エンジン開発者の佃は研究所を辞めて、父親の会社である佃製作所の社長に就任するが、そこにいてもまた彼にトラブルが彼を襲う。
大手メーカーが彼の会社の部品に目を付けて理不尽な特許侵害で訴えられることに…。
日曜のドラマにもなっていましたよね。
ドラマもハラハラドキドキしましたが、原作の方も同じく楽しく飽きくることなく読み進められますよ。
この小説で楽しく読めた人はきっと、同じ著者の池井戸潤の作品「オレたちバブル入行組」も楽しく読めますよ。
ご存知でしか「半沢直樹」。
このドラマの原作なんです。
こちらの小説は原作とドラマの感じが少し違うようなので、ドラマの原作の違いを比べてみるのもいいかもしれませんね。
『九年目の魔法』
著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
英国を代表するファンタジー小説です。
ポーリィは妄想するのが大好きな女の子でした。
彼女にはリンと言うお友達がいて、彼と妄想した内容などを話したり、手紙のやり取りなどを楽しくしていました。
しかし彼女が大学生になったころ、リンの事を思い出そうとするのですが、何故か彼の記憶が全くなくてボンヤリとしか思い出せないのです。
しかし、彼からもらった本は手元に残っていて…。
「ハウルの動く城」や「魔女と暮らせば」で有名な著者の本は魔法や魔女が多く出てくるファンタジーでありながらも、大人も楽しく読めると大好評です。
特に最近心が疲れてしまった大人の女性にオススメの小説ですよ。
社会・ビジネス書
読書は読書でも小説ではなくて、ビジネス書もスイスイと読み進められますよ。
今や女性も男性も関係なく、ビジネス書を読んでいます。
スキルを上げたい人、仕事上の問題を解決したい人、成績をアップしたい人など向上心ある人に人気のあるビジネス書ですが、仕事をしていない主婦でもリーダー論を読んでみると、子育てや家庭円満につながるヒントが載っていたりするんですよ。
自己啓発の本も哲学的な内容ですが、読んでいるうちに自分の内側から勇気が湧いてくるのが分かりますし、読んだ後も新しい自分になったように明るくなれます。
自己啓発の本はあなたの持っているコンプレックスを解決してくれるヒントがたくさん書かれているし、読んでいて目から鱗が取れる感じは、心がキレイになっていくような気持になりますよ。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』
100万部を突破した本です。
カテゴリはビジネス・実用本となります。
人間の悩みは全て対人関係の悩みである。
そう言ったのは、心理学の三大巨人のアルフレッド・アドラー。
この本の中で哲学者が青年にアドラー心理学を用いながら「人間は…」と説いていきます。
対人関係に悩む人、自分の生き方に疑問を持っているいる人、自由とは何なのかと思っている人に一石を投じる一冊となるでしょう。
そして必ずこの本を手に取った人は、自分の疑問の答えがわかり、心が晴れ晴れとして明るく、堂々と生きていけるはずです。
そしてこのタイトルである「嫌われる勇気」の意味を知った時、あなたの背中に翼が生えたように心身共に軽くなりますよ。
『仕事は楽しいかね?』
あなたは今の仕事をどう思っていますか。
つまらない、誰にも認められなくてつらい、仕事なんてどうでもいい…。
そう思っている人が多数かもしれません。
そんな時、あなたを慰めてくれて、勇気づけてくれる人がいたらどれだけ嬉しいでしょうか。
この本は、仕事に行き詰った35歳の男性が大雪で空港に足止めを食らった時に、話しかけてきた老人との会話から始まります。
ついつい老人に、自分の仕事がうまく行かないことをぶつけてしまう青年。
しかしその鬱積を聞きキレイにアドバイスしていく老人、そのアドバイスに反論するも、結局はそのキレイなアドバイスに納得して、老人に仕事観をゆさぶられていく男性。