本が好きな人にとって、読書は楽しい時間です。
哲学書からライトノベルまで、今はさまざまなジャンルの本が普及していて、移動時間にサクッと読めるタイプの本もたくさんあります。
しかし、本があまり好きではない人にとっての読書は、「長時間の苦痛」に感じられます。
ですが本を読むことでさまざまなメリットがあると分かれば、「それなら少しは読んでみようかな・・」という気になるはずです。
そこで、読書をすることで得られるメリットについてご紹介していきます。
本を読むことで得られる20個のメリット
本は知識の宝庫です。
一冊読むだけで、さまざまな情報を手にすることが出来ます。
「本は読むのが大変だし難しいしつまらない・・」そんな風に考えている人は、恐らくこれまでの人生で、「面白い」と思えるような本に巡り合えていなかったのかもしれません。
面白い本を読みたいのならば、現代小説やライトノベルがおすすめです。
また、知識を深めたいと思うのなら、哲学書や専門書を読むのも良いでしょう。
本のジャンルはさまざまですが、どんな本でも必ずといっていいほどに自分の「ためになる」ことが書かれています。
例え意識していなくても、本を読むことによって得られるものはただの情報だけではないのです。
では一体どんなものを得られるのか、その具体的なメリットをご紹介します。
1.様々な話題に対応できるようになる
テレビや雑誌などの話題であれば、それを見る機会も多いため自然と話に入ることが出来ます。
しかし少々小難しい話題や、流行りの話ではない時に、自分の分からない内容では話についていくことが出来ません。
特に会社で上司や取引先と話をしている時に、何について話しているのかが分からなければ困惑してしまいますよね。
しかし、日頃から読書をする癖を身につけておくと、少々難しい話や、専門的な会話になっても対応することが出来る確率が上がります。
とくに会社の場合だと、小説よりも経済や政治、ビジネスに関する本を読んでおくと役立つ場面が多いでしょう。
もし上司や取引先との会話の中で、一般的にはあまり知られていないような専門的な言葉が出てきた時に、
直ぐに「それは〇〇ですよね」と対応が出来ると、相手側は「よく勉強しているんだな」と感心してくれることが多いです。
また単なる感心から、その後の仕事の昇進に繋がる可能性も大いにありますので、本は読んでおいてまったく損はありません。
2.語彙力アップ
本を読むことで、自分でも気づかない内に語彙力が上がっていくことが多いでしょう。
自分の知らない言い回しや、言葉の表現方法は、本から得ることが圧倒的に多いです。
テレビやラジオで流れてくる言葉は一瞬のもので、しかも耳から聞くだけですのでどんな字を書くのか、その意味すらも分からない場合もあります。
しかし、読書で文字として読むことにより、それがどんな字を書くのかが分かります。
勘の良い人であれば、前後の文章からその言葉の意味にも気づくことが出来ます。
またもし意味が分からなければ、直ぐに辞書やネットで調べることも出来ます。
そうして、意識的であれ無意識であれ、いつの間にか頭の中に入った情報は、思わぬところで役に立ったりします。
口から出る言葉からは、相手の品性や知性がうかがえます。
話している相手から語彙力を感じれば、自然と「この人は賢そうな人だなあ」と感じます。
相手に無意識の内に自分を認めさせたり、好感度を上げることが出来ますので、日頃から読書で語彙力を身につけておくと良いでしょう。
3.文章力が身につく
読書をすることによって、文章力が身につきます。
「文章を書かなければ文章力は身につかない」と思われるかもしれませんが、そもそも文章を書くためには、ある程度の情報や知識が必要です。
まったく本を読まない人がいきなり文章を書こうと思ったところで、「どんなふうに書き始めればいいのか」「どんな構成にすればいいのか」が分からずに、書き出し部分から悩むことになります。