世の中、特に会社組織というところは熾烈な競争社会です。

会社は慈善事業団体ではありません。

売り上げを挙げて利益を作っていかないことには会社活動が成り立ちませんし、社員に給料を支払う事も出来ななくなってしまいます。

最悪の場合、倒産という憂き目も待っているわけです。

その最悪を避けるために会社は一人でも優秀な人材を集め教育して自社の戦力になってもらおうと躍起になっています。

しかし、全ての会社勤めの人間がそのような思惑通りに運ぶとは限りません。

中にはそういった全うなコースを外されてしまう可能性もあるのです。

今回は、全うなコースではない道、「左遷」について考えてみましょう。

左遷されない人になるために

私たちは会社というところに就職したからには、その会社の社訓に則り規則を守り会社の発展のために力を出し惜しみすることなく働かなければいけません。

そういう働きっぷりさえしておれば左遷という憂き目に会う事はない訳なのですが、人間がたくさんいれば中にはその働きに反する行動をやってしまう人も出てくる訳です。

ではどうやれば左遷に遭わずに済みのでしょうか。

また左遷とはそもそもどういったものなのでしょうか?

以下、じっくりとみていく事に致しましょう。

左遷とは?

それでは左遷の意味について紹介致します。

そもそも左遷とは?の問いに対する回答は、「官職や地位、ポストをそれまでの高い地位から低い地位に下げられること」という解釈で大方の人が理解できるでしょう。

つまりそれまで部長職だった人が平社員に、役員だった人が役員待遇を外されて部長職に降格させられる、などの処遇をいいます。

最近では日本相撲協会の理不尽な降格処分が話題になっていますね。

ああいった株式会社ではない財団法人においても、また一般の公務員の世界においても降格、即ち左遷は処罰の一環として存在しているわけです。

どうして「左」なの?


それでは左遷という言葉、どうして「左」になってしまったのでしょうか?右だったらいけなかったのでしょうか?

この疑問を解き明かすには古代中国の思想が大きく影響していたから、というのが大きな理由となります。

大昔、中国の戦国時代の頃(紀元前400年頃)にまでさかの上らなければなりません。

当時、中国では右を尊び、左を卑しんでいたようです。

その風習が由来となって今日まで脈々と受け継がれてきているようなのですね。

確かに日本の文化は古くから大陸より伝わったものが土台です。

右に行くものが優秀で左に回るものが価値が落ちる、という見方はどうやらそのときからの風習が全く途絶えることなく2400年以上もの時間を有して現代に生き残っているのです。

これでは「左遷」という言葉が不変の位置にランクされていることに、誰も異存を挟む訳にはいかないでしょうね。

左遷の同義語

次に「左遷」の同義語についてみていきましょう。

全部で5個、ご紹介致します。

降格

左遷の同義語の1つ目は「降格」です。

確かに「左遷」というものはそれまでの高い地位から低い地位への降格も意味します。

よってこの「降格」という言い方は多くの部分で「左遷」と同等な扱いといっていいでしょう。

ただ、「降格」は純粋にポストの上下のみを意味している感じもしますね。

一方の左遷は降格はなくとも本社勤務から遠い僻地のような地方勤務の意味合いも含まれてきます。

そういった意味では「左遷」というのは本当に怖い人事決議でもありますね。

転落


左遷の同義語の2つ目は「転落」です。

まるで大企業における出世争いの末路を思い浮かばせるような意味合いを響かす言葉ですね。

「転落」はまさしくそれまでいた地位を自らの失態により会社からの人事によって強制的に降格させられたものです。

大企業の有力なポストから降格させられるということは、完全なる人生の敗北であり、まさしく「転落」を絵に描いたような生き様となるわけです。

転落した者に待つのは屈辱と孤独です。

恐らくそれまではこの世の春を謳歌していたにちがいないであろう人生が急転直下、一気にあなたの周囲からはカネもヒトも消えてしまいます。

それまでは高級クラブへ夜な夜な、会社の経費で行く事もできたでしょう。

地位と金のある人間の周囲には、いつの時代も取り巻き連中がおこぼれ頂戴と言わんばかりに群がっていました。

調子のいいセリフばかりが耳に入り、まさに殿様気分の絶頂にいたのです。

それが紙きれ一枚で人生の転落となるのです。

自らが蒔いた種による結果ですから誰に文句はつけられません。

自業自得なのです。

左遷の中でも「転落」というものは人生の終わりを意味しているイメージもあるためか悲惨で救いようのない重い処罰です。

くれぐれもご自身の生き方、自分自身で律しましょうね。

更迭

左遷の同義語の3つ目は「更迭」です。

「更迭」も企業や組織が処分の一環として行う人事の一つです。

会社に対して底知れぬ損害や被害を与えたものが受ける重い処分です。

こちらも一般的には地位の降格、給与の降下、勤務地の移動などそれまでの社会的身分を剥奪されるに等しい処罰が待っています。

ただ、表向きは更迭ということにしておいて、内内では来たる時期に向けてその人の身をかくまい再び重要ポストに就ける、といった政治色が反映される処分といえなくもない一面もあるかもしれません。

しかし、そのような身の振り方ができるのはほんの一部の有力者のみでしょう。

多くの人は、一旦「更迭」という処分をされてしまったらもうその世界への返り咲きは難しいものです。

まさに「左遷」と同様のダメージを被る人事処分ですね。

島流し

左遷の同義語の4つ目は「島流し」です。

「島流し」はそれまでの職場の影響力の全く及ばない遠い僻地へあなたを送り込む処分です。

これは生きる希望を根こそぎへし折られる、ある意味残酷な処罰でもあるのです。

江戸時代の島流しは文字通り、本当に自力では帰ってくることのできない遠い島へ移動させられましたよね。

小笠原諸島の孤島や佐渡ヶ島などが有名なところでしょう。

地図を見れば分かるように船がなければとても渡れません。

また本土へ帰ってこようとして脱走したとしても、とても自力で泳ぎ切るなどと言う神業も使えません。

それほど遠くて何もないところなのです。

勿論、現代の島流しは実際に遠方の孤島へ放り出すものではありません。

その会社の不採算部門、あるいは地方の営業所、または海外拠点(それもかなり治安の悪い地)などに配属されるのです。

島流しはあなたのプライドを打ち壊し、再び表舞台に立とうとする気力も体力も奪ってしまうでしょう。

そういう意味ではキツイお仕置きだという事になるのです。

格下げ

左遷の同義語の5つ目は「格下げ」です。

格下げはここまで紹介して参りました5つの左遷の同義語の中で最も処分が軽いものかも分かりません。

仮に処分された人が本部勤務だったとしたら、勤務場所はそのままで花形ではない不採算部署への格下げになったり、あるいは課長職だったのを人事異動で2階級降格処分として係長とし、勤務部署はそのまま、というケースもあるでしょう。

よって処分された家族の人にとったら同じ部署か同じ会社に通えるわけなのでホッとするかもしれませんが、たまったものではないのは当の本人です。

それまで華々しい活躍をやってきた人間が、明日からは後輩たちにも身分的に抜かれて部下扱いです。

プライド高い人間だったなら恐らく半年もその会社で持たないことでしょう。

人間、一度味わった栄華や栄光の美味しさを知ってしまうと、同じ環境下でそれ以下の扱いを受ける屈辱感というものに耐えられないものです。

よって格下げと言う処分をされてしまうと余程の神経の持ち主でない限り、自ら退職の道を選んでしまうでしょう。

もっとも会社もそれを狙って「格下げ」という処分を下しているのかもしれません。

そういう意味ではやはり「左遷」という扱いと何ら変わらないでしょうね。

左遷されるよくある理由とは?

それでは次に「左遷されるよくある理由」について考えてみましょう。

何事も原因があるから結果があるわけで、何もおかしな事を行っていなかったら左遷などと言うキツイお仕置きは受けないわけです。

左遷に値するような重要な行いをやってしまったからこのような処分をもらってしまうのです。

では左遷されるよくある理由、全部で7個、ご紹介致しましょう。

成績不振

左遷されるよくある理由の最初の1つ目は「成績不振」です。

厳しいようですが、会社というところは各個人に与えられた目標や予算を達成してはじめて給料がもらえるわけです。

要するに日本にあるほとんどの会社は当初の目標予算というものを期首に計画します。

これを達成するために各営業部隊は毎日、顧客のところへ赴き可能な限りの営業手腕を駆使して自分に果たせられた個人予算の必達に向けて頑張るわけです。

これが公務員の世界ならばこのような予算という必達の数字はないでしょう。

公務員の世界は皆さんの税金が給料の原資です。

与えられた職務や仕事をきちんとこなしてさえいれば左遷されるほどの思い処分は受けないはずです。

だから成績不振という理由は主に一般の民間企業が対象となります。

会社というところに就職した限りは、人事部や総務部といった非生産部門への配属でない限り、必ずや「目標予算」「目標ノルマ」というものが果たされるのです。

そしてその成績が著しく悪く、いくら改善策を講じてもやはり成績がついてこない人には残念ながら降格や異動という「左遷」が下される可能性があるのです。

しかし、これはやむを得ない事です。

稼げない社員を抱えていても会社は給料を払わなければなりません。

一昔前ならば恐らく「クビ」を言い渡される事態です。

今の時代はその理由で解雇という事はまずあり得ませんが就活するときにそのような事態を避けるべく、自分の能力を正しき発揮できる会社選びを行う事が重要となる事が痛いほど分かるのではないでしょうか?

不倫

左遷されるよくある理由の2つ目は「不倫」です。

今や企業・公務員問わずコンプライアンスの実践には相当な神経を尖らせています。

いわゆる反社会的と取られる行動・行為は現代社会にあっては超厳罰対象となっているのです。

そんな反社会的行為の一つに「不倫」も数えられています。

法令順守の精神を大きく踏みにじる行為と広く世間が認知しているからこそ、やってしまった人には重い処罰が待っているのです。

まあしかし、不倫に縁のない人と結婚しても異性にもて続ける人が世の中にいる事は確かです。

人間、異性からモテると悪い気は致しません。

逆に自分の理性のタガがつい緩んでしまって気が付いたらどっぷりと不倫地獄にはまっていた。

というのが不倫をしてしまった人の言い訳になるのでしょうか?

いずれにしても不倫の代償は重いものです。

特に勤めている組織が金融機関や官僚の世界だったならば受けるべく処分は横綱級と覚悟しておくべきでしょう。

自身の更迭や格下げ、異動だけに留まらず、相手の家族への損害賠償のほか自身の離婚問題にも発展するかもしれません。

名誉も年収もあっという間に失ってしまう可能性があるのがこの「不倫」なのですよ。

重大ミス

左遷されるよくある理由の3つ目は「重大ミス」です。

重大ミスというくらいですから会社の存亡にかかわるくらいのミスと考えたらいいでしょう。

当然ながらそのような重要な任務を任されるのは、会社の中でも限られたエリートさんです。

問題なくそのプロジェクトを完遂させれば更なる出世が約束され万々歳のはずだったのですが…。

ミスというものは慢心やうっかりで起こしてしまうものです。

最後の最後まで気を抜いてはいけないのです。

普段は口の堅いあなたがプロジェクト完遂前の最後の夜に敵方が放った産業スパイにお酒の場でいい思いをさせられてポロッと重要な秘密を喋ってしまうかもしれません。

いつどこであなたを陥れようとする罠が待っているか、分からないのです。

いずれにしても重大ミスは本当に命取りです。

会社にしたら皆の手前上、あなたに何らかの処分を下さないわけにはいかないでしょう。

それが左遷的な処分だったとしてもあなたが土壇場で起こしてしまったミスが原因なのですから、誰にも文句は言えないのです。

偉い人に逆らった

左遷されるよくある理由の4つ目は「偉い人に逆らった」です。

この「偉い人に逆らった」という理由、ドラマや小説、映画などで頻繁に目にする光景ですね。

多くの会社では次期社長の座を狙う主流派や対抗勢力などいくつかの派閥が存在し、それぞれ悲喜こもごもの駆け引きを講じその座に就こうと虎視眈々となっています。

そんな派閥の勢力争いにもし巻き込まれて偉い人(社長や役員)に対して便宜を図る役目を負わされたばかりに、派閥争いのトカゲのしっぽ切りの如く、全責任を負わされてしまって左遷されるというシーンは世の中にまま、起こっているようです。

この辺りが大企業で生き延びていく難しさを感じさせます。

誰にでも愛想よくやっていればいいのですが、一度でもどこかの派閥に利用されてしまうと対抗勢力からは露骨に「敵」扱いされてしまいます。

よって本人の思惑とは裏腹に偉い人の怒りを買う、という結果になってしまう事もあるのです。

だからといって社内で誰とも付き合わないという事もできないでしょう。

そういう意味では自分の身を守ってくれるのは自分だけなのかも分かりません。

常に社内にアンテナを張って置き正しい情報を仕入れ、自身の身の在り方を適正に保つ努力は必要かもしれませんね。

とにかく偉い人に逆らったと思われてしまうような行動は何があっても慎まなければいけないところがサラリーマンの処世術の一つでしょう。

不正がバレた

左遷されるよくある理由の5つ目は「不正がバレた」です。

どのような組織であれ、会社であれ不正はいけません。

あなたが入社する時に誓約書として会社に提出している方も多いのではないでしょうか?会社に不利益を被るような行いをした者には厳重な罰則が与えられる、と。

多くの場合の不正は会社の重要機密情報をライバル他社などに売って私服を肥やすとか社内の経費を不正な手段で着服するなどが挙げられるでしょう。

これらの行為は文句なしに「左遷」ものです。

一切の言い逃れはできません。

内容が内容だったら横領罪や背任罪などで逮捕されてしまう可能性も出てくるでしょう。

とにかく不正はいけません。

組織人は正しい判断基準の上に立って職務を遂行する義務があります。

それに反して会社の重要な資源を勝手に着服したり流用したりすれば裁かれるのは当然の結果なのです。

ルールを守らなかった

左遷されるよくある理由の6つ目は「ルールを守らなかった」です。

会社にとって、ルールの厳守は必須事項です。

俗にいうところのコンプライアンス遵守です。

今の時代、このコンプライアンス遵守(法令順守)の精神が口やかましく叫ばれている時代です。

セクハラ、パワハラ、ブラック企業など。

一歩間違えれば企業の存続すら危うくなってしまう危険性を持っているのです。

よって企業側からすればルールを守らない常習者に厳しい沙汰を下さなければならなくなるのは今や当然の時代となっているのです。

この事態を十分、理解したうえで仕事を行っていきましょう。

勿論、左遷沙汰になってしまうルール違反は上記だけではありません。

一人前の社会人としての自覚だけは忘れないようにしたいものですね。

取引先を失った

左遷されるよくある理由の7つ目は「取引先を失った」です。

仕事に失敗やミスはつきものですが、取引先を失ってしまうくらいのミスはちょっと別格です。

その取引先がもし、あなたの会社の存亡を握っているようなところだったとしたら尚更でしょう。

このようなケースを起こしてしまった場合、実行してしまった人間が左遷されるであろう事は避けられないでしょう。

そしてその者の上司も何らかの処分を受ける事になってしまうかもしれません。

取引先を失うくらいのミスです。

上司が部下の動きを全く把握していなかったことになりますから、明らかに監督責任を問われてしまうでしょう。

取引先を失う。

会社にとってどれほど重く痛い事件であるかを左遷させられた人間は胆に銘じるべきでしょうね。

左遷が多いところで生き残るためには

では次に参りましょう。

もしあなたの働いている職場が左遷を頻繁に行う会社であったとしたら、どのようにして生き残っていけばいいのでしょうか?

多くの皆さんが該当してくるテーマだと思います。

全部で9個のご紹介になりますが気を抜かずに気合を込めた説明をしていきたいと思いますね。

嫌われないよう人間関係を円滑にする

左遷が多いところで生き残るための方法の最初の1つ目は「嫌われないよう人間関係を円滑にする」です。

人間関係というのは本当に大事であり重要です。

仕事上の少々のミスならば人間関係が解決してくれるといっても過言ではないくらい、モノを言ってきます。

それほど円滑な人間関係というものはまさに鬼に金棒。

怖いモノなしになれるくらいの強力な武器になるのです。

ただ、どうしても人付き合いが苦手な人もいる事でしょう。

ですので、無理をして八方美人になる必要まではありません。

人からみて高感度を挙げるような振る舞い・態度・言動を心がけてゆけばいいのです。

挨拶は率先して行いましょう。

何事も先手を打って行いましょう。

指示待ち族になってはいけません。

そして誰に対しても平等に笑顔を振り向けましょう。

この3つが最低限、出来ていたら人から気われる事はないはずですからね。

感心される特技を持つ

左遷が多いところで生き残るための方法の2つ目は「感心される特技を持つ」です。

ただ、特技といっても何か特別難しいものを会得せよ、という訳ではありません。

「特技」というと皆さん、何か難関な資格を取得することだとか人がやらないようなお金のかかるスポーツをやることだとか思われるかもしれませんが、そうではないのです。

実は特技といっても誰でもできるようなものなのです。

例えば、初めて会った人の顔と名前を完璧に覚える。

これ、普通そうに見えて実はそう簡単ではないんですよね。

特に人間の数の多い大企業になったら、初めて会う人の数は1人や2人程度では済みません。

多い時は一度に10人以上の人と名刺交換をしなければならないかも分かりません。

しかし、初対面の人の顔と名前を一致させる訓練をしておけば次回に会った時にこちらから先手を打って挨拶できるはずです。

それもきちんと役職名までつけて。

こういった対応を率先してやってくれた相手に対して嫌悪感を抱く人がいるでしょうか?いないですよね。

反対にその人の好感度は一気に上がるでしょう。

こういった特技をたくさん持っている人が組織で生き残るのです。

そう、あなたの頭をフル回転させれば済む話しなのです。

何事も難しく考え過ぎたら、打開策が見えなくなってしまいますからね。

常に一生懸命取り組む姿勢を見せよう

左遷が多いところで生き残るための方法の3つ目は「常に一生懸命取り組む姿勢を見せよう」です。

仕事を一生懸命するのは当然の話なのですが、それ以外の部分においても一生懸命に取り組んでいる姿勢がある人とそうでない人との差は1年経つと歴然としてきます。

要するに何事にも一生懸命の人ならば、自分の手元に置いておきたくなるのが人情なのです。

反対にそうでない人はどこかへ行ってもらいたくなる。

これも人情です。

これがポジティブに生きているかそうでないかの違いになるのです。

ポジティブ思考の人はどのような組織においても重宝されます。

それと真逆なネガティブ思考の人が左遷候補に上がってしまうのは人事考課上、やむを得ない事になるのかも分かりませんね。

上司に気に入られよう

左遷が多いところで生き残るための方法の4つ目は「上司に気に入られよう」です。

上司に気に入ってもらうためにはどうしたらいいか。

それは先ほどとリンクするかもしれませんが発想を常に「ポジティブ思考」にしておく事です。

何事にも前向きで且つ、人の批判や悪口を言わない人であるなら、上司は安心してその人の事を信用するでしょう。

つまり「報連相」がしっかりできていて上司の言う事に反論ばかりしない人の事です。

上司がいくらマネジメントに長けた人間であっても自分の事を平然と悪く言ってくる人間を果たして理屈抜きに好きになれるでしょうか?

人間は所詮、感情の動物です。

褒めてもらえたり、いい気分にさせてもらえる方が嬉しいのです。

このツボを絶妙なタイミングで突いたり押してきてくれる人間を好きになってしまうのは理性ではなく本能なのです。

ただ、上司にも色々なタイプがいます。

何を行えば上司の機嫌が良くなるのか。

それを掴み取る事も非常に重要ですよ。

適度に派閥に属する

左遷が多いところで生き残るための方法の5つ目は「適度に派閥に属する」です。

派閥というものを皆さんはどう思われるでしょうか?週世争いの道具にされる、などという理由で極力避けている方も多いかも分かりませんね。

ただ、適度な付き合をする程度ならば属していても邪魔になることはないかも分かりません。

それに上司の目から見たら昨日今日入ってきたような「ひよこさん」程度の新人が我が派閥の有力な人材になるなどとはほとんど思っていません。

だから新人のうちはあまり派閥について深く意識せずに付き合っていけばいいのです。

それを何でもかんでも派閥のせいにして一切の付き合いに参加しないとなると、上司が可愛い奴だ、と思ってくれるかどうか微妙になってきます。

やはり組織で生きていこうと思ったなら自分の上司には嫌われるより好かれていた方が圧倒的にやりやすいですからね。

この辺の生き方を上手に行うのも組織で長く生きていくための処世術になるのですよ。

少しずつでも成績を上げ続ける

左遷が多いところで生き残るための方法の6つ目は「少しずつでも成績を上げ続ける」です。

あなたがいくら上司に好かれている立場だったとしても肝心の営業成績が駄目だったらば上司もあなたの事を会社からかばいきれません。

結局のところ、会社で生きていくためには仕事が出来なければどうしようもない、という事です。

そのために若いうちから額に汗を流して労を惜しまずに働く姿勢を身につける必要があるのです。

仕事の成果というものは、そう簡単には出来ません。

仕事の初歩を覚え、顧客の事をしっかり覚え、時間をかけてどうすればきちんとした成果を上げれるようなるのか。

それを覚え込まなければならないのです。

だから新人として入ってからしばらくは研修の時間が割かれるわけです。

研修が終わればどこかの部署に配属されて戦力となるよう頑張るわけですが、それでもまともな
仕事が出来るようになるまでには更に時間がかかるでしょう。

これらの段階を踏んで、あなたは上司が認めてくれる戦力になっていかなければならないのです。

会社はそのための教育と時間をかけます。

だからあなたが間違った方法でやらない限り仕事は覚えられるはずです。

そうやって少しずつ力をつけていき成績を上げていきましょう。

そうすることが上司にとって最も喜ばしい人間になることが出来るのですからね。

周囲に気を遣いよく手伝う

左遷が多いところで生き残るための方法の7つ目は「周囲に気を遣いよく手伝う」です。

とかく仕事に追われて煩雑な毎日を送るようになると、人間誰しも自分のことで手一杯になり周囲が見えなくなることが多くなるのです。

ところがこういう状況になると、一般職の方たちが不満を上司に言い始めます。

何でもかんでも私たちに雑用を押しつけてくる、とい一種のクレームです。

これ上司が聞くようになったら対象の部下に説教するしかなくなるのです。

このような状況がしばしば続いたらどうなるでしょう。

上司はそんな部下の事を大事にするでしょうか?

左遷候補にならないようにするためにも周囲の状況はよく注意しておきましょう。

手伝える事ならばタイミングよく行えば、あなたの印象はアップしますからね。

常に内面も外面も磨き続ける

左遷が多いところで生き残るための方法8つ目は「常に内面も外面も磨き続ける」です。

左遷の多い職場ではちょっとの事でも油断できません。

その為にもあなたは内面も外面も常に磨き続ける努力を惜しんではならないのです。

外面は身だしなみを整えたり髪型をチェックしておけば簡単にできます。

問題は内面です。

内面は自身の生き方、こだわり、信条などによってなかなか変えられるものではありません。

今あなたが所属している上司があなたの内面をどう判断するか、あなたはそのあたりを油断せずにしっかりと見極めるべきです。

内面というものはなかなか改善できないだけに常に周囲に気を配り自分が出来うる限りの「気付き」を発揮させることが「左遷候補」を避けるための手段となる事でしょう。

人の悪口や噂話をしない

左遷が多いところで生き残るための方法の9つ目は「人の悪口や噂話をしない」です。

人の悪口や噂話を平気で職場でやるような人は、左遷候補になっても仕方ないかも分かりませんね。

悪口や噂話というのは究極のネガティブ思考です。

これらが勤務中に口から出ること自体、あなたの仕事っぷりが芳しくないというように見られているのと同じだからです。

悪口や噂話が出るということは会社や仕事に不平、不満がある証拠です。

早く原因の根を絶って前向きに仕事が取り組めるようにしていきましょう。

このままだと本当にあなたは左遷最有力候補になってしまうかも知れませんからね。

左遷だと思っていたら実は反対ということも

実は左遷だと思っていた人事が、あなた自身を鍛え、来たるべき会社の役職候補となってもらうための計画だった、という事もあり得ます。

だから仮に左遷のように思われる人事をある日、突然言い渡されたとしても悲観するにはまだ早いかもしれないのです。

能力を見込んでその部門に送ったのかもしれない

左遷と思われるような人事も、実はあなたの潜在的な実力を開花させるためにわざと辛い場所に移したのかも分かりません。

マネジメント職に出世しようとしたら今までのような兵隊気分ではとても務まりません。

しかし、いつまでも兵隊稼業をさせていたら、あなたの脳力が花開かず終わってしまう可能性もあります。

上司はそのあたりのあなたの人事評価をしっかりと会社に報告していたのでしょう。

実はそこが出世コースかも?!

実はその左遷と思わしきコースがその会社の出世コースになる可能性を含んでいるのです。

それ実現させるのはあなた自身の実力と努力です。

あなたがそれに耐えきり新しい自分を切り開く事に成功できたなら、会社は新しい出世コースを開発出来た事になりますね。

両者にとって万々歳です。

左遷は処分を喰らった人にしか、その辛さは分からないでしょう。

精神的に参らない人はほぼいないと思います。

苦しんで追い詰められた末、会社を退職してしまう人も多い事でしょう。

しかしながら我慢と希望の気持ちを持つことが出来た人は復活する事も可能です。

左遷の経験で得たものは必ず大きいはずです。

左遷は確かに痛いですが乗り越えることが出来たらこれほど大きな人生の財産もまた他にないともいえる事なのです。