しても大丈夫だという雰囲気になるでしょう。
相手が気持ち良く自分の話を聞いてくれるであろうことが分かっていると、自分が話したいと思っていることを話すことができます。
相手に気を遣って自分の話したいことが話せない時もあるでしょう。
聞き上手の人は好奇心旺盛な様子を見せているので、どんな話にでも乗ってくれることが分かっています。
そのため、話し手の人が、話題を投げかけやすいという特徴があるでしょう。
8. 沈黙の時間を作らない
聞き上手な人は、沈黙の時間を作らないように配慮するでしょう。
会話の途中で話が途切れることがあると、妙に気まずい沈黙が流れたように感じてしまいます。
沈黙を破るのが誰であるのか、どんな話で沈黙を破れば良いのかと、沈黙が訪れるたびに嫌な気分になってしまうことが多いでしょう。