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左遷とはどういう意味?左遷させられ...(続き2)

「転落」はまさしくそれまでいた地位を自らの失態により、会社からの人事によって強制的に降格させられたものです。

大企業の有力なポストから降格させられるということは、完全なる人生の敗北であり、まさしく「転落」を絵に描いたような生き様となるわけです。

転落した者に待つのは屈辱と孤独です。

恐らくそれまではこの世の春を謳歌していたにちがいないであろう人生が急転直下、一気にあなたの周囲からはカネもヒトも消えてしまいます。

地位と金のある人間の周囲には、いつの時代も取り巻き連中がおこぼれ頂戴と言わんばかりに群がっていました。

調子のいいセリフばかりが耳に入り、まさに殿様気分の絶頂にいたのです。

それが紙切れ一枚で人生の転落となるのです。

自らが蒔いた種による結果ですから誰に文句はつけられません。

自業自得なのです。

左遷の中でも「転落」というものは、人生の終わりを意味しているイメージもあるためか悲惨で救いようのない重い処罰です。

くれぐれもご自身の生き方、自分自身で律しましょうね。

更迭

左遷の同義語の3つ目は「更迭(こうてつ)」です。

「更迭」も企業や組織が処分の一環として行う人事の一つです。

会社に対して底知れぬ損害や被害を与えたものが受ける重い処分です。

こちらも一般的には地位の降格、給与の降下、勤務地の移動などそれまでの社会的身分を剥奪されるに等しい処罰が待っています。

ただ、表向きは更迭ということにしておいて、内内では来たる時期に向けてその人の身をかくまい再び重要ポストに就ける、といった政治色が反映される処分といえなくもない一面もあるかもしれません。

しかし、そのような身の振り方ができるのはほんの一部の有力者のみでしょう。

多くの人は、一旦「更迭」という処分をされてしまったら、もうその世界への返り咲きは難しいものです。

まさに「左遷」と同様のダメージを被る人事処分ですね。

島流し

左遷の同義語の4つ目は「島流し」です。

「島流し」はそれまでの職場の影響力の全く及ばない遠い僻地へ送り込む処分です。

これは生きる希望を根こそぎへし折られる、ある意味残酷な処罰でもあるのです。

江戸時代の島流しは文字通り、本当に自力では帰ってくることのできない遠い島へ移動させられましたよね。

小笠原諸島の孤島や佐渡ヶ島などが有名なところでしょう。

地図を見れば分かるように船がなければとても渡れません。

また本土へ帰ってこようとして脱走したとしても、とても自力で泳ぎ切るなどという神業も使えません。

それほど遠くて何もないところなのです。

勿論、現代の島流しは実際に遠方の孤島へ放り出すものではありません。

その会社の不採算部門、あるいは地方の営業所、または海外拠点(それもかなり治安の悪い地)などに配属されるのです。

島流しはあなたのプライドを打ち壊し、再び表舞台に立とうとする気力も体力も奪ってしまうでしょう。

そういう意味ではキツイお仕置きだという事になるのです。

格下げ

左遷の同義語の5つ目は「格下げ」です。

格下げはここまで紹介してきた5つの左遷の同義語の中で、最も処分が軽いものかも分かりません。

仮に処分された人が本部勤務だったとしたら、勤務場所はそのままで花形ではない不採算部署への格下げになったり、あるいは課長職だったのを人事異動で2階級降格処分として係長とし、勤務部署はそのまま、というケースもあるでしょう。

よって処分された家族の人にとったら同じ部署か同じ会社に通えるわけなのでホッとするかもしれませんが、たまったものではないのは当の本人です。

それまで華々しい活躍をやってきた人間が、明日からは後輩たちにも身分的に抜かれて部下扱いです。

プライド高い人間だったなら恐らく半年もその会社でもたないことでしょう。