本が好きな人にとって、読書は楽しい時間です。

哲学書からライトノベルまで、今はさまざまなジャンルの本が普及していて、移動時間にサクッと読めるタイプの本もたくさんあります。

しかし、本があまり好きではない人にとっての読書は、「長時間の苦痛」に感じられます。

ですが本を読むことでさまざまなメリットがあると分かれば、「それなら少しは読んでみようかな・・」という気になるはずです。

そこで、読書をすることで得られるメリットについてご紹介していきます。

こんなにもあった!?意外と多い読書効果

本は知識の宝庫です。

一冊読むだけで、さまざまな情報を手にすることが出来ます。

「本は読むのが大変だし難しいしつまらない・・」そんな風に考えている人は、恐らくこれまでの人生で、「面白い」と思えるような本に巡り合えていなかったのでしょう。

ただ面白い本を読みたいのならば、現代小説やライトノベルがおすすめです。

また、知識を深めたいと思うのなら、哲学書や専門書を読むのも良いでしょう。

本のジャンルはさまざまですが、どんな本でも必ずといっていいほどに自分の「ためになる」ことが書かれています。

例え意識していなくても、本を読むことによって得られるものはただの情報だけではないのです。

では一体どんなものを得られるのか、その具体的なメリットを以下に挙げていきます。

1.様々な話題に対応できるようになる

テレビや雑誌などの話題であれば、それを見る機会も多いため自然と話に入ることが出来ます。

しかし少々小難しい話題や、流行りの話ではない時に、自分の分からない内容では話についていくことが出来ません。

特に会社で上司や取引先と話をしている時に、何について話しているのかが分からなければ困惑してしまいますよね。

しかし、日頃から読書の癖を身につけておくと、少々難しい話や、専門的な会話になっても対応することが出来ます。

とくに会社の場合だと、小説よりも経済や政治、ビジネスに関する本を読んでおくと良いでしょう。

もし上司や取引先との会話の中で、一般的にはあまり知られていないような専門的な言葉が出てきた時に、

直ぐに「それは〇〇ですよね」と対応が出来ると、相手側は「よく勉強しているんだな」と感心してくれることが多いです。

また単なる感心から、その後の仕事の昇進に繋がる可能性も大いにありますので、本は読んでおいてまったく損はありません。

2.語彙力アップ

本を読むことで、自分でも気づかない内に語彙力が上がっていきます。

自分の知らない言い回しや、言葉の表現方法は、本から得ることが圧倒的に多いです。

テレビやラジオで流れてくる言葉は一瞬のもので、しかも耳から聞くだけですのでどんな字を書くのか、その意味すらも分かりません。

しかし、文字として読むことにより、それがどんな字を書くのかが分かります。

勘の良い人であれば、前後の文章からその言葉の意味にも気づくことが出来ます。

またもし意味が分からなければ、直ぐに辞書やネットで調べることも出来ます。

そうして、意識的であれ無意識であれ、いつの間にか頭の中に入った情報は、思わぬところで役に立ったりします。

口から出る言葉からは、相手の品性や知性がうかがえます。

話している相手から語彙力を感じれば、自然と「この人は賢そうな人だなあ」と感じます。

相手に無意識の内に自分を認めさせたり、好感度を上げさせることが出来ますので、日頃から読書で語彙力を身につけておくと良いでしょう。

3.国語力もあがる

言葉は知らなければ使うことは出来ません。

当たり前の事実ですが、このことに気付いていない人は、実は少なくないのです。

日本人である以上は、ある程度の「国語力」は必要です。

日本人同士でのコミュニケーションを取る際にも必須ですし、外国人に対して日本語を説明する機会があれば、やはりその際にも必要になってきます。

「外国人と口喧嘩をした時に、相手の言語が分からずに何も言えなかった」という話を時々聞きます。

しかし、これは何も外国人に対してのみの話ではありません。

日本人同士でも、国語力がない人は、国語力がある人に対して決して口では勝てません。

何故なら相手よりも語彙力もなく、言葉の使い方も知らないからです。

例えばある二人組が口喧嘩をしていたとします。

一方は「きみは〇〇だから〇〇で、だからこうなんだ」と言ったとします。

それに対し相手は「うるさいバカ!このあほ!人でなし!」などと、子どもでも知っているような単調な言葉だけをひたすらに連呼しています。

この口喧嘩を第三者の目で見た時に、一体どちらに分があると思いますか?言わずもがな前者でしょう。

国語力がなければ、相手を言葉で屈服させることも、諭すことも、理解させることも出来ないのです。

人との対話において、国語力は必須です。

その国語力を上げるのに最適な方法が、「本を読むこと」なのです。

4.文章力が身につく

読書をすることによって、文章力が身につきます。

「文章を書かなければ文章力は身につかない」と思われるかもしれませんが、そもそも文章を書くためには、ある程度の情報や知識が必要です。

まったく本を読まない人がいきなり文章を書こうと思ったところで、

「どんなふうに書き始めればいいのか」「どんな構成にすればいいのか」が分からずに、書き出し部分から悩むことになります。

しかし、ある程度読書の経験がある人なら、過去に読んだ本の内容を参考に、何となくそれらしい文章を書くことが出来ます。

たくさんの本を読み、読書の回数を重ねることによって、自分が文章を書く際の「引き出し」がどんどん増えていきます。

そして実際に文章を書き続けることで、文章力もしっかりと上達していきます。

このように、良い文章を書くためには読書をすることが必須なのです。

5.偉人の考え方が知れる

自分の器を広げたり、それまでと考え方を変えるのに読書は打ってつけの方法です。

あちこちで見聞を広げ、自分が尊敬出来る人から話を聞くことも大切ですが、すべての人から直接会って話を聞けるわけではありません。

その点、本はどこでも簡単に入手出来るため、苦労せずに偉人の考え方を知ることが出来ます。

自分が今よりも成長したいと思ったら、自分以外の誰かから話を聞いたり、これまでにない経験をする必要があります。

偉人の考え方は常人よりもかけ離れたもので、私たち一般人にとっては耳を疑うような内容も少なくありません。

しかしもし、自分が「この偉人のようになりたい」と思う気持ちがあれば、まずはその偉人の考え方を知り、理解出来るように努めなければなりません。

そしてその考え方を知る方法として、読書がおすすめなのです。

6.コミュニケーション能力が上がる


読書をすると、自分の知らなかったことをたくさん知ることが出来ます。

流行の話や小難しい哲学書など、ジャンルを問わずさまざまな本を読んでいると、それだけ「引き出し」が増えます。

そのため、実際の会話でも役に立つことが多く、結果的にコミュニケーション能力が上がります。

例えば初めて出会う人とコミュニケーションを取る際に、「どんな話をしたらいいんだろう」と悩みますよね。

相手と性別や年代などの差があるほど、話のネタに困るものです。

しかし、もしお互いに今話題になっている本を読んでいたとしたら?共通点が出来て、一気に話が盛り上がりますよね。

このように、読書は思わぬところでコミュニケーションの助けにもなります。

まったく本を読まないよりも、ある程度は読んでおいた方が良いのです。

7.仕事で成果を上げることができる

本によっては、ビジネスで成功する秘訣について書かれたものや、上司とのコミュニケーションの取り方、

仕事を効率的に行う方法をアドバイスしたものなど、さまざまな役に立つ本があります。

それらを読むことによって、自分の知らなかった仕事に対する向き合い方や、新たなビジネスの方法を学ぶことが出来ます。

本で学んだことをビジネスの場で上手に活かすことが出来れば、仕事で成果を上げることも出来ます。

「仕事で成功したい!」と強く考えている人ほど、ビジネスに関する書籍を読むことをおすすめします。

上司や周りからは教えてもらえないような、新しいやり方や価値観を学べるはずです。

8.非日常の世界観を体感できる

本の世界の中では、現実世界で体験出来ないようなさまざまな冒険や物語を、文章を通して体感することが出来ます。

例えば「空飛ぶ車に乗って自由に世界を行き来」したり、「巨大なモンスターを従えて一緒に旅」をしたり、

または「高校生に戻ってもう一度青春をやり直す」なんてことも、本によっては可能です。

SF小説や物語は昔からありますが、最近ではライトノベルなども本屋で気軽に購入出来るため、実際に自分が経験していなくとも、本を読めばその気になって楽しむことが出来ます。

日常生活で縛りや制限が多かったり、子どもの頃に夢見ていた世界に行きたいという願望がある人にはまさにおすすめです。

非日常の世界観を体感することは、人によってはストレス発散方法にもなります。

これまでさまざまなストレス解消法を試してきて、どれも成果がなかった人は、この機会にぜひ一度試してみるのはいかがでしょうか?

また、読書の習慣がなく、「本を読む必要性は感じているけど、いきなり難しい内容は読めない」という人にも、小説や物語は読みやすいためおすすめです。

9.想像力が高まる

本の多くは、イラストがあまりついていません。

そのため、文章からある程度内容を想像しなければならず、想像力が鍛えられます。

物語や小説などでは、挿絵がつけられていることがあります。

その挿絵で大体の世界観を把握して、残りのストーリーを自分の頭の中で映像として展開していくことが多いと思います。

本の良いところは、ある程度自分でキャラクターや背景描写を想像して楽しむことが出来るところです。

また、ビジネス書籍のようなものでも、得た情報を実際に自分が活用している姿を想像することによって、

自分の良い将来を思い浮かべることが出来、前向きに考えることが出来ます。

本を読みながらさまざまな場面を想像出来るようになると、実際にそれと似た状態に陥った時にも、何となく対処することが出来ます。

まったくの夢物語の場合は、残念ながら現実では早々起こりえないですが、現実的な出来事であれば、本を読んで培われたその想像力は十分に役に立つはずです。

10.ストレス解消効果

読書は人によってはストレス解消効果があります。

それは、本があなたのどんな悩みでも解決してくれる可能性を強く持っているからです。

例えば会社での業績が伸び悩んでいる時、ビジネスに関する本はあなたに今よりももっと効率的に仕事が出来る方法をアドバイスしてくれるかもしれません。

また、人間関係で悩んでいる時には、カウンセリングや対人関係にまつわる本を読むことで、自分が今後どう行動すべきかを教えてくれるかもしれません。

さらに、スカッとしたい気分の時には、アクションやSF小説などを読めば、非日常な世界にのめり込むことが出来て、

読み終える頃には気持ちがスッキリとしているかもしれません。

このように、読書とはただ長時間淡々と行うものではなく、読み手にさまざまな活力を与えて元気にしてくれるものなのです。

「本はつまらないし読むのが面倒くさい」そう固定観念のある人ほど、ぜひ一度読んでみて下さい。

ひょっとしたら、「本を読む」という行為は、自分の想像していたものよりもはるかに面白いものなのかもしれませんよ。

11.時間の有効活用ができる


本は時間さえあれば、どんな空間でも読書可能です。

例えば通勤や通学途中のバスや電車内でも、仕事の休憩時間や学校の休み時間などにも読むことが出来ます。

「本は読みたいけど時間がない」という人は、そういった移動時間や休み時間にぜひ読むことをおすすめします。

また、多少湯気でよれてしまっても気にならないという人は、風呂場でもお湯に浸かりながら読むことが出来ます。

紙の本がかさばるという人は、最近では大分普及されているスマホやiPadなどで電子書籍として読むことも出来ます。

今や本は、さまざまな形で読書が可能です。

空いた時間や移動時間を有効活用して本を読み、知識や情報を増やしてみてはいかがでしょうか?きっとあなた自身のためになるはずです。

12.より賢くなれる

新しいことを学ぼうと思っても、学生時代にある程度の勉強をしてしまったら、後は自分で学びの機会を作るしかありません。

本を読むことは、最も手っ取り早く今よりさらに賢くなれる手段です。

自分が「これについて学びたい」と思うジャンルの本を見つけたら、どんどんそれを読み進めていけば良いのです。

ただし、一度目を通しただけでは内容がほとんど頭に残らないことも少なくないと思います。

中国では「読書百遍」という言葉があります。

これは、「難解な内容でも、何度も読み返す内に内容が理解出来るようになる」という意味です。

この言葉の指す通りに、内容が把握しきれない場合には何度も読み返しましょう。

読み返す内に、書いてある内容を何となくでも自分自身で理解出来るようになってきます。

そうして初めて、自分の中に「情報」として蓄えられるのです。

これを繰り返すことにより、今よりもさらに賢くなっていけます。

13.自分に自信がついてくる

読書をすることで、これまで知らなかったさまざまな情報や知識が身につきます。

それは日常生活のあらゆる場面で思いがけず役に立つことが多いです。

学校の先生が勧める書籍を偶然先に読んでいたり、会社の人との会話の中でぽんと出てきたり、自分の考え方を変えてくれたり、またコミュニケーションの糸口になったりもします。

そうして、会話の内容から仕事の参考まで、さまざまな場面で用いる機会が多いほど、それは自分にとっての自信にもなります。

「前は出来なかったことが、最近では出来るようになった」など、これまでの自分よりも成長していることを感じれば、それは間違いなくあなたの自信となるはずです。

そうなれば、前向きに物事を考えたり、取り組めたり出来るようにもなります。

本は読む人の心に対して、そういったプラスの方向へと働きかけてくれます。

14.脳内の働きが活性化される

本を読むことで、脳内の働きが活性化されます。

例えばミステリー小説を読んでいる時に、「犯人は誰なのか」「この人物の意味深な台詞は一体何なのだろう・・」など、読みながらさまざまなことを考えて、推理しますよね。

そうして何かを真剣に考えることによって、脳内の働きは活性化されます。

読書とは不思議なもので、適当に文字を追っていても、ほとんど頭には入ってきません。

ある程度真剣に目を向けて、頭を働かせないと理解が出来ないものなのです。

「本なんて読んでもつまらない」と思っている人は、おそらくそこまで真剣に読んでいなかったのではないでしょうか?

どんな本でも、ある程度集中して読めば内容にのめり込めます。

そこから本当に、その本が面白いのか面白くないのかが分かるのです。

15.記憶力が高まる

集中して本を読むことで、内容が頭にしっかりと入ってきます。

一度頭に入ったことは、使わなければ徐々に忘れていってしまいます。

しかし、読んだ直後ではまだ覚えていますので、読んだ本のあらすじなどを誰かに話すことによって、内容がしっかりと頭に残ります。

例え記憶が薄れていても、メインとなる部分を思い出せば、自然とその前後の部分も思い出せます。

そうして読書を重ねることによって、日頃から勉強に励まずとも自然と記憶力を高めることになるのです。

16.センスが良くなる

本は知識の宝庫であると同時に、センスの塊でもあります。

センスとは、「何かを直感的に理解すること」や「本質的な理解または能力」をいいます。

センスの塊というのは、読書をすることが自然とセンスを磨く良い機会になるということです。

つまり、センスを磨きたいと思ったら、読書が最適なのです。

一口にセンスといっても、何に対するセンスなのかは違ってきます。

読書におけるセンスとは、「文章から直感的に本質を理解すること」をいいます。

筆者の表現方法や言い回しによって、筆者が本当に伝えたいことは何なのかを瞬時に理解するためには、とにかく読書の回数を重ねるしかありません。

もし、本に対するセンスが良くなったならば、それは必ず日常生活の場でも役立ちます。

話す相手が本質的に言いたい事を読み取ったり、「この人は何を望んでいるのか」を他の人よりも先に気付けるようになれば、

プライベートでも仕事でも、必ずそれまでより格段に物事が上手く進みます。

17.新しいアイディアが思い浮かぶ

本は、自分がそれまでまったく考えていなかったことを気付かせてくれます。

そして自分の知らない未知の世界についても教えてくれます。

読書をしてどんどん情報や知識を増やしていくことで、そこからさらに新しい想像力が身についてきます。

例えば人が物事を考えるときに、「1→2→3」と順序立てて考えていきますよね。

中には1から10にひとっ跳びする天才もいますが、多くは前者のタイプでしょう。

そして何か新しいアイディアを考えようと思った時に、読書をまったくしていない人では、1から5までのことしか考えられないとします。

しかし、日頃から読書の習慣がある人は、本を読まない人よりも多くのことを知っているため、1から10までアイディアを出すことが出来るのです。

人は何か新しいことを想像しようとした時に、それまでの自分の経験でしか物事を考えられません。

しかし読書によってたくさんの知識を持っていれば、例え本人が経験していなくても考えることが出来るのです。

18.自分を知るきっかけが見つかる

人によって、「自分はどんな人間なのか」がよく分からない人がいます。

「怒りっぽい」「いつも前向きだ」この程度であれば誰しも自分で分かります。

しかし、自分の中の深層心理というものは、カウンセラーと話でもしない限り、中々分かるものではありません。

そんな時に、本があなたを助けてくれるのです。

自分を知りたいと思ったら、「血液型の性格判断」から「心理テスト」、「人の深層心理に関する本」など、人の内面について書かれている本をたくさん読んでみると良いでしょう。

すべてがまったくその通りに思うかどうかは、人によって違ってきます。

しかし、それらの本を読めば、自分を知るきっかけにはなるはずです。

自分の心の中の状態を知りたいと思ったら、本でその方法を探ってみましょう。

19.人との接し方が身につく

「人との接し方」「コミュニケーションの取り方」など、今ではさまざまな対人関係に関する書籍が出ています。

人とどう接すれば良いのか分からないという人は、一度これらの本を読んでみると良いでしょう。

例えばあなたが、会社の上司との付き合い方に悩んでいるとします。

同僚に相談すれば、上司の大体の性格や、好き嫌いのタイプなどを教えてくれるかもしれません。

それは大いにあなたの参考になりますが、それらを踏まえた上で、上司とどう接するかは、あなたと同僚とでは全く違ってきます。

人にはそれぞれ性格があり、その性格に見合った人との接し方をしています。

例えば同僚は明るく誰に対しても気さくなタイプなので、上司にもリラックスして笑顔で接しているとします。

上司もその人に対しては、嫌味っぽいジョークを言われても笑って受け流すことが出来ます。

しかし、あなたがもし人見知りで、上司と話す際にいつも堅苦しいタイプだとしたら・・・同僚と同じようにジョークを言っても、上司は不快に思ってしまうことでしょう。

このように、ある程度までは把握出来ても、実際にコミュニケーションを取ろうと思うと中々難しいものです。

そんな困った時に、本はあなたのことを助けてくれることでしょう。

20.人生に潤いが出てくる


読書は自分の知らないことを教えてくれます。

非日常の世界を体感させてくれたり、また自分がこの先どんなふうにやっていけばいいのか、本によっては生き方を教えてくれるものもあります。

そうしてたくさんの本を読むことによって、自分の実生活にも少なからず良い影響が出てきます。

良い影響が出ると、物事が良い方向へと運び、人生に潤いが出てきます。

自分の人生を豊かで潤いあるものにしたいと思う人は、ある程度の読書をすることをおすすめします。

きっと今よりも、人生観が変わってくることでしょう。

読書効果を発揮させる読み方

あまり本を読む習慣がない人は、とりあえず「最初から最後まで読もう」と思いますよね。

几帳面な人は本の「はじめに」「おわりに」を含めてすべて読みますが、その部分は省略してしまう人も多いです。

しかし、実はこの「はじめに」「おわりに」の部分にも、重要な筆者の意図が隠されています。

「はじめに」では、どうして筆者がこの本を書くに至ったのかの経緯について書かれていることが多いです。

筆者が思う今の世の中や物の考え方など、さまざまな筆者の意図が読み取れます。

また、「おわりに」では、本一冊分を要約した内容が書かれていることが少なくありません。

「結局は何を言いたかったかというと、〇〇は〇〇だということだ」といったように、著者が本当に伝えたいことが短く書かれていることがあります。

人によっては、本当に時間がない時や、また「この本は面白そうかどうか」を判断する際に、わざと「おわりに」の部分だけを先に読む人もいます。

このように、本は読み方によってさまざまな理解が出来ます。

出来るだけ読書効果を発揮させるために、今挙げたこと以外にも読み方のご紹介をしていきます。

目次を読む

「はじめに」「おわりに」と同程度に読み飛ばされやすい、またはほんの一瞬のみ目を通して終わりになるのが「目次」です。

確かに内容が書かれていないのだから、そこまで重要視することはないかもしれません。

しかし、いざ本編を読み始める前に、ちょっと目次で止まって考えてみて下さい。

「目次に書かれていることが意味する内容は何だろう?」と。

そしてある程度予想をしておいていざ本編を読むと、その内容が自分の予想と同じだったか、それとも外れていたのかが分かります。

もし大きく予想が外れていた場合、筆者は目次だけでは人に内容を悟らせないような巧みな表現方法を持っていることになります。

こうした些細な部分でも、筆者の考えを理解する糸口に繋がりますので、一度試してみて下さい。

章毎に読む

時間があまりない時や、論文の参考文献などで調べる際によく行うのがこの「章毎に読む」方法です。

例えば本のタイトルに惹かれて購入しても、内容がすべて自分の知りたいことばかり書かれているわけではありません。

そんな時、目次から今すぐ自分が知りたいところだけを見つけて、その章だけをとりあえず読んでみると良いでしょう。

内容が興味深いものであれば、他の章も自然と読みたくなります。

また、「なんだこの程度か」とあなたが感じれば、わざわざ時間を割いてまですべてを読む必要はありません。

本当に自分が求めていることについて書いてあるのかを知りたい時には、とりあえずメインとなる章から読み始める方法も一つの手段です。

素読する

内容を深めるのに良い方法として、素読(そどく)があります。

素読とは、本の内容の理解は二の次にして、とりあえず文章だけを一通り目で追って読むことをいいます。

本来読書は「耳で読むもの」であり、素読も自分で声に出して読むのが最も効果的な方法です。

最近では黙読で行う人も多いので、素読の効果は声に出して読む時ほどはありませんが、それでもある程度の効果は望めます。

一度素読を行うことで、その後で再度じっくりと読み返した時に、内容の理解がよりしやすくなります。

何度か読む

「読書百遍」という言葉の通りに、何度も繰り返し同じところを読むことによって、内容に対する理解が深まります。

「読書が趣味」という人の中でも、一度しか目を通さずに次から次へと新しく本を読むタイプと、

一冊の本に時間をかけて、じっくりと何度も読み返すタイプがいますが、どちらがより本の内容を理解しているかと聞かれたら、断然後者のタイプです。

自分が本に書かれてあることをしっかりと理解したいと思ったら、一度サッと読んで終わり、ではなく、何度も何度も繰り返して読むことをおすすめします。

付箋紙を付ける

自分が「これは重要だな」と思うところには、付箋紙を付けると効果的です。

何度読書をしても、すべての文章を記憶出来るかというとそういうわけではありませんよね。

自分が良いなと感じる内容があって、それをふとした時に直ぐに読んで思い出せるように、付箋紙を付ける習慣を身につけると良いでしょう。

必要ないと思ったところは飛ばす

ダラダラと時間をかけて本を読んでいても、中々自分の知りたいことにたどり着けずにイライラして、結局途中で読書を止めてしまうという人も中にはいます。

特に本を読む習慣のない人は、最初から最後までとにかく全部目を通そうとします。

しかし、それをしていては時間がかかってしまいますし、精神的にも疲れてしまいます。

小説や物語でもない限り、多少は飛ばしても内容を理解するのに大きな支障はありません。

「この辺りはべつに興味ないなぁ」と感じたら、その部分は思い切って飛ばしてしまいましょう。

後で辻褄が合わない部分があれば、その時にまた読み返せば良いのですから。

読書はあらゆる面で役に立つ!

読書は自分自身の知識を増やしてくれます。

それだけでなく、日常生活のあらゆる場面でも役に立ちます。

人との付き合い方や、ビジネスにおけるマナーなど、大人になってからは誰にも教えてもらえないし、中々聞きづらいことも、本は丁寧に教えてくれます。

自分に合った本を見つけるまでは少し時間がかかるかもしれません。

しかし、もしもあなたに合う一冊と出会えた時、あなたの人生はきっとこれまで以上に豊かなものへと変わっていけることでしょう。

効率的な読み方で読書効果を得よう!

読書はあなた自身にとって、大変ためになる存在です。

しかし、例え一冊の本に役に立つ情報がぎっしりと詰まっていても、そのすべての項目に書かれているわけではありません。

本を読む上で重要なことは、「本のどの部分に自分が一番欲している情報が書かれているかを見つけること」です。

それも、出来る限り素早く見つけることで、必要な情報をたくさんの本からどんどん吸収していくことが出来ます。

本を読み慣れていない内は中々難しいかもしれませんが、読書の回数を重ねていけば、自然とその内に出来るようになります。

折角知識の宝庫なのですから、なるべくたくさんの本から良い情報を得たいですよね。

スムーズにそれが得られるようになるためにも、日頃から読書の習慣を身につけていきましょう。