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お悔やみメールを贈る時の6個の注意...(続き6)

訃報を受ける方も、詳細をおさえておくのに電話にて口頭で伝えられるよりも、メールで文章でもらっておいたほうが助かるということもありますよね。

そんな訃報がメールにて伝わってきたときは、例外としてメールでお悔みの言葉を伝えるのはアリです。

ですが、いくら相手からメールで訃報連絡が来たからといっても、お悔みメールはあくまで略式なもので正式なものではないということを忘れないでおきましょう。

ちなみに、親しい間柄の人から訃報のメールが来たときにやってしまいがちなのが「電話をかける」ということです。

メールの内容に驚いたり、相手は大丈夫なのか心配になって電話を直接かけてしまうという人もいるでしょうが、相手はお通夜やお葬式の準備で忙しいし、何より精神的に参っていることがほとんどです。

親しいほど心配になる気持ちはよくわかりますが、相手の状況や精神状態を酌んで、メールで訃報連絡が来たときは電話をするのは控えましょうね。

他に手紙で伝える場合もある

お悔みメールもいいのですが「お悔みの言葉をメールで贈ることにどうしても抵抗がある…」という人もいることでしょう。

お悔みメールが使われるようになってきたとはいえ、自分の言葉で、せめて自分の自筆の文字でお悔みを伝えたいという人も多いことかと思います。

そんな人は、お悔みの言葉を手紙で伝えるものアリです。

手紙も、メールと同様に略式のものなのですが、気持ちの問題ですよね。

お悔みの言葉を手紙で伝えるときは、基本的には初七日までに贈ることがマナーとされています。

しかし、すでに初七日が過ぎたあとに訃報を知らされた…なんてこともありますよね。

家族葬や、喪中はがきなどでタイムラグのある訃報を受ける不可抗力で「初七日までに」というマナーに添うことはできません。

そういうときは、訃報を知ってからできるだけ早くお悔みの手紙を贈るようにしましょう。

お悔みの手紙は、できるだけシンプルなデザインの便せんや封筒を選び、お悔みの言葉、手紙を贈ることになった簡単な理由、遺族を気遣う言葉などを綴ります。

後日、伺う予定があるのならその旨をしっかりと書いておきましょう。

そして手紙と一緒に香典を入れておくことを忘れないようにしましょうね。

メールだって想いを伝えるのに適したツールでありますが、ご年配の人などメールになじみがない世代の人などは手紙の方がありがたがられるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
お悔みメールはより早く、取り急ぎ、遺族にお悔みの言葉を届けることができるのでとても助かりますよね。

また、お通夜やお葬式の関係や弔問客の対応で忙しくしている遺族にとっても、気遣いあふれるお悔みメールはとても心が慰められるものです。

ですが、マナーのないお悔みメールや、読みづらいまたはわかりづらいようなお悔みメールはかえって遺族の負担になることがあります。

特に忌み言葉を使ったり、故人の死因を尋ねて傷心した遺族をさらに傷つけるようなマナー違反をしているお悔みメールは論外です。

大切な身内が亡くなって心身ともに疲れ切っている遺族のことを配慮したお悔みメールを贈るようにしましょうね。

また、お悔みメールは贈る人と自分の関係によって内容はよく考えなければいけません。

仕事関係の人の場合、友人の場合、親戚の場合など、色んなケースがありますが、基本的には先ほどお話したマナーを守った上でお悔みを伝えることが出来たら大丈夫です。

そしてお悔みメールはあくまで「略式」のものであるので、お悔みメールをした場合は後日に改めて伺ったり、遠方である場合は香典を郵送したりすることを忘れないようにしてください。

しっかりと最低限のマナーをおさえて、心のこもったお悔みメールを贈るようにしましょうね。