自分がないとはどういうことなのか。
たった今自分はここに確かに存在しているのに、自分で自分という存在を感じられない。
それどころか自分について考えたことがあまりない。
でもふとしたことで「私ってなんなの…?」と思い悩むこともあります。
その時の悩みの重さは表現できないほどでしょう。
自分が自分の存在を愛せない苦しみはとても辛いものです。
もっと自分を感じたい、もっと自分の存在を感じて輝いて生きていきたい。
きっと誰もがそう思っているはずです。
今回は自分がない人の特徴や原因、そして、自分を持てるようになるためのポイントをご紹介します。
自分がないと漠然とした人生になる
誰もが輝ける人生を送りたいと思っています。
しかし無情にも時はかなりのスピードで過ぎ去っていきます。
それは充実している人もそうじゃない人も公平にです。
でもそんな毎日でも自分を感じながら生きていけたらどんなに幸せでしょうか。
もちろん自分を感じる時、素敵な自分ばかりではありません。
醜い自分とも対面しなければいけませんからね。
時に自分を感じることは辛い事です。
それでも自分がありのままの自分を受け止めることは、新しい人生を始めるために必要なことだと言えます。
あなたは自分をありのままので受け止めることができますか?
その勇気があれば、きっと自分を取り戻すことができますよ。
自分がない、とは何がないのか?
自分がないとはどういうことなのか、一体何がないのか。
深く考えたことはあるでしょうか。
自分がないとはいうけれど、決して自分が0の状態という訳ではありません。
自分がないと言われる人、思っている人はその人のなりの考えがあってそうしているのです。
または寡黙な人ももしかしたら、話はしないけれども心の中では熱い自分の気持を燃やしているのかもしれません。
見た目だけでは「ない」とは言い切れませんが、もし自分の周りに自分がないと感じる人、自分がそうなんじゃないかと思える人は、自分の何がないのか下の項目で照らし合わせて考えてみてください。
意見や考え
自分がない人は、自分の意見が言えない場合があります。
会社では自分のアイディアが言えない、友人同士でも自分の思いを言えない。
先に言った人の言葉に「そうだね、その通りだね」と言ってしまう。
この場合、もちろん自分の意見と言った人の考えが同じなら良いのですが、どうしても他人の考えになんでも頷いてしまう人は自分がないと感じてしまうかもしれません。
夢や目標
将来の夢、目標がない人は、周りから見ていてもボーっとした感じに見えますよね。
目標がない、つまり自分の想いがないと思われがちです。
自分がないと思っているみなさんは夢や目標はありますか?
もし、なかったとしてもガッカリすることはありません。
今の生活が楽しい、充実しているというのなら何の問題もありません。
でも、今の自分の目標も夢も見当たらない人は少し立ち止まって考えてみましょう。
いつも自分を後回しにしていませんか?
自分を過小評価していませんか?
自分のない人に見られるよくあるタイプに「自分なんか」と思っている人が多いです。
そう思っているから嫌な事でも自分の意見を隠して人に合わせてしまうのです。
そして結果的に、自分の思いを見失ってしまうのです。
自分なんか…そう思っていては目標や夢が叶うことはありません。
夢や目標を周りに語ることはしなくても、せめて自分の中で熱い思いで自分を勇気づけて、思った通りの人生を歩めるように頑張りましょう。
譲れないポリシー
自分はこれがいいの!と声を大にして言えない人いますよね。
分かります。
居酒屋などでから揚げにみんなの了承を得ずにレモンかける人を見ては、心の中で「ちょっとかけないでよ!」叫び声をあげているのではないでしょうか。
でも、これが言えないのが自分がない人の特徴でもあります。
ポリシーがない人なんているの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、やはり世の中には「自分はなんでもいいよ」と言う人もいますよね。
このような人は、他人に対しては責任感があるのに、自分に対しては無責任だったりします。
一見、物腰が柔らかいようにもみえますが、一緒に付き合うと優柔不断でイライラさせられることもたまにあります。
「悪い人じゃないんだけど、あの人ってなんだか自分がないよね」と言われてしまうのがこのタイプと言えます。
自分がない人の9個の特徴
「あの人、自分がないよね」と言われてしまう人達にはやはりどこか共通点があります。
これから9個の特徴をお伝えしますが、もしかしてその特徴に当てはまっていませんか?
自分では意識していなくても、意外と自分が気がつかない部分があったりするものです。
もし多く当てはまるようでしたら、今の自分を少し見つめ直すといいかもしれませんね。
1.目標を達成したことがない
今まで生きていて、何か目標を達成したことはありますか?
女性なら、「ダイエット」がそうかもしれませんね。
「目標マイナス◯㎏!」とダイエットをする前に目標を立てますよね。
でも志半ばで止めてしまう人も多い事でしょう。
ダイエットは強い意志がなければできない大偉業です。
そこには「自分」の強い意志がなければ成し遂げられません。
ダイエットの他にも、貯金などもそうです。
お金が手に入ると後先かまわず使ってしまい、後で後悔してしまう。
お金に関しても自分を持っていないと、お金に振り回されてしまうだけです。
自分がないと、自分自身の一時的な感情に振り回されてしまい、結果的には「嫌いな自分」に陥ってしまうのです。
2.周囲の人の意見にすぐ流される
人の意見に流されてしまう人、すぐにイエスと言ってしまう人達にはいくつかの共通点があります。
自分に自信がないため、自分が意見すると跳ね返されてしまうのではないかと思ってしまうのです。
また、相手の気持ちの裏側を考えて深読みしてしまい、自分の意見が言えないこともあります。
こう言ったら相手が傷つくんじゃないかと考えすぎてしまうのです。
この場合、優しい性格のように思われますが、実際は「嫌われたらどうしよう」という思いが根底にあるのです。
その他にも、意見のぶつかり合いが怖い人や、意見を誰かと言い合うのが面倒という人もいます。
「自分がない」人には結構、この「面倒くさいから」という人が多いのかもしれません。
3.論理的思考ができない
自分がない人は、物事を論理立てて話すことがあまりできません。
ゆっくり考えれば自分なりの正しい答えを出すことが出来るのですが、とっさに何かを迫られるとすぐに答えが出てこなくて、相手の意見に合わせてしまう場合があります。
もし、この事に心当たりのある人は、自分の意見や意志を持てるようにするために、本を読んだりするといいでしょう。
本を読むと物事に順番を付けて話せるようになりますし、相手に話が伝わりやすいので、相手を納得させる話力を身に着けることができます。
また、さらに論理的思考を身につけたい方は、思考力をアップさせる「ドリル」などが書籍として売られていますよ。
仮に自分の意見を口に出せなかったとしても、論理的思考をあげてせめて頭の中で整理できるようにはしておきたいものですね。
【論理的思考を鍛えるためには、こちらの記事もチェック!】
4.人にすぐ騙されてしまう
自分がない人は人に騙される確率が高いです。
人の言っていることに素直に従おうとしてしまうからです。
社会経験が少ない人や情報が少ない人はその傾向にあるかもしれません。
また、ノーと言えないお人好しの人は高確率で騙されます。
これらの特徴は、自分を持っていない人に多いのです。
自分がない人はノーとハッキリ言えないので、返す答えが曖昧になりいつの間にか相手のペースに飲まれていることが多いです。
高額な物を買わされるような騙され方もあれば、自分の意見が言えないことをいいことに日常的に、小間使いのようにされることもあります。
最初は人に役に立てていると思っていても、結局は悔しい思いをすることになります。
そんな悔しい思いをしないためにも、自分の意見をちゃんと言えるようにしておきましょう。
5.特技が無い
履歴書に「特技」と書いてある欄がありますよね。
あなたなら何と書くでしょうか。
また会社の面接でも「あなたの特技はなんですか?」と聞かれることもあります。
特技と聞くと、何か特殊な事が出来ないと駄目なのかなと思われがちですが、そんなことはありません。
趣味でもいいのです。
人に堂々と言える、誰よりも詳しく語れることができればいいのです。
それがあれば自分に自信が出てきて、自分を語れる「自分がある」人になれます。
6.人の真似ばかりしている
真似をしてしまうのはいろんな目的があります。
あの人のようになりたい、あんな風にできたらと、憧れから来ている場合があります。
これは自分への評価が低いからかもしれません。
自分より良い物を持っている人のまねをして同じ物を身につけたり、同じ行動をして、劣等感を埋めようとしているのです。
自分がないということは、自分をよく知らないことが多いです。
もちろん自分の魅力はどんなことかも分からないでしょう。
真似は悪い事ではありませんが、自分の魅力に気づかないままその個性をつぶして人の真似をしてしまうのは、あまりにも勿体のないことです。
特に女性なら自分の魅力を探し出して、自分なりのメイクや、似合う色の服を着て過ごした方が素敵な毎日を送れますよ。
7.いつも人の顔色をうかがっている
自分がない人は、「自己主張は自分にとってマイナス」だと思っています。
それは自分に自信がないので、自分が何か言っても意見を跳ね返されてしまうだろうと思っているからです。
また、自分が意見を言うことで意見が食い違い、その空気に耐えられないと思っているからです。
8.決断力が無いので自分で何も決められない
自分であまり考えたり決定したりしたことがないので、いつまでも決断を自分に下せないでいます。
また、自分の決断したことを誰かに意見されたらどうしようと思い、なかなか行動に移せない人も人もいます。
自分がない人は人の視線や、意見を異常に気にするところがあります。
全て人任せ
仲間内でどこかに行く計画を立てる時、何を食べるか決める時、必ず一人は「自分はどこでもいいよ」という人がいます。
自分は譲っているつもりかもしれませんが、この手のタイプの人が一番クセものだったりするものです。
提案したものに対して喜んで従ってくれるなら良いのですが、心の中でブチブチ文句を言われたらたまったもんじゃないですよね。
自分がない人は人任せなくせに、自分の思い通りにならないと「本当はあれがよかったのにな」と暗くなったりするのです。
自分がないのは良い言い方をすると「内気」なのですが、悪く言うと「無責任」だったりもします。
周りからもそう思われてしまいますので、自分から積極的に動くように心がけてください。
9.自分に甘く人に厳しい
自分のない人は、自分がよく見えていないので自分以外の人には結構、厳しい目で見ていたりもします。
自分がない人の特徴に「自己評価が低い」があるのですが、言い換えれば劣等感でもあります。
劣等感が強いと自分以外の人を僻んだり妬んだりすることが多いです。
言葉にこそ出しませんが、心の中ではそのような考えていることもあります。
自分がないと言われている人は面と向かって言うことができないので、SNSを使って誰かを酷評して気持ちを紛らわせている人もいます。
自分がない人になる3個の原因
気が付けば、「あれ?自分てこんなに個性がなかった?自分てこんなに意見を言えない人だった?」と思ったことありませんか?
それはいつの間にか、「自分のない人」になるような環境で生活をしているせいでもあります。
また幼少期に育てられた環境などでそうなったのかもしれません。
また大人になってからは、自分の自我が集団生活では邪魔になる場合もあります。
それらを含めて、自分がなくなるまでにどんな原因があったかを振り返ってみましょう。
1.過保護に育てられた
親に過保護にされて、なんでも親が決めてしまって自分で意見を言う力を失ってしまう場合があります。
過保護に育てられた人は親が先回りして子供がしなければいけないこと、考えなければならないことを親がやってしまうのです。
そして過保護な親というのは、子供が自分の思い通りに行動しないとヒステリーを起こしたり、不機嫌になるため、子供はその顔色をうかがってどうしてもイエスと言うしかなくなるのです。
大人になって親元を離れてもその呪縛が取れずに、誰に対してもイエスと言ってしまう癖がついてしまうこともあります。
気の毒と言えば気の毒な人なのですが、もし変えたいと思ったら心がけで何とかなるので、少しづつでいいので自分を出す練習をしていきましょう。
2.困難に直面したことがない
人は困難に直面すると、自我が出てくるものです。
ナイフで脅されているような究極に危ない場面で、「うーん、殺されても別にいいかな?」と思う人は滅多にいません。
きっと全力で殺されないために抗うでしょう。
生きる死ぬの困難じゃないにしても、困難は人に眠っている力を呼び起こしてくれるものです。
お金が無い時は一生懸命働いて、病気になれば健康になろうとするでしょう。
しかし、困難に直面したことがない人は本気で力を出したことがないので、いざとなった時にどうやって力をだしていいか分かりません。
しかも自分の意見もいえないこともあるので困難などに打たれ弱いのです。
困難に打たれ弱い原因はいろんな意味で、「経験値」が少ない事にあります。
困難と言えば、人生の苦労などを連想しますがその経験がない人もいるのは確かです。
もし、困難に直面してみたい!自分のメンタルを鍛えて自分がない人を卒業したい!と思っている方は、わざわざ苦労を背負う必要はありません。
苦しい運動をして自分を鍛えることでも十分に困難を味わえます。
運動をしている人はやはりメンタルが強いですし、ハキハキした人が多いです。
もしかしたらこれからたくさんの困難に直面するかもしれませんので、その時のために運動などでメンタルを鍛えておきましょう。
3.競争をしたことがない
自我をむき出しにして誰かと戦ったことはありますか?
競争などは自分を出さないと戦えません。
運動会にマラソン大会、恋愛に高校、大学受験などなど、夢や目標があって進む人は自分があります。
しかし世の中には競争をしたことがない人がいます。
過去にあったのかもしれませんが、自分が競争している意識がなければ、競争にはなりません。
競争には興味がないと思っている人は、自分に諦めをつけていて「どうせ自分は勝てないから」と思っている人なのかもしれません。
競争してまで欲しいものはないと考えている人もいるのは確かです。
それならそれでいいのです。
でも時には自分という人間を全面に出して競争をするのも気持ちの良いものですよ。
その快感はきっとクセになりますよ。
自分を持てるようになるためのポイント7個
自分がないと何かと損をするし、周りからもよく見られない。
このままじゃ自分の人生が楽しくない!何とかしたいと思っているのではないでしょうか。
長年、自分を出してこなかった人にしてみたら性格を変えるのは大変です。
でも、これから何十年も続く人生を考えたら、やはり自分というものをハッキリと出して生きた方が生きやすいのです。
時間はかかりますが、心がけ一つで少しずつでも変わっていく自分を感じた時にきっと生きる喜びを感じるでしょう。
1.思考回路を一新する
今までの思考をいっぺんに変えるのは難しいです。
でも思考というのは案外ひょんなきっかけで変えられたりするものです。
一新するというよりは、もともとあなたの中に眠っていた願望を出せばいいのです。
自分がないとはいうけれど、心の中では「自分はこうなりたいんだ!」という強い願望は絶対にあるはずです。
勇気を出してちょっと自分を出してみましょう。
人の反応は気になるでしょうが、相手はそれほどあなたを意識はしてません。
つまりはあなたが人の反応を気にしすぎなければいいのです。
人は変われない自分を悲しんだりしますが、変わろうとする自分も恐ろしく思う時があります。
しかしこれはあくまでも自分の主観であって、誰も変わらないあなた、変わろうとするあなたを悲しんだり怒ったりする人はいません。
自分で自分を縛り付けるのはもうやめて、自分を解放してあげましょう。
2.周囲の力になろうとする
自分がないと、周りにも興味がないように見えて、一見すると薄情のようにもみえますが、本当はみんなと同じ感情を持っているはずです。
困っている人がいたら助けてあげたいと思っているのではないでしょうか。
思ったことは口に出すのは下手だけど、何かを手助けすることはできるのではないでしょうか。
偽善的な考えかもしれませんが、人は誰かを助けてあげたことで自分に自信が持てるのです。
自分が存在していることを感じることが出来るのです。
誰かの力になろうとすることに、もしかしたら最初は恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
ですが、人の力になった時にあなたは必ずこの世に存在していること、そして優しい気持ちが自分の中に有ることを実感できますよ。
そこにはもう「自分がない」だなんて思うことはなくなるでしょう。
3.目標を持ちそれを達成する喜びを知る
大きなものから小さなものまで人によってもっている目標が違いますが、目標を持っているとそれが「生きがい」となります。
大きな目標だと途中で心が折れてしまう可能性があるので、まずは小さな目標を立ててみるのはどうでしょうか。
例えば半年以内に3万円貯めて温泉旅行に行こう!とか、半年以内に5キロ痩せて素敵になろう!など、何でもいいのです。
今日は一日誰かの悪口を言わない!、今日は甘いものは食べないなど、一日単位の目標でもいいです。
目標を達成すると自分が一回り大きい人間になれたような気がして、自分に自信がついて今までよりも人の前で意見を言えるようになりますよ。
4.きちんと長い文章でしゃべる練習をする
周りが自分の話をあまり聞いてくれないと自信を無くてしているなら、少し上手に話せる練習をしてみませんか?
短い文章で話そうとすると、話の前後関係が読みづらく相手に話が伝わらないこともあります。
また、短く話そうとする人は自分に自信がなく語彙力がない人に多い傾向があります。
しかも、自分に自信がないために小さくボソボソと話そうとするので、相手に伝わりにくいです。
話を聞いてもらうためには、先に要点を言ってから、話の内容を話すのもよいでしょう。
誰かと話す時は相手に話が伝わるように丁寧に話さなければなりません。
恥ずかしいから、相手の反応が怖いからとササっと手短に済ませてはいけません。
自分本位で考えず、相手を思って話すようにしましょう。
5.たくさんの人と交流する機会を持つ
自分がないと思っている人は、「自分はあまり出来ない人間」だと思い込んで自分自身を追い込んでいる場合が多いです。
そのため、人と会うと自分のダメな部分が見えてしまうのではないかと怖がっています。
生きていれば誰にも会わずに生きていくということは不可能に近いです。
ここはひとつ、たくさんの人と交流を持ち人慣れしてみてはどうでしょうか。
オススメの交流方法は自分の趣味と合う人たちと話すことです。
アニメやゲーム、鉄道、音楽、いろいろなサークルやオフ会などに参加して話す練習をするといいでしょう。
好きな事をお互い話ができればどんどん慣れてきて、ジョークも言えるようになってきます。
話す自信がついてきたら会社などでも、段々と話せるようになりますよ。
6.人に頼らず全部自分でするようにする
人に頼ると、自分のカラーが段々となくなってきます。
誰かに自分の事をやってもらうということは、やってもらった人に逆らえず自分を出せなくなるからです。
その代表的な事例として「親子関係」があります。
いい大人が親にいつまでも頼っていると、親に逆らうことができずにいつまでも親に小言を言われる人生を送らなければなりません。
自分がない人はいつまでも親の言うことを聞いている、または親の世話になっている人が多いです。
自由に自分のカラーを出して生きていきたいともし思っているなら、何でも自分でする必要があります。
自分で自分を守れば、自ずと生きるために自分のカラーが出てくるものです。
生きていくために余計な事に対してイエス・ノーがハッキリしてきます。
そうしないと時には命をなくす恐れがあるからです。
自分を持ちたい人は今まで意外と出来てなかった「自立」をしてみてはどうでしょうか。
7.大会やコンペに参加する
自分が出せずに悩んでいるのなら、何がなんでも自分を出さなければいけない場所に行ってみてはどうでしょうか。
例えば、自分の趣味の物を品評会などに出してみるのです。
よく応募しているのが絵や写真です。
自分が作った作品は言い換えれば、自分の塊のようなものです。
そこに自分がないだなんてことは絶対にありません。
人前で話すこと動くだけが、自分を出す場ではないのです。
他にも町内会のボーリング大会や市で行っているサークルなどは頻繁に習字や裁縫などの展覧会をやっていますので、そのようなサークルに入るのも一つの手です。
家でひっそりとする趣味も楽しいですが、人目に自分の作品を見てもらうのは気持いいものですよ。
誰でもない自分の人生!自分の気持ちを大切に
この世に本当は、自分がない人なんていないのかもしれません。
生きている以上は誰もが自分を持っています。
ただ、自分を出すことが怖くて個性を出せないだけなのです。
でも、少しでも自分を出せたらもっと人生が生きやすく楽になって、誰も恨まず妬まず生きていけるのです。
自分を出すことで時には誰かに傷つけられたり、誰かを傷つけることもあるでしょう。
でもいいのです。
自分の人生だから自分で決めて自分の気持を尊重してあげましょう。
自分の心に正直になってみてください。
きっと素晴らしい人生を送れますよ。
頑張ってください。