日焼け止めなんかを塗りだしたのも中学生くらいからなので、それまでのメラニン量は蓄積されていてもおかしくはありません。
中々子供に日焼けなんて言っても聞くとは思えませんが、子供を守れるのは親しかいませんので、小さいお子さんがいる人は子供さんへの日焼けの配慮を忘れないであげて下さい。
自分が日焼けによる地黒かどうか確かめる方法があります。
日焼けは部分的なものなので、全身が黒い訳ではないのです。
服を着ていて尚且つ日に当たりにくい部分である胸やお腹などの胴体部分、自分では見えにくい箇所である脇の下や背中などをチェックしてみましょう。
その部分を調べてみると腕や足と同じ肌の色でなければ、日焼けによる地黒が考えられます。
しかし日焼けしていない部分に色の変化がないのであれば、本来の肌の色であると思って下さい。
地黒の人はいくら色白になりたいと思っていても、マイケル・ジャクソンさんのように美容整形をしない限りどうにもなりません。
日焼けサロンで過去に日焼けを繰り返していた
これはある程度大人になってからになりますが、日焼けサロンで過去に何度も日焼けを繰り返していた場合、当然色が黒くなってしまいます。
1度だけならまだしも、何度もやっていると耐性が付いてしまうのは当たり前の事ですよね。
確かに自然の太陽光だと紫外線には有害物質が含まれているので、それに比べたらマシかもしれませんがシミは出来ます。
日焼けサロンに何度か通うことで肌の色がこんがり黒くなってくるのです。
上手く色付けしてしまえば数ヶ月~から数年と肌に浸透しているので、人によってずっと落ちない場合も否定出来ません。
普通に太陽光を浴びている人よりも効果が強すぎるため、白い肌にしたいと言ってもかなり時間がかかってしまうでしょう。
もし早く元の肌の色や美肌になりたい場合は、ビタミンCやビタミンBの摂取やスキンケアを美白用に変更する必要があります。
それでも治りにくいというのであれば、一度皮膚科に行く事もおすすめ致しますよ。
肌がくすんでいる
肌がくすんでいる事により、地黒に見えているだけかもしれません。
実は私の姉も地黒とは言いましたが遺伝だけではなく、幼い頃は身体がとても弱く、毎日薬を服用している状態でした。
当時は酷い小児アトピーを発症しており、よく皮膚科でステロイドという強い薬を何度も使用していたため、肌が黒ずんでしまったという経緯があります。
当時はまだそこまで医療が発達していた訳ではなかったので、仕方がないことかもしれませんが、その経緯をしってから姉はステロイドが使われている薬を使用していません。
ほかの原因で当てはまらない場合は、一度家族に聞いて確認を取った方が良いですよ。
姉のような状態とは関係がなく肌がくすんでいるために黒いのであれば、改善はいくらでもあります。
そもそもくすみの原因は肌の乾燥や潤い不足などによるものです。
冬場だけではなく夏場などはクーラーの効き過ぎによって、肌が酷く乾燥してしまうため、春夏秋冬保湿ケアを行っていないとすぐに肌の色がくすんでしまいます。
保湿を行いスキンケアをしっかりしていく事で、くすみが改善され本来の肌の色を取り戻す事が出来ますよ。
紫外線をたくさん浴びた
海水浴に行った、外で運動を行ったなど紫外線をたくさん浴びてしまった人もいると思いますが、実は室内にいても紫外線を浴びてしまう事はご存知でしたか?
窓ガラスなどの側にいると、皮膚の奥深くまで紫外線を吸収してしまいます。
天候も晴れだけではなく曇の方が紫外線を浴びやすくなってしまうので、安心とは言えません。
いくら紫外線対策をしていたとは言っても、思わぬ所で落とし穴があるため、油断しないで下さい。
窓ガラスの紫外線対策としては紫外線防止フィルムを貼るか、紫外線をカットしてくれる遮光カーテンを選びましょう。
最近では性能の良い紫外線防止フィルムや遮光カーテンも、家具屋さんやインターネットでも販売されていますし、安価で手に入りやすいのでお得ですよ!
紫外線フィルムに関しても貼るのは難しくはありませんしね。
主婦だけではなく、近年在宅ワークをされている人も多いので、是非家の中での紫外線対策にも気をつけて下さい。
病気などによる血行不良
私は過去に病院の医療機関で働いていた事があり、現在増加傾向にある透析を受けている人の肌は全員肌の色が黒いです。
これは日焼けしているという訳ではなく、腎臓の機能が低下している事を意味しています。
透析患者はメラニンを生成するホルモンが、一般人の15倍以上の血中濃度に達すると言われているからです。