その手口の1つとして、会社説明会や社員交流会などの開催日を他の企業との面接や説明会に被るようにしているのです。
これは何とも言いにくいものがあるのですが、日にちが明らか被っているようであればオワハラの可能性が高いと見ておきましょう。
そうでもない人からすれば、別に良いと思います。
説明会はともかく、交流会などが頻繁にあるような所だと胡散臭いと注意しておいても良いですね。
同情型オワハラの手口は束縛型以上に厄介で最低なものです。
まだ良心的なもので言えば、うちの会社は人手不足だから君みたいな子が入ってくれれば助かるという言い方だとそこまで悪い気はしないでしょう。
人は自分を必要としてもらいたいという願望があるので、必要とされてしまうと断りにくいのです。
ただ本気で言っているかどうかにもよるので、それが手口になってしまっている可能性もあります。
酷い所ではお偉いさんが食事に連れていってくれた後、上手いものを食べさせたんだから絶対に入社しろと言うのだとか。
同情型は最初が良さそうな分、本当に勿体ないです。
余計な一言を言わなければ入社してくれる可能性があったのに、自ら棒にふってしまっている大馬鹿者としか言いようがありませんね。
束縛型の手口は微妙に分かりにくいものなので、たまたまその日にちになったと言われてしまえばおしまいです。
同情型よりも露骨ではない分、とてもいやらしく感じるでしょう。
脅迫型オワハラ
脅迫型オワハラは完全に恐怖のどん底に突き落とされると思っておいて下さい。
交渉型オワハラの悪化です。
交渉型はまだ言い方は丁寧ですが、脅迫型オワハラは完全に嫌がらせでしかありません。
具体例はどんなものかと言うと、もし自分の所に内定しなかったら他の企業にあなたの嫌な噂を流して一生働けなくしてやるなどやり方が劣悪です。
完全に脅迫になっているので、警察や弁護士に相談しても良いくらいですね。
まだ自分だけに被害が被るならマシですが、家族や大学までに被害を及ぼす可能性もあります。
その場で終われば良いだけの話しなのですが、しつこい所だと家にまで連絡してくるケースも存在している所もあるくらいです。
脅迫型オワハラは完全に何かをしなかったらあなたのせいというのを言って来ているので、脅しに屈してしまう就学生も少なくありません。
こんなオワハラをしてくる人がいる会社は間違いなくロクでも無い事を頭に叩き込み、更にそんな所に就職したら一巻の終わりだと考えておくべきでしょうね。
オワハラの対処法3選!
オワハラだけではなく、嫌な事は嫌だとちゃんと伝えた方が良いです。
オワハラは屈したら負けですからね。
まだ22歳くらいだと社会の常識を持っている人は少ないため、そのまま流されてしまう人もいます。
それは仕方のない事ですが、脅しに屈してしまいそうになった時は家族の顔を思い浮かべてみましょう。
初めての就活で成功したら家族はきっと喜んでくれるはずです。
しかしオワハラに合って無理やり入れと言われてしまって入社した、という事実を家族に伝えたらどうなるでしょうか。
きっと悲しい顔をしますよね。
どうせなら普通に就活おめでとうと言ってもらいたくありませんか?
たとえ脅しに負けそうでも屈してはいけません。
後であーすれば良かったという後悔よりも、あーしておいて正解だったと清々しい気持ちの方が絶対良いに決まっています!
オワハラをしてくる所は当然論外ではありますが、それ以外の所が良いとは限りません。
遠慮なく内定を辞退する
もしオワハラをしてきた所があれば、遠慮なく内定を辞退しましょう。
いくらでも働き口がありますし、その年で新卒の就職に就けなくても関係ありません。
職なんてゆっくり探せば良いのです。
自分に合った職なんて中々ありませんが、失敗してしまうよりはずっとマシですよ。