人は誰かに頼り、頼られて生きています。
もちろん、時として裏切ってしまったり、裏切られてしまう場合も多くあります。
裏切りの具合によりますが、一度裏切られたり、何度も裏切られてしまった人は、人を信用することがなかなか出来なくなってしまう場合も多くあります。
また、人を裏切ってしまった人も、裏切るつもりはなかった場合もありますし、詐欺などのように、はじめから人を陥れようとしていた人もいます。
生きているとさまざまな残酷なことがありますが、今回は人を信用出来ない8個の原因と対策や、これをやって徐々に人を信頼できるようになりたいという願望についてお話します。
「人を信用出来ない…」と思っている人は多い
誰でも一度は人に裏切られた経験があると思います。
裏切りによる心の傷の深さは、人それぞれであり、裏切りの内容によっても違います。
深い心の傷をおってしまった場合は、なかなか立ち直れず、人を信用できなくなります。
また、同じ経験を二度としたくないという気持ちから、周りの人と距離を置いてしまう人も多くいます。
日常生活において、よく経験する裏切りは、男女関係や金銭トラブルによる裏切りです。
男女関係のトラブルは、男女関係がある限り、一生涯裏切りと隣り合わせで生きていく可能性もあります。
人により、裏切りの受け捉え方も違うので、些細な問題でも裏切りと受けとる人もいるため、気を付けていても難しい場合が多いです。
金銭トラブルは、最悪警察沙汰になるケースもありますが、基本的にお金に関しては人を信用しない方が無難な世の中です。
いくら親しい友人であれ、親戚であっても金に目がくらむ場合もあります。
他人などはもっての他です。
詐欺が多い時代ですが、金銭トラブルに関しては、ある意味自己責任でもあり、しっかりと管理しておく事が必要です。
さまざまな裏切りにより、人を信用できなくなる人が多いですが、人は一人では生きていけないため、どうしても人とかかわり合いながら生きていくしかないのです。
そのため、人を信用できなくなってしまった人は、なるべく人とのかかわり合いを避けてしまったり、自分の殻にこもってしまい、孤独になりやすい場合も多くなっています。
信用出来ないのが苦しい
人を信用できなくなってしまった人は、孤独感に陥りやすく、人を常に疑いの目で見てしまう傾向があるため、苦しいことが多いです。
周りの人からも、不思議がられたり、距離を置かれやすくもなります。
常に疑いの目が向けられてしまうと、相手からも不審がられたり、信用もされず、扱いずらいと思われやすく、孤立してしまいがちで苦しくなってしまうのです。
しかし、なかなか人を信用できないため、治すことが難しいため、裏切られた経験によって心が病んでしまう人も中にはいます。
人を信用出来ない8個の原因
では、なぜ特定の人に裏切られたにも関わらず、全ての人を信用できなくなってしまうのでしょうか。
ここからは、人を信用できない8個の原因を詳しくお話していきます。
1.トラウマを抱えている
過去の裏切りの経験に対して、深い心の傷をおってしまい、その事が常に頭から離れずにトラウマになってしまっている人もいます。
似たような状況や、会話、仕草や行動によって、その過去の裏切りのトラウマが鮮明に目に浮かび、また同じ苦しみを味わう怖さや苦しさに耐えきれず、逃げ出したくなってしまうのです。
人の心の強さは、個人差もあり、些細な事でも気にしてしまい、傷ついてしまう人もいます。
一度トラウマになってしまうと、どんなに強い心の持ち主であっても、忘れることができずに、人を信用できなくなってしまう場合も多いようです。
苦しみを乗り越えるにも、やはり人の手助けが必要な場合もあり、誰一人として信用できなくなってしまうと、トラウマを克服することは難しいです。
トラウマを克服するには、人に自分のトラウマを話してみることが第一歩である場合も多くあります。
話すこと自体嫌で怖い人も多いですが、トラウマを克服するには、自分自身がしっかりと過去の裏切りに、もう一度向き合わなければならないのです。
2.被害妄想が激しい
人を信用できなくなってしまった人は、自分が過去に裏切られた事などはもちろん人にはなかなか話すことができません。
そのため、自分の中だけで物事を整理して、勝手に思い込む傾向がある人が多くいます。
被害妄想が激しく、人を常に疑いの目でみているために、たとえ相手が親切心で行った事に対しても、悪くとらえたり、裏をかいているように考えるケースも多いようです。