CoCoSiA(ココシア)

なだめるのが上手い人がやってる12...(続き2)

全てをバランスよく兼ね備えていてこそ、人をなだめることが出来る…つまりは、人格者でもあるんです。

こう言ってしまうと、「イライラしている人をなだめるなんて、やっぱり自分には無理だな」なんて思ってしまう人も居るかもしれませんが…諦めないでください。

なだめるのが上手い人の行動を良く見てみれば、なだめるポイントも見えてきます。

そのポイントを理解していけば、きっと出来るようになります。

そして、なだめることが出来るようになるということは、あなたも人格者であるということです。

それではここからは、「なだめるのが上手い人がやっているポイント」について解説していきます。

その場から離れるように促す

なだめるのが上手い人は、イライラしている人を、まずその場から連れ出すようです。

これは、怒りの原因があるであろう現場にいたままでは、そうそう怒りも収まらないからです。

イライラしている人のイライラしている原因は、大抵“誰か”にあるものですよね。

イライラされる原因を作った本人が気付いていなくても、何か怒りに至る原因があったりするのです。

そんな状態で、その場で「どうしたの?」と聞いたとしても、イライラしている人は、言いづらいかもしれません。

たとえ怒りをぶちまけたとしても、場の空気は一層悪くなるだけですよね。

怒りをぶつけられた方も、身に覚えがなければ納得いかず、反論をしたくなるでしょう。

…こうしているうちに、事態はどんどん悪化していってしまいますね。

たとえ、その場に居る人がイライラの原因ではなかったとしても、怒りが沸き起こった現場であることに変わりはありません。

そんな怒りの真っただ中にいる状態は、冷静さを欠いた状態ですよね。

ですから、まずはその場から離れ、場所を変えて、少し冷静さを取り戻してもらうのです。

また、あまり人目につかないところへ連れ出すことで、イライラしている本人も、本音を言いやすくなるでしょう。

相手の代わりに文句を聞く

相手の代わりに文句を聞くなだめるのが上手い人
なだめるのが上手い人は次に、相手の代わりに文句を聞き入れます。

イライラしている人は、誰か(何か)に不満を抱えている状態ですよね。

特に、何も言わずにイライラオーラだけ出して、周囲をけん制しているような人は、言いたいことを我慢している人です。

言いたいのを押さえつけているからこそ、余計にイライラもするんですよね。

そして本当は、言いたくてたまらないのです。

本来は、イライラさせられている本人に直接言いたいことがあるでしょう。

しかし、何か理由があって、言いづらいのです。

でも、確かに不満があり、文句があるのです。

そんな人のイライラを、文句を言いたい相手に変わって聞き入れる。

それが、なだめるのが上手い人です。

たとえ、相手が文句を言いたい張本人ではなくても、吐き出すことで、スッキリすることもあるんですよね。

イライラしている人は、怒りを知り、理解してもらいたい気持ちが強いのです。

だけどイライラしていると、誰も近寄ってきてくれません。

そうやって孤立を深めることで、不安にもなり、意固地にもなってしまいます。

まずは、言いたいことを全部吐き出させてあげること。

これが出来るだけでも、相手は落ち着きを取り戻していくはずです。

話したいだけ話してもらう

そして、なだめるのが上手な人は、イライラしている人に、話したいだけ話してもらうようにしています。

それは、ただ黙って話を聞いているということではありません。

話したいだけ話してもらうためには、的確な質問をすることも大切です。