これは、誰しもが陥りがちな傾向で、煽りの中でもまだ理解できるタイプです。
例えば、一つのニュースに対して、意義を持っていたとします。
おそらくその人は、意義を唱えることで、相手と議論したいという気持ちがどこかしらにあり、たまたま反論したことがきっかけとなり煽りとなってしまったパターンが、まさにこのタイプ!!
誰しも十人十色の意見・考えを持ち合わせていて、一つの意見に賛同することもあれば、反論したいと思うことも多々あります。
たまたまその人は反論しただけだったのだと思うのですが、それを煽りと受け取り議論が大きく展開されていくことで、周りもその議論に乗っかってしまい、結果として煽りになってしまうのです。
本人は、あくまで議論したいだけで、何一つ悪気は無いのですが、実際に一度火がついてしまうと、炎上騒動などと同じように、一気に煽りも拡大していきます。
そのために、不謹慎と根幹にある反論者を叩く方もいらっしゃるとは思いますが、このような特徴を持つ煽りもいるということは理解していただけたらと思います。
6. 盛り上げてサイトのアクセス数を上げようとしている
写真週刊誌のウリがゲブ数を増やすために、あえて対象者を煽って怒らせるのです。
そして、その反論に対して、第2、第3の煽り記事を載せて販売している手法は、今や珍しい話でもなんでもありませんよね。
某写真週刊誌が、まさにそれをやっています。
昨年流行語大賞にノミネートされたなんて話も遭ったくらいです。
ブログで収益を稼ごうとされている方などは、同じ考えを持ち、当たり前のように煽りを繰り返しているのです。
ブログを盛り上げるのは大いに結構な話ではあるのですが…。
そのために煽りを繰り返して、人の感情を意図的に逆なでさせるというのが、一種の心への傷害行為に当たるのではと思えて仕方ありません。
とはいえ、この手の煽りも、結局はグレーゾーンでスルーされてしまうのが今の法律です。
法律の網目をかいくぐり、多少の悪さは自分たちの利益ののためならかまわないと、多くの人たちが考えてしまっているのが現状なのです。
結局、綺麗事など一切通用せず、何かしらの犠牲を作らないと人間は生きられない生き物なのだと、
自ら、人間の価値を下げてしまうような行動を起こしているのが、自分の損得だけを考え、ブログのアクセスのために煽りまくっているタイプの人たちであると言えるでしょうね。
煽られたら普通の人はどうなる?
これは、筆者の持論でしかありませんが、筆者自身も含めて、人間は決して万能ではなく、些細な事でも怒りを爆発させ、復讐を企ててしまうことも多々あります。
戦争やテロががいい例だと思いますが、彼らも、決死いて自ら戦いたくてテロや戦争をしているわけではありません。
いろいろ政府に締め付けに遭い、生活が苦しくなっていくことでなんとか自分たちの暮らしを取り戻そうと、革命を起こしていく結果の一つとして、テロや戦争は存在するのです。
もちろんこのようなことを許して良いわけではありませんが、煽られたときも同じように、逆上するか精神的に落ち込んでいくかのいずれかの反応を示します。
では、具体的にどのような反応が見られるのか、その幾つかを見ていきましょう。
1. 頭にカッと血がのぼる
煽られた人たちの反応として、最もわかりやすい反応といえば、頭にカッと血が上り、怒り心頭で冷静さを見失ってしまうという反応だと思います。
『風習からは復讐しか生まれない』という名言があります。
何故このような言葉が名言として残っているかというと、人間は、本能的に自身を護るために、相手が傷つけたり追い詰めたりしてくると怒りの感情を募らせるようになっているのです。
だからこそ、復讐したところで復讐しか生まれないと言われているのです。
このメカニズムは、煽りの場合でも同じことがいえます。
煽っている本人にとっては、それほど、相手を傷つけるような言動を取っていると自覚していなかったとしても、意外とそのことで相手は傷つき深い憤りを感じてしまうものなのです。
それも、普段真面目で曲がったことが大嫌いな誠実タイプほど、その傾向に陥りやすいのです。
最悪殺人事件などが発生するなんてこともあるというのですから、煽りが、如何に人をカッとさせる行動であるのかよくわかりますよね。
どうしても人は怒りの感情をすべて取り払うことはできません。
ある種まともな反応として、煽りに対してカッとしてしまう反応を示してしまうのです。