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なだめるのが上手い人がやってる12...(続き4)

イライラがピークの時は無理でしょうが、少し怒りが静まった時、タイミングを見計らってお水を飲ませる。

そうやってさらに、イライラがすーっと静まっていくように手伝ってあげるんです。

実はお水には、イライラを鎮める効果があると言われています。

水を飲むことで、脳へ集まった血液を下へ下げ、興奮を落ち着かせてくれるようです。

また、冷却刺激により興奮が収まったりする効果もあるそうです。

イライラしたり、怒ったりしたことがある人は分かると思うんですが…そういう時、喉が渇きませんか?ワーワーと怒りをぶちまけている時も、喋りすぎた時のように喉が渇きますし、怒鳴り散らさなくとも、脳も身体もカッカして、なんだか喉が渇いたりします。

喉が渇いたと感じる時には、すでに体内の水分が1~2%は失われている状態になっているそうです。

つまり、軽い脱水状態になっているということです。

そして脱水症状は、精神面にも影響を与え、イライラしたり、攻撃的になりやすいのだそう。

また、体内の水分量が不足すると、血液の循環が悪くなります。

血液は全身に酸素を送る役割も果たしているので、脱水状態では頭がボーっとして、冷静な判断も出来なくなってしまうんですよね。

なだめるのが上手い人は、冷静にさせようとするだけではなく、身体の中から落ち着きを取り戻しやすい状態を、整えてあげるんですね。

「深呼吸しよう」は言いづらくても、そっとお水を差しだすことは、出来そうですよね。

甘いものを食べさせる

なだめるのが上手い人は、イライラしている人に甘いものを食べさせたりもしています。

これは、結構多くの方が実践しているようですね。

甘いものには、ストレス解消効果があることが有名ですよね。

イライラしている状態というのも、ストレスがある状態ですので、甘いものを食べることでイライラを鎮める効果が期待出来るのです。

実際イライラしている時って、無性に甘いものが欲しくなったりしませんか?

これは、イライラしている時に活発になっている交感神経に対し、脳が副交感神経を働かせてリラックスさせようとしているからです。

そのため、身体が甘いものを欲するんですね。

甘いものには、ストレスホルモンであるコルチゾールという物質の生成を、抑える効果があると言われています。

また、ブドウ糖は、幸せホルモンであるセロトニンを作り出してくれる効果もある為、リラックス状態に導いてくれるんです。

なだめるのが上手い人は、甘いもののこんな効果も利用して、イライラしている人をホッとさせてあげられるように、行動しているんですよね。

気が済むまで言いたいことを言わせる

これまでにもお話してきた通り、イライラしている人というのは、言いたいことを山ほど抱えている状態です。

それが、我慢していたり、上手く言葉にならなかったりして、言いたい思いを、吐き出すことが出来ずにいるのです。

イライラしている時って、周囲から誰も居なくなっちゃったりしますからね。

怒鳴り散らしている人ような人だとしても…周囲から見れば、言いたいだけ言っているように見えるかもしれませんが、案外、本当に言いたいことや伝えたいことは、言葉になっていないものです。

実際、イライラしている人の言うことって、要点を付いていなかったり、理不尽なことだったりしませんか?
冷静な状態ではないので、イライラしている本人も、まとまりがつかなくなってしまっているんです。

それでもとにかく、自分がどうして怒っているのか、どうしてこんなことになったのかを、言いたくてたまらない!それが、イライラしている人です。

特にイライラがピークの状態では、相手に分かりやすく伝えようというよりは、「言いたい!」という気持ちが強いでしょう。

なだめるのが上手い人は、そんなイライラしている人の気持ちを汲み取って、まず気が済むまで、言いたいことを言わせます。

そして落ち着いてきたら、さらに本当に言いたいことを、聞き出してあげるのです。

ゆっくり話す

なだめるのが上手い人は、ゆっくり話すことも、心掛けています。

イライラしている人って、ヒートアップしている状態なので、話すテンポも速いですよね。

怒鳴り散らすような人も、畳み掛けるように話して、相手に口を挟む隙を与えてくれません。

この状態では、いくらなだめるのが上手い人でも、本音を引き出してあげることなんて出来ませんよね。