自分がないとはどういうことなのか。
たった今自分はここに確かに存在しているのに、自分で自分という存在を感じられない。
それどころか自分について考えたことがあまりない。
でもふとしたことで「私ってなんなの…?」と思い悩むこともあります。
その時の悩みの重さは表現できないほどでしょう。
自分が自分の存在を愛せない苦しみはとても辛いものです。
もっと自分を感じたい、もっと自分の存在を感じて輝いて生きていきたい。
きっと誰もがそう思っているはずです。
今回は自分がない人の特徴や原因、そして、自分を持てるようになるためのポイントをご紹介します。
自分がない人の9個の特徴
「あの人、自分がないよね」と言われてしまう人達にはやはりどこか共通点があります。
これから9個の特徴をお伝えしますが、もしかしてその特徴に当てはまっていませんか?
自分では意識していなくても、意外と自分が気がつかない部分があったりするものです。
もし多く当てはまるようでしたら、今の自分を少し見つめ直すといいかもしれませんね。
1.目標を達成したことがない
今まで生きていて、何か目標を達成したことはありますか?
女性なら、「ダイエット」がそうかもしれませんね。
「目標マイナス◯㎏!」とダイエットをする前に目標を立てますよね。
でも志半ばで止めてしまう人も多い事でしょう。
ダイエットは強い意志がなければできない大偉業です。
そこには「自分」の強い意志がなければ成し遂げられません。
ダイエットの他にも、貯金などもそうです。
お金が手に入ると後先かまわず使ってしまい、後で後悔してしまう。
お金に関しても自分を持っていないと、お金に振り回されてしまうだけです。
自分がないと、自分自身の一時的な感情に振り回されてしまい、結果的には「嫌いな自分」に陥ってしまうのです。
2.周囲の人の意見にすぐ流される
人の意見に流されてしまう人、すぐにイエスと言ってしまう人達にはいくつかの共通点があります。
自分に自信がないため、自分が意見すると跳ね返されてしまうのではないかと思ってしまうのです。
また、相手の気持ちの裏側を考えて深読みしてしまい、自分の意見が言えないこともあります。
こう言ったら相手が傷つくんじゃないかと考えすぎてしまうのです。
この場合、優しい性格のように思われますが、実際は「嫌われたらどうしよう」という思いが根底にあるのです。
その他にも、意見のぶつかり合いが怖い人や、意見を誰かと言い合うのが面倒という人もいます。
「自分がない」人には結構、この「面倒くさいから」という人が多いのかもしれません。
3.論理的思考ができない
自分がない人は、物事を論理立てて話すことがあまりできません。
ゆっくり考えれば自分なりの正しい答えを出すことが出来るのですが、とっさに何かを迫られるとすぐに答えが出てこなくて、相手の意見に合わせてしまう場合があります。
もし、この事に心当たりのある人は、自分の意見や意志を持てるようにするために、本を読んだりするといいでしょう。
本を読むと物事に順番を付けて話せるようになりますし、相手に話が伝わりやすいので、相手を納得させる話力を身に着けることができます。