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お悔やみメールを贈る時の6個の注意...(続き3)

悲しみで心が疲れているのにロクに休めていない状態でクタクタになっていることが充分想像できるので、手が足らないときは力添えができる旨を伝えておきましょう。

もちろん、自分に出来る範囲のことが条件になりますが、遺族にとってこの心遣いはとてもありがたいものです。

たいていの場合は「お言葉だけ…」となりますが、本当に困っているときは何かお願い事をされることがあります。

本当に力になれる人は、いつでも遺族が助けを求められるように、力添えが出来る旨はしっかりと伝えておきましょうね。

6.メールで伝える場合は取り急ぎであることを忘れない

本来ならお悔みの言葉とはお通夜やお葬式などに伺ったときに、口頭で伝えるものです。

しかし、どうしても外すことができない用事や、距離的な問題でお通夜やお葬式に参列できない場合ってありますよね。

そういうときにはじめて、「取り急ぎ」の「略式」としてお悔みメールを贈るのです。

「お通夜やお葬式にはどうしても参列することはできないけど、取り急ぎ言葉だけでも伝えたい」という気持ちでお悔みメールを作成するようにしましょう。

このお悔みメール1通で完結させるのではなく、後日改めて伺ったり、香典などを郵送するなどするようにしましょうね。

本来であれば直接お悔やみを伝えたい旨を伝える

社会人になると仕事の都合などで、結婚すると遠方に住んでいるまたは子供の預け先がないなどで、どうしても直接伺ってお悔みの言葉を伝えることができないことがあります。

そんな状況なので悔みメールを贈ることになったのですが、そのお悔みメール内でも「直接お悔みに伺って、お伝えしたかった」という旨を伝えておきましょう。

特に聞かれることもありませんが、「都合で」「遠方で」など、直接伺えなかった理由を簡単でいいので付け加えておくといいですよ。

お悔やみメールを贈る時の4個の例文

前の章でお悔みメールを贈る時の注意点はお分かりいただけたことかと思います。

しかし、注意点を踏まえたとしても、どうしても文章を考えるのが苦手だという人もいますよね。

また、デリケートなことなので変な文章を贈って遺族にイヤな思いをさせたくないという人もいるでしょう。

そんな人たちのために、ここではお悔みメールの例文をケース別にちょっとだけご紹介していきたいと思います。

仕事上でお付き合いがある方への例文

営業などの人とよく会うことがある職種の人は、取引先やお客さんなど仕事上でお付き合い人がたくさんいますよね。

人脈がある人ほど、誰かしらの訃報を受ける機会は多いことかと思います。

しかし、訃報を受けてもどうしても思うように動けないこともあるでしょう。

お世話になっている取引先の人やお客さんなので、取り急ぎお悔みの言葉だけでも…というときにお悔みメールはとても助かりますよね。

そんなときにために、仕事上お付き合いがある方へのお悔みメールの例文をご紹介します。

いくら親しい相手だったとしても、あくまでビジネス繋がりの方だということを念頭に置いて、キッチリ感のあるお悔みメールを贈りましょう。

例文

件名:△△株式会社〇〇(自分の名前)より、お悔み申し上げます

本文1:▲▲株式会社●●様
ご身内にご不幸がおありだったと伺ってとても驚いています。

本来であれば直接お悔みを申し上げたいところではございますが、略儀ながらメールにてお悔み申し上げます。

なお、返信は不要ですよのでお気遣いなく。

本文2:▲▲株式会社●●様
この度は、ご身内にご不幸がおありだったと伺ってとても驚いています。

都合で葬儀に伺うことが出来ず、略儀ではありますがメールでのお悔みとなり申し訳ありません。

心から哀悼の意を表します。

会社の上司や先輩への例文

会社の上司や先輩など、よくお世話になっている目上の人の身内が亡くなった場合、どのようなお悔みの言葉を贈ったらいいのか悩みますよね。

駆けつけることができる距離でお通夜やお葬式をされるのであれば、もちろん伺うのがベストなのですがどうしても状況が許さないというときもありますよね。

そんなときは、取り急ぎお悔みメールを贈るようにしましょう。