相手をわざと怒らせ、ボロを出させるなど、色んなシーンで見られる煽りですが、そもそも煽りとは一体どういうものなのでしょうか。
実際問題として、煽りを受けた結果、事件が発生し被害者が亡くなられているなんて話も耳にします。
これは、決して他人事では済まされないことだと思います。
そこで、本記事では、煽りとはどういうものなのかを考えていきたいと思います。
また、煽りを受けた際に、被害を最小限に留めるには、どのような対応を取れば良いのかご紹介していきます。
「煽り」の意味
ネットなどでもよく見かける『煽り』というフレーズですが、みなさんはその意味をご存知でしょうか?
端的に言うと、誹謗中傷などを繰り返し、相手を挑発し逆上させることで問題行動を起こさせることです。
怒り狂うさまを見て楽しんだりと、かなり卑劣な行為を指す言葉として、煽りは使われています。
ただし、これは、ネット上などで見られる煽りの一側面でしか無いのです。
実際に死亡者が出ている煽り運転は、相手を脅迫するかのように後ろから猛烈に追いかけてみたり、隣の車線から幅寄せして運転してきたりする行為も一種の煽りといわれています。
その他にも、政治家たちが民衆を焚き付けて、選挙戦を戦っているのも一種の煽り行為と言えるでしょう。
正直、筆者自身、本気で政治と向き合い政治家として活動していた政治家は、ただの一人すらいなかったように感じます。
あえて名前は伏せますが、犠牲はつきものと言っておきながら、自分の家族がマスコミから叩かれると猛反発して職権乱用された政治家もいました。
一方では、大きなマニュフェストを打ち立て公約をかかげるものの、舌の根が乾かぬうちに違う制作を打ち立て、マニュフェストそのものをスルーしてしまう政治家もいらっしゃいます。
この様に、煽りというのは、対象の相手に対して感情を逆撫でたり、恐怖心を高めたりするためのけしかける行為のことをいいます。
または、他の関係ない人たちを巻き込むで私利私欲に用いようとしている、極めて身勝手極まりない愚行なのです。
煽り煽られが行われている現場
先程、少し煽りの現状をお話しました。
ここで具体的にどのような現場で煽りが行われているのか、煽りの実態を少しでも詳しく理解するために見ていきましょう。
1. 匿名性の高いネットの掲示板
ネット上で煽りがよく見られるという話も耳にします。
その正体は一切明かされること無く、匿名で利用できるネット掲示板にはびこっては、相手を中傷して怒りを買わせ、そのさまを見てほくそ笑んでいる卑劣な行為を繰り返しています。
特にその光景が如実に出ているのが2ちゃんねるネット掲示板です。
筆者も、J1ヴィッセル神戸のファンでネット掲示板をよく拝見させていただいています。
何故かアビスパ福岡のファンを語る「あらし」と呼ばれる悪質なネットユーザーが、有る事無い事煽り立て、誹謗中傷を繰り返しています。
何かにつけて選手を兼ねて買い叩く金満と罵り、明らかに投稿を読むと気分を害するようなものばかり…。
まぁアビスパ福岡そのものもい原監督を含めて、生え抜き選手ばかりで戦っているわけではありません。
それに、選手を金で買い叩くという風に言ってしまえばお互い様だと思うのです。
自分が気に入らないことがあると、必ずと言っていい程、ヴィッセル神戸のスレッドに潜り込んで誹謗中傷することで煽り立てて、ヴィッセルサポの感情を逆なでしようと動くのです。
これは一つの例でしかありませんが、この様に卑劣な人間が、ネット掲示板に匿名で潜り込み煽り立てることで、面白がっているわけです。
2. 記者会見などでもよく見られる
ここ数年で見られる芸能人の浮気報道を始め、様々なスキャンダルが報道され、そのたびに記者会見を開くタレントさんたちもよく見られます。
そういう記者会見の席で、何故か真実を聞き出そうとはせずに、でたらめなことを事実と決めつけているかのように問いただすという、あまりにも失礼極まりない質問を平気でしてしまう、モラルなき芸能リポーターもかなりいます。
もちろん、全部がそうだとは言いません。
しかし、事実としてある地方局のアナウンサーですら、番組演出の一環と考えているのか、あまりにも卑劣極まりない煽りとも受け取られる失言を、平気で連発させ、コメンテーターとして出演しているタレントさん達にもダメ出しされています。