最近良く聞く「量産型大学生」という言葉。
どこかの進学塾がその年たくさんの高校生や浪人生を大学に合格させてうまれた大学生ということでは無いことはお分かりかと思います。
簡単に言えば、同じ服装、同じ髪型、同じ趣味、同じなんとか、同じかんとか…。
つまり、みんなと同じことしていて、個性が埋もれちゃっている大学生多数のことをいいます。
今回はその量産型大学生と呼ばれる人たちに共通するところ、つまりなぜ量産型と呼ばれてしまうのかという点を調べてみました。
これは量産型大学生が良いか悪いかを検証するものではなく、いったい量産型大学生とはどういったものなのかということを紹介するものです。
では、見ていきましょう。
量産型大学生の3個のあるあるな特徴
「たった3つの特徴で量産型にカテゴライズされちゃうの?」と思われるかもしれません。
しかし、以下の3つが揃った大学生が2人寄れば、「君たち双子か?」と思うほどになります。
とはちょっといいすぎかもしれません。
まあ、とりあえず、それが何なのか見ていきましょう。
1.ファッション
まず1つ目は「ファッション」です。
ファッションとは次で紹介する髪型や、小物、靴などもそれを構成する要素ですが、ここでは「着るもの(一部被るもの)」に関して紹介します。
若者にとって1番興味があり、こだわりたいものです。
しかし、ファッションというものにはは、その時その時の「流行」という人の総意によって左右され、偏ってしまうものです。
すると若者達にとっても、今「流行」の「ファッション」は「おしゃれ」という方程式ができてしまいます。
そうなると、世に出回る服も、若者達が欲しいと思う服も、だんだんと同じものに絞られていくというのは言わずもがな。
また、世の中のファッションに関する流行は全てこの「洋服」、着るものが決まってから始まると言われています。
つまり、パリコレで新作の服のデザインが発表されると、その服に合う帽子、靴、ベルト、カバン等の小物のデザイン、そしてその服に合った髪型が選ばれていくのです。
ですので、この洋服というファッションに対して敏感に反応する若者達が同じ服を着れば、髪型やその他のアイテムも似たものになっていくのは必然と言えます。
では、流行に敏感な量産型大学生はどんなファッションをしているのでしょうか。
1つずつアイテムを見ていきましょう。
【量産型ファッションについては、こちらの記事もチェック!】
ニット帽
着るものと言っておいていきなり被り物からですみません。
しかし、量産型大学生が身に着ける物としては一番最初に紹介したいマストアイテムがこのニット帽です。
防寒用アイテムとしてはもちろんのこと、大人の着こなしから若者のカジュアルファッションにもニット帽を取り入れるだけで、かなりオシャレ度がアップします。
しかも、ニット帽は髪形やかぶり方によって表情の見せ方のバリエーションが増えます。
例えば同じ人でも前髪を見せるのと、見せずにオデコを出すのとではかなり違った印象に見えます。
女子の中には被るというより、ちょこんとのっけているだけの人もいますよね。
ですので、たとえ誰かと同じものを持っていたとしても、着こなし方1つで個性を強調することは可能です。
チノパン
チノクロスと呼ばれる生地、いわゆる綿素材で作られたズボンで、特に男性は誰もが1本は持っているはず。
色落ちするデニムに比べ、丈夫で色褪せも目立たず清潔感もあるため昔から愛用されてきました。
ファッションとして取り入れられたのは1970年代からだそうです。