頑固な人と言うのは、自分の心の中にある信義や正義というものがあって、それを頑なに守ろうとすることで頑固になるのです。
あまり人の話を聞かない
頑固な人は、親も頑固な性格であることも多いようです。
小さなころから、頑固者の父親を見て育ってきた人は、子供もその生き方に共感するので、やはり頑固な性格を持つこともあります。
何事にも、「こうあるべきだ」とか「こうあるはずだ」と、すでに決まっているかのように単純に決めてかかるのです。
すると、考え方が固まってしまって融通が利かなくなってしまいます。
自分と価値観が違う人間の意見を聞かなくなるのです。
この分野では、自分の方が詳しくて良く知っていると天狗にもなってしまうのです。
世の中の変化には、ついて行けなくなってしまいます。
いつしか、最新の情報や話題も、自分には届かなくなってしまうのです。
時代遅れの単なる頑固者として相手にされなくなってしまいます。
頑固な人は、孤独になるのです。
視野が狭い
愚直な人は自分が常に正しいと思い込んでいるのです。
誰が何と言おうとも、いろんなアドバイスをしようとも、聞く耳を持たないのです。
昔からの伝統を守っていく上では、昔からのしきたりや行動を愚直に守っていれば良かったのですが、革新的なことが増えてくると、これまでの経験や知識では対応できなくなります。
しかも、新しいことにチャレンジしないと、視野が狭くなっていき時代に取り残されることになるのです。
愚直な人は古風な人と思われてしまうのです。
古風な人というのは、自分と同じような愚直な人としか話が合いません。
そして、限られた人との交流に興味を持つので、交流の人脈も限られてしまい視野が狭くなるのです。
その狭い世界で満足する人も多いようです。
見方が偏っている
愚直な人の行動は、自分がやろうと決めたことには、わき目もふらずにそのことだけに没頭するのです。
よくあいつは「◯◯バカだ」と揶揄されることがあります。
時には、何かで間違ったことがあると面と向かって「おまえは本当に◯◯馬鹿だよ!」と激しく罵られることもあるのです。
愚直にひとつのことに没頭していると、周りの変化に気付かずに、立ち遅れてしまうのです。
何かの優れた技術を持っていても、現在ではその技術だけに頼ることも無くなり、コンピューターという武器で加工したり製造することも可能になってきたのです。
愚直に技を磨いていても、スピードとコストでは太刀打ちできなくなってきたのです。
これまでの経験だけに頼っていると、見方が偏ってしまって時代の流れに取り残されることもあるのです。
感情の起伏が激しい
愚直な人は、自分の欠点を隠しています。
プライドが高いので、欠点をさらけ出すことに抵抗があるためです。
自分が決めた道を進んでいた時に、別の道を進むことを提案されても、すぐには変更しないのです。
とにかく、正攻法で一つのことをやり抜こうとするのです。
非常に根気強い性格でもあるのです。
一度や二度失敗しても、正攻法で最後まで突き進む頑固さがあるのです。
どんな頑強な壁が立ちはだかろうとも、ぶつかっていくだけなのです。
そんな自分に苛立って、感情の起伏も激しくなるのです。
ある限界を超えると、爆発するのです。
でもなるべくグッと我慢している
要領の良い仲間が、自分とは違う新しい方法で取り組んで成功しても、決して安易に真似をするような弱い気持ちではないのです。