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お悔やみメールを贈る時の6個の注意...(続き2)

件名で誰から、どんな内容でということはほとんどわかるようにしておくととても親切ですよ(先方のスマホなどの電話帳登録に自分のメールアドレスが入っていることが考えられても、件名で名前は入れておきましょう)。

2.文章の初め

どんな内容のメールでも、文章の初めというものはとても大切です。

件名でどんな内容のものかというものは伝わっていますが、本文の序盤は重要です。

とはいえ、あまり贈ることのないお悔みメール、文章はどのようなはじめ方にしたらいいのか悩んでしまいますよね。

時候などの挨拶は書かずに手短に

お悔みメールはとにかく簡潔に読みやすいものであることが大事です。

大人のマナーとしては、相手に言葉を贈るときは時候などの挨拶を書くべきと思うかもしれませんが、お悔みメールではそれはあまり当てはまりません。

受け取り手である遺族のことを考えて、出来るだけ手短なお悔みメールを贈るようにしましょうね。

3.忌み言葉を使わない

お悔やみの言葉を文字にして相手に送るお悔やみメールですが、言葉と同様に「忌み言葉」は使わないように気を付けなければいけませやん。

「重ね重ね」「たびたび」「またまた」などは、「(不幸なことを)繰り返してしまう」ということを連想させてしまうので避けるようにしましょう。

忌み言葉を使ったからと言って、悪いことが起こるというわけではないのですが不快に感じる人がいたり、それがマナーである以上は忌み言葉は使わないように頭の中でおさえておきましょうね。

葬儀の場と同じマナーで

お悔やみメールは、相手と顔を合わせることなくお悔やみの言葉を送ることができるものですが、基本的には葬儀の場と同じベースのマナーを心がけるようにしましょう。

相手の顔が見えないと、どうしても気が緩んでしまうという人もいるでしょうが、文字にするとマナー不足や粗などが目立つ事が多いのでメールでこそより一層気を引き締めないといけません。

4.受信者に時間を取らせない

故人が亡くなったことによって遺族はお通夜やお葬式の準備や弔問客の対応などで色々大忙しになります。

悲しみに打ちひしがれながらも、進めないといけないことはたくさんあるので、遺族の心身の疲れはとても大きなものでしょう。

そのため、遺族は1つ1つのメールをゆっくりチェックしている時間や心の余裕がないかもしれないということをよく頭に入れておきましょう。

もし、メールをチェックできたとしても、超長文のお悔みメールや読みにくいような文章だと読むだけでも時間が取られるので遺族の負担になることがあります。

読み手の状況や心境をよく考えてお悔みメールを贈るようにしましょうね。

返信を促すような内容にしない

遺族は弔問に訪れた人や葬儀の関係でバタバタしています。

そんな状況なので、お悔みメールをまだ確認できていなかったり、返信を出せずにいたりすることがほとんどです。

忙しくしていることは間違いなので、お悔みメールの内容はとてもシンプルにして、決して相手に返信を促すような内容にしないように気を付けましょう。

故人が亡くなって一番悲しいのは遺族なのに、その悲しみをこらえながら弔問客の対応や葬儀の準備などで動きまわっています。

このように精神的にも疲れている状況なので、さらに負担を増やすような内容のメールは送らないようにしましょうね。

お悔みメールの最後に「返信は不要」と旨を書いておくと、遺族もホッとしますよ。

5.心遣いを忘れない

遺族は故人が亡くなってとても心が傷ついて疲れている状態です。

そんな状況でも葬儀を進め、心や体を休めることなく動いています。

そんな遺族をしっかりと気遣い、心配りすることを忘れないようにしましょうね。

「ご無理なさらず」「お体が心配です」など、ちょっとした心遣いのある言葉が入っているだけで、遺族への印象が違いますよ。

また、突然の訃報を受けると「どうして?病気か何かしてたっけ?」「死因は何だったの?」と気になることはたくさんあると思います。

しかし、お悔みメールで死因などを尋ねるのは大きなタブーです。

故人が亡くなって間もないなか、死因を尋ねるという行為はまだ傷が癒えない遺族にとっては酷なものでしかありません。

気になることもあると思いますが、お悔みメールで色々聞いたりしないのは心遣いの1つであることを覚えておきましょう。

手が足りない場合などの力添えができる旨を伝える

お悔みメールを贈る時、遺族はお通夜やお葬式の準備などでバタバタしていることが多いです。