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本を読む人は頭がいい?その効果やど...(続き2)

しかしそうでもないのです。

少し悪い言い方をすると、本を読むことは「現実逃避」もできます。

日常の煩わしい事がある人こそ読んでもらいたいのです。

思い返してほしいのです、もしかしてあなたは本を読まなくなってから、日常がつまらないと感じるようになったのではないでしょうか。

あなたが本を読んでいた頃を思い出してください。

その頃は輝いていませんでしたか。

何故本を読まなくなったかがわかれば、またあなたが本を読むかもしれません。

少し探ってみましょう。

ネットやテレビの普及


テレビが普及されたのは昭和35年、冷蔵庫、洗濯機、テレビという家電の「三種の神器」が一般家庭に置かれるようになりました。

この頃、大人も子供も茶の間に集まりプロレスや相撲などを見て楽しんでいた頃です。

この頃はまだテレビという娯楽があったものの、本から離れる人は少なかったようです。

それから何年か経ち、昭和40年代50年代にアニメなどがテレビで流れるようになってから教育界や評論家から「このままでは子供が本を読まなくなる」と警鐘されるようになりました。

それでもここくらいはまだ皆この警鐘に対して、他人ごとくらいにしか思っていませんでした。

何十年後かに本を読まなくなる人が増えるなんて夢にも思っていなかったと思います。

その決定的な理由の中にネットの普及があります。

いまや子供から大人まで、ネット環境下にいない人はあまりいないでしょう。

生きる情報をみなネットから得ようとしていますし、本も紙媒体ではなくてデジタル化されネットで読めるようになりました。

特にこのデジタル化は本離れを多くしたようです。

活字が苦手

私、活字が苦手なのよね…。

と思っている人は多いと思います。

しかし、活字の何が苦手なのか原因を考えたことはありますか。

これ、「何となく苦手」だと思っている人も必ず原因があります。

こんな経験はありませんか、特にむずかしい内容の本でもないのに頭に全く入って来ないなんてこと。

これは単純に自分には関係ない情報だと頭の中で思っている場合があります。

また、誰かに薦められて手にとってみたはいいけど本当はあまり興味がなかったなども理由に挙げられます。

この理由に似たもので、読まなきゃいけなくて読もうとしている場合があります。

例えば、苦手な科目のレポートを書かなければいけない時に読み進めなければならない本などを義務で読もうとすると、集中できなくなる場合があります。

この解決方法は、まずは自分が興味ある内容のものを読むのが良いでしょう。

まったく活字が苦手という人は雑誌の活字で慣らすとよいです。

その内容に難しさなどを求めなくてもいいです。

まずは慣れることが大事なのです。

マンガの方が面白い

本を読むより、漫画の方が面白いのは当然です。

漫画は絵なので分かりやすいし、描いてある表情などから気持を知ることもできます。

…しかし、ここまでです。

何がここまでかというと、絵として背景、表情、感情がそこに全て書かれているので、人間の想像はそこでストップされてしまうのです。

それ以上想像が膨らむことはありません。

しかし活字は違います。