人にはそれぞれの価値観があります。
よく、夫婦でも価値観の違いが原因で別居や離婚に至ったという話をよく聞きますよね。
ここからもわかるように、価値観とはその人の全ての基盤であり、非常に重要な要素となります。
ここを否定することは、その人自身を否定することとほぼ同じことなんですね。
あなたは大切な人の価値観や考え方を否定してしまっていませんか?
親しき仲にも礼儀ありと言うように、大事にしたい関係であれば、相手の価値観を尊重していく必要があります。
とは言っても、価値観を尊重するというのは中々難しい時もあります。
自分の価値観ももちろん大事にしなければいけないからです。
もし二人の間に価値観の違いが生じた際は、まずお互いの考え方を話しましょう。
なぜこう思うか、そして相手の話を聞いて今どう思っているかと言うのをしっかり話し合いましょう。
その上で、曲げられない意見であればそのままぶつかるのも一つです。
話し合った時点で、既に相手の価値観に耳を傾け尊重している事に変わりないからです。
今一度考えてみて、お互いの関係性を見直してみましょう。
適切な距離感でサポートする
良好な人間関係には、適切な距離感というのが必ず必要になってきます。
近すぎる関係は、最初こそ素敵だと感じますが後々しんどくなってしまいます。
どちらかが一人の時間や自分だけの秘密が欲しいと思っても、最初に近すぎる関係になってしまうと中々申し訳なくて言い出せなくなってしまいます。
そして、どんどん片方が窮屈さを感じていき、自然と関係が崩れていってしまうのです。
何かが原因で離れることより、このような自然と距離が離れていくことが一番修復不可能だと言われています。
原因があればそこを治せば可能性があるからですね。
では、どのように適切な距離を保てばいいのでしょうか?
一番無難な方法は、連絡を取り過ぎないということです。
付き合いたてのカップルにありがちなのが、連絡を取り過ぎて近くなりすぎるという展開です。
今はラインやライン電話などでいつでもどこでも連絡が取れます。
もちろん便利で素晴らしい機能ではありますが、どうしてもその限度を超えてしまう人が多いです。
どうしても連絡を取りたい気持ちは分かりますが、少し時間をおいて自分の趣味や他のことに集中する時間も作ってみましょう。
適切な距離を保つ他の方法として、相手のSNSを見ないという事です。
人にはSNS程度なら更新できるけど、ラインはしっかり返したいという時もあると思います。
そんな時、相手のSNSを数分置きに監視していれば、更新してるのに自分には返信がない!と怒ってしまう人がたまにいます。
悲しい気持ちからくる怒りでしょうが、相手は意外と自分のことを思っての行動だということも多いのです。
さらに、SNSなんかはその人の本音は早々書かれていないので、あまり見過ぎて一喜一憂しないようにするのが懸命です。
大切な人とは適度な距離を保って、長く付き合っていく努力をしましょう。
相手の良い所を見る
これは長年のカップルに多いですが、ずっと一緒にいると徐々に嫌なところばかり見えてきてしまう事があります。
これは、カップルにとって黄色信号の状態です。
もちろん倦怠期と言う相手に愛情が薄れてしまう期間もあります。
その時だけ嫌なところばかり見てしまうと言う人もいます。
しかし、良いところを見ずに嫌なところばかり見ていると、相手も段々と疲れてきてしまいます。
自分が惨めになってしまい、この人といると幸せになれないと思い始めます。
逆に、良いところを見ると両者にプラスしかありません。