周りから、何かのキッカケで注意されたり揶揄されたこともあるからです。
周りの全ての人に好かれることなんて、自分には絶対無いことも理解しているのです。
自分のことをしっかりと評価してくれる人というのは、ごく限られた尊敬する人しかいないとも思っているのです。
そんな尊敬するような人物がもの前に現れて、自分の間違った行動を諭してくれることがないが義理、自分は正しいという信念を持っているのです。
そして、自分で決めた目標をしっかりと持っています。
だから、周囲の目や雑音などはまったく気にならないのです。
誰に何を言われようとも信じた道を進むのみ
愚直な人は、自分が信頼する人以外は、まったく信じようとしないのです。
それ以外の人には、誰に何を言われようがまったく意思を変える気持ちはありません。
自分が信じた道を突き進むのです。
わき目もふらずに思ったことに没頭するのです。
多分、自分に向けられたアドバイスというものも、単なる雑音ぐらいの感覚で、真剣に聞くこともないはずです。
辛くとも、信じた道を突き進む根性を持っているのです。
熱心な姿が周囲の人を感動させる
しかし、熱心に努力している姿は、その必要性を認識している一部のプロフェッショナルにはよく分かるのです。
その愚直な努力がいずれ実を結び、立派な成果を達成することを期待させるからです。
分かる人には認めてもらえるのです。
凡人には理解できないし、マネができないことでもあるのです。
成果が見えてくると、熱心な姿が周囲の人を感動させるのです。
目標を達成できる確率が高い
ダイヤモンド社から「愚直論」という単行本が出版されています。
(作者:樋口泰行、マイクロソフト代表執行役社長)愚直なエンジニアが経営者に変貌を遂げた過程を記した著書なのです。
そこには、長い年月をかけて愚直に自分の生き方を貫いた半生が描かれています。
同じように、周囲の雑音にもメゲズに愚直な努力を積み重ねてきた偉人がたくさんいます。
自分の信念に基づいて行動してきたことで、目標を達成できる確率も高いのです。
失敗しても何度でも起き上がるので
愚直な人にとっては、失敗という事態そのものも、目標に向かう過程での一つの通過点であるとの認識なのです。
ある意味、何かの間違いで思い通りの結果が出ない時でも、そこに隠されている真理という重要なものを発見することができるのです。
関西風に言うと、転んでもただでは起きない、という意識です。
起き上がる時には、手元にある何か有益なものを掴むか、よし今度は失敗しないぞ!という気力を身につけるのです。
愚直の人には、この精神があるようで、失敗しても今度は頑張ろうという根性があるのです。
失敗も繰り返し行うことで、失敗を克服する術を身につけるのです。
そこにはさらに進化した自分に生まれ変われるのです。
愚直な人は、失敗しても何度でも起き上がれるのです。
まとめ
世間では、あの人は「愚直な人」だという時は、大抵は褒め言葉として使われるようです。
自分の信念に基づいて、やり抜くという性格なのです。
高校や大学の運動部で学生たちを引っ張って行く指導者の中には、愚直と思われる人を見かけます。
今まで弱小チームで成績も良くなかったけれど、その愚直で熱心な指導者の下で何年も努力してきた結果、全国大会で入賞するレベルになったなど、感動する話は多いようです。
そこには、3年や4年間で卒業する学生たちを指導するのですから、毎年加入する新しい生徒にも信頼が受け継がれるような指導者で泣ければならないのです。