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愚直な人の11個の特徴と性格的なメ...(続き2)

運動部に所属している時に、試合のメンバーから外れて補欠になっても、腐らずに家で黙々とトレーニングに励み、ある時に試合に出場して素晴らしい働きをして監督に認めてもらった事例などたくさんあります。

これは自分自身に正直に取り組んで、愚直にトレーニングした結果なのです。

きっとできると自分に言い聞かせて、自分にひたすら正直にトレーニングしたからです。

馬鹿正直とも言われる


馬鹿正直だと言われることは、本当はいいことなのです。

世知辛い世の中では、正直者は損をすると言われたものです。

世渡りが上手い人間は、大事な場面でも正直に言わずに言葉を濁したリお世辞を言ってごまかすのです。

しかし、馬鹿正直な人は裏表がないということでもあります。

その場で、思ったことを正直に話すだけなのです。

ただ、嘘はつかないとしても正直に話すと困る人もいる訳です。

その困った人に恨まれるというリスクもあるのです。

「あの人が、馬鹿正直に言うものだから、せっかくまとまりかけた仕事がご破算になってしまった」などと怒るのです。

とにかく、馬鹿正直な人は嘘がつけない性格ですが、社会に出ると重大でないことについては「うまく言う」ことも必要な時があるのです。

しかし、商品の品質を証明する規格書というものがあるのですが、この規格値を外れている言わば不良品を、あたかも規格を満たしている良品として出荷していたことが発覚した事件がありました。

このメーカーはマスコミでも取り上げられて、社長が謝罪することになってしまったのです。

この事件でメーカーの信頼も無くなり、損害を被ってしまったのですが、こんなことにならないように、日頃から馬鹿正直であるべきだと思ったのでした。

馬鹿正直に製造していると、生産性も悪くなったり利益も下がることがありますが、不正を働いていてそれが発覚した時には、それ以上の損害を被る結果になるのです。

馬鹿正直な社員が作っている商品は、信頼できるものです。

最近は愚直な人が減ってきた?

最近では、愚直な人というのは目立たなくなりました。

愚直な人は、あまり目立ちたくない性格で、コツコツと人知れず努力しているせいかも知れません。

派手な格好をして、「俺は愚直に努力しているんだ」などと叫ばないのです。

それと、インターネットの発達でいろんな情報もすぐに検索できるようになって、愚直に努力して調べる必要もなくなったからです。

お手軽に研究結果や予想ができるようになったのです。

しかも、グローバルな情報も瞬時に確認できるのです。

そんな情報社会でも、人があまり手を着けていない分野だとか、置き去りにされている分野もあります。

こんな分野を愚直に取り組んでいると、新しいことが発見できる可能性もあるのです。

ノーベル賞を受賞した先生方の中にも、愚直に研究を継続してきた人も多いようです。

科学の世界では、正直でないと真理は究明できないものなのです。

それに対して、目先の利益だけを追及すると、口先だけで商売ができる時代でもあるのです。

お手軽に儲けたいと考える人が増えると、愚直な人が減ってくるようです。

利己主義な人が増えているから

最近では、やたらと権利を主張する人が増えてきているようです。

自分が所属しているチームに、何かのお礼にと外部の人からささやかなプレゼントを貰った時でも、分けることができないような品物でも、「自分も貰う権利があるはず」とゴネルのです。

具体的にどうすればよいかというアイデアも無いのに、やたらと権利を主張するのです。

だいたいが、もらう権利、食べる権利、取る権利、使う権利などと、自分の利益に関することばかりなのです。

このように、自分の利益が最優先する考え方を「利己主義」と言います。

別の言葉で言うと、単なる「我がまま」なのです。

仲間や会社、さらには社会全体のことを考えずに、自分の利益ばかりを考えるのです。

こんな状況であぶく銭を稼いで大金持ちになった人間は、品行も良くない利己主義に徹するので、成金だと揶揄されるのです。