物語や小説などでは、挿絵がつけられていることがあります。
その挿絵で大体の世界観を把握して、残りのストーリーを自分の頭の中で映像として展開していくことが多いと思います。
本の良いところは、ある程度自分でキャラクターや背景描写を想像して楽しむことが出来るところです。
また、ビジネス書籍のようなものでも、得た情報を実際に自分が活用している姿を想像することによって、自分の良い将来を思い浮かべることが出来、前向きに考えることが出来ます。
本を読みながらさまざまな場面を想像出来るようになると、実際にそれと似た状態に陥った時にも、何となく対処することが出来ます。
まったくの夢物語の場合は、現実では早々起こりえないですが、現実的な出来事であれば、本を読んで培われたその想像力は十分に役に立つはずです。
9.ストレス解消効果
読書は人によってはストレス解消効果があります。
それは、本があなたのどんな悩みでも解決してくれる可能性を強く持っているからです。
例えば会社での業績が伸び悩んでいる時、ビジネスに関する本はあなたに今よりももっと効率的に仕事が出来る方法をアドバイスしてくれるかもしれません。
また、人間関係で悩んでいる時には、カウンセリングや対人関係にまつわる本を読むことで、自分が今後どう行動すべきかを教えてくれるかもしれません。
さらに、スカッとしたい気分の時には、アクションやSF小説などを読めば、非日常な世界にのめり込むことが出来て、読み終える頃には気持ちがスッキリとしているかもしれません。
このように、読書とはただ長時間淡々と行うものではなく、読み手にさまざまな活力を与えて元気にしてくれるものなのです。
「本はつまらないし読むのが面倒くさい」そう固定観念のある人ほど、ぜひ一度読んでみて下さい。
ひょっとしたら、「本を読む」という行為は、自分の想像していたものよりもはるかに面白いものなのかもしれませんよ。
10.時間の有効活用ができる
本は時間さえあれば、大抵どんな空間でも読書ができます。
例えば通勤や通学途中のバスや電車内でも、仕事の休憩時間や学校の休み時間などにも読むことが出来ます。
「本は読みたいけど時間がない」という人は、そういった移動時間や休み時間にぜひ読むことをおすすめします。
また、多少湯気でよれてしまっても気にならないという人は、風呂場でもお湯に浸かりながら読むことが出来ます。
紙の本がかさばるという人は、最近では大分普及されているスマホやiPadなどで電子書籍として読むことも出来ます。
今や本は、さまざまな形で読書が可能です。
空いた時間や移動時間を有効活用して本を読み、知識や情報を増やしてみてはいかがでしょうか?
きっとあなた自身のためになるはずです。
11.多くの知識が身に付く
新しいことを学ぼうと思っても、学生時代にある程度の勉強をしてしまったら、後は自分で学びの機会を作るしかありません。
本を読むことで多くの知識が身に付き、今よりさらに賢くなれる手段です。
自分が「これについて学びたい」と思うジャンルの本を見つけたら、どんどんそれを読み進めていくことができます。
ただし、一度目を通しただけでは内容がほとんど頭に残らないことも少なくないと思います。
中国では「読書百遍」という言葉があります。
これは、「難解な内容でも、何度も読み返す内に内容が理解出来るようになる」という意味です。
この言葉の指す通りに、内容が把握しきれない場合には何度も読み返しましょう。
読み返す内に、書いてある内容を何となくでも自分自身で理解出来るようになってきます。
そうして初めて、自分の中に「情報」として蓄えられるのです。
これを繰り返すことにより、今よりも多くの知識が身に付きさらに賢くなっていけます。
12.自分に自信がついてくる
読書をすることで、これまで知らなかったさまざまな情報や知識が身につきます。
それは日常生活のあらゆる場面で思いがけず役に立つことが多いです。
学校の先生が勧める書籍を偶然先に読んでいたり、会社の人との会話の中でぽんと出てきたり、自分の考え方を変えてくれたり、またコミュニケーションの糸口になったりもします。
そうして、会話の内容から仕事の参考まで、さまざまな場面で用いる機会が多いほど、それは自分にとっての自信にもなります。