周りの人が焦っても、まったく動じません。
周りの人は、ハラハラ、ドキドキの連続でも、マイペースを守ってあまり焦りません。
周りが見えないこともあるのですが、自分の信義に基づいて地道に行動するからです。
愚直な人は、あまり焦りません。
だから、良く時間にルーズになってしまって、みんなから非難されることになるのです。
集中力が高い
愚直な人の最大の特徴は、これと決めたら集中力が凄いのです。
このように一つの仕事に没頭する職人肌の愚直な人間に対して、限られた時間に多くの仕事を並行して器用に仕上げてしまうマルチタスクの人間がいます。
企業で働いていると、限られた時間で多くの仕事を処理してくれる人間の方が頼りになります。
しかし、仕事の本質を見抜く力と、革新的なテーマの芽を発見するには、コツコツと地道に作業して集中力が高い愚直な人が有利なように思えます。
愚直な人は、集中力が高いのです。
愚直であることのメリット
愚直と聞くと「まじめ、正直」だと感じます。
しかし、「馬鹿正直」と言われると、なにか軽蔑されているように感じるのですがいかがでしょうか。
愚直な人は味方になって欲しいですが、馬鹿正直な人は一緒に働きたくない気がします。
でも、愚直の中には、どちらの意味も含まれているのです。
では、どんなメリットがあるのか考えてみました。
周囲の人に信頼される
愚直な人は、地道に努力することが得意です。
与えられた仕事ならば、キッチリと仕上げてくれるのです。
途中で何かの問題が発生しても、環境が変化しても、動じることもなく黙々と前進して行くのです。
普通の人なら、ギブアップしてしまうようなことでも、根気強くやり遂げる集中力とパワーを持っているのです。
過去にもノーベル賞を受賞した学者たちは、愚直な人が多いようです。
人から笑われることも後ろ指を差されることも平気で、一心に突き進むのです。
そして大きな成果を達成すると、その努力を見ていた人達に信頼されるのです。
ストレスをさほど感じていない
愚直な人の思考回路は、普通の人とは変わっています。
物事の本質や真理を追っかけていますので、その周りの俗っぽい事象には興味がないのです。
自分が考えていることが正しいかどうか、目の前の結果が何を意味しているのかと、目の前だけを見つめているのです。
もちろん失敗も数多く経験していきます。
その失敗も、この方法では上手く行かないことが分かったこととして、ある意味では成果として捉えるのです。
次は、これを繰り返さないようにしようというポジティブな思考に切り替えるのです。
失敗に費やした時間を惜しいとは思わないのです。
つまり、後悔をしないことからストレスをさほど感じない性格なのです。
つまり、失敗も喜びに変えてしまうのです。
周囲の目や雑音が気にならない
愚直の人の特徴は、自分がやると決めたことにまっしぐらに進むことです。
自分の価値観に見合う行動を取るのです。
その信念は強いものがあります。
愚直の人というのは、今までにも奇異な目で見られていることも自覚しています。