2、互いの強みを組み合わせる
互いが持っている強みをきちんと組み合わせるということも大切ですし、そういった相手を探すということも大切なポイントとなります。
お互いに強みにしている部分が同じ相手の場合には、協業しても意味がありません。
欠点は欠点のままになってしまいますし、同じところを強みにしている会社の場合には、ただのライバル関係にしかなることができないからです。
協業する相手とは、きちんと互いの強みを組み合わせて自分の思っているような利益を出すことができるようにする必要があります。
互いの強みをきちんと組み合わせられない、パズルのピースがはまらないような相手だと利益も出なくなってしまいますし、途中で関係性がギスギスしてしまうに違いありません。
互いの強みをきちんと生かしきれるような相手と協業することが大切なポイントです。
いいところを共有し、伸ばす
協業において大切なことは、お互いのいいところを共有して伸ばすようにすることです。
お互いの良いところはきちんとお互いのために使うようにして、さらにその良いところを伸ばすことができれば良いのではないでしょうか。
良いところを共有できなければ意味がありませんし、お互いの欠点部分を補うことができる相手でなければいけません。
協業している間に相手の会社を全て頼りにするのではなく、きちんと自分の持っている欠点の部分を相手から盗んで成長できるようにしなければいけないのです。
全体の利益として見ても、自分の欠点だった部分を相手に補ってもらうようにして、逆に自分の良いところをその欠点の補うことで伸ばすことができれば良いですね。
3、マッチングの質を確認する
マッチングの質を確認するということも大切なポイントになりますね。
マッチングの質というのは、そもそも同じ方向を向いているのかきちんと確認しようということです。
最終的なゴールが一緒であったとしても、そのゴールに向かうための方法や、そのゴールを目指している理由が全く合わないなど、協業相手としてマッチングの質が悪いということもあります。
本当に相手と一緒に働くことで自分がきちんと利益を得ることができるのか、損をすることがないのかなど考えてみましょう。
人間関係のように個人の関係性と協業というような会社同士での関係性は全く違うものです。
個人の関係よりも大きなものを動かすことになるので、マッチングの質がかなり悪いことが分かっているのなら協業はしない方がましなのではないでしょうか。
協業する前に心得ておきたいこと
協業するときには、きちんと事前に色々なことを考えておかなければいけません。
事前の準備や相手に対する調査もしておかなければ、協業で大成功することはできないでしょう。
きちんと確認しておくことで大失敗を抑えることができるのなら、慎重すぎるくらいに色々行っておく方が良いのです。
協業の際には柔術のポイントを押さえているだけではなく、具体的に下記の5つのポイントを押さえていることを確認しておくようにしましょう。
相手に儲けさせる自信をつけておく
協業を持ちかける前に確認しておかなければいけないことの一つとしては、まずは相手にもうけさせるような自信をつけておくということなのではないでしょうか。
自分にとって儲け話にならないことに対しては、誰も興味を抱かないでしょう。
全く設けることができない話に乗るのは、ただのボランティアということになってしまいますよね。
自分の友人や親子ならともかく、企業同士の関係性の中では自分が儲けることができるのか、利益を出すことができるのか、自分にとってメリットのある関係性なのかということを、事前に相手にきちんと分かってもらわなければいけません。
相手に協力してもらうわけではなく、お互いに利益がなければいけないのです。
自分の方に大きな利益が出ることが分かっているような場合には、相手にもきちんともうけがあるというところを強調して、損をするばかりではないということをきちんと分かってもらえるようにしなければいけません。
だからと言って嘘を言ってもいけませんし、うまく相手にプレゼンをすることが大切になりますね。
ターゲット顧客を認識する
ターゲットとなる顧客はどうなっているのかということを事前に確認しておかなければいけません。
同じ層をターゲットとしていなければ、そもそも目指すゴールが違うということになりますよね。
どこを狙って仕事を展開しようとしているのかということは事前に確認しておかなければいけないでしょう。
また、ターゲットとする顧客がそもそもいるのかということもきちんと分かっておかなければいけません。
ターゲットとなるような顧客を新規で開拓していくとなると、それはそれで面倒くさい問題が起きそうですよね。
ターゲットとなる顧客がすでにいるような状態の方が、仕事が面倒くさくなく、トラブルもなく仕事を終えることができるのではないでしょうか。