例えば、相手の声が高くなったところなどは、相手が興奮しながら話しているところです。
そういったところは話の盛り上がるところなので、注意して聞いておくようにすれば、きちんと話の内容も分かりますし、相手が本当に聞いてほしかった場所を聞くこともできますよ。
3. 人の話しに全く興味を持てない
人の話に全く興味を持てないというのは、聞き下手な人にはありがちなことです。
これを直すのは本当に難しいですね。
聞き上手のためのテクニックを身に着けたとしても、相手の話に興味を持つためのテクニックはありません。
ですが、聞き上手な人が必ずしも相手の話に興味を持っているわけではないのです。
聞き上手な人ができるのは、ただ、相手の話を集中して聞き、相手が気持ち良いと思っているタイミングで相槌を打つことだからです。
人の話に全く興味を持てない時には、無理に相手の話していることを記憶にとどめる必要はありません。
相手の話していることを時に復唱しながら相槌を打ってあげるなど、熱心に聞いている姿勢を作れば良いだけの話です。
あからさまにつまらないという顔をしているのが問題なので、全く相手の話に興味を持てないことが問題なのではありません。
4. 自分の考えで横槍を入れる
聞き下手の人の中には、話を聞くのが苦手なのではなく、話に横やりを入れる癖が最悪であるというひともいます。
聞き上手な人は、話し手の人の話の腰を折ることはしません。
また、話している人が何を求めているのかが分かるので、相手が共感を求めているときには、しっかりと相手に共感をすることができます。
相手の話に相手が望んでもいないような横やりを入れることはないのです。
横槍を入れると、相手が話の腰を折られ、しかも、望んでもいない反論をされて不愉快に感じます。
また、話を聞いてくれる気がないというようなサインだと受け取ってしまわれることもあります。
反論したいこともあるかもしれませんが、まずはぐっと黙って、相手の気持ちに共感しながら聞いてあげることが第一です。
その上で、相手の話が終わってから、やんわりと反論や意見を言ってあげると、開いても受け入れやすいのではないでしょうか。
さいごに
いかがでしたか?
世の中には聞き上手と聞き下手がいて、その中でも聞き上手のテクニックを自然と身に着けている人は、天性の「良い聞き手」であると思われます。
ですが、努力次第で普通の人でも聞き上手になることはできますし、聞き下手な人が自分の聞き下手を直すこともできるのです。
聞き上手な人はやはり世間では得をすることが多いでしょう。
どうせなら、良い「聞き手のテクニック」を身につけて、社会の中でも重宝される人間になりたいですよね。
聞き手のテクニックは、最初は気を付けることが多すぎて困ってしまうかもしれませんが、慣れていくうちに自然とできるようになっていきます。
最初は難しいかもしれませんが、テクニックを身に着けて、自然と「生来の聞き上手な人」に見えるようになると良いですね。