同僚に相談すれば、上司の大体の性格や、好き嫌いのタイプなどを教えてくれるかもしれません。
それは大いにあなたの参考になりますが、それらを踏まえた上で、上司とどう接するかは、あなたと同僚とでは全く違ってきます。
人にはそれぞれ性格があり、その性格に見合った人との接し方をしています。
例えば同僚は明るく誰に対しても気さくなタイプなので、上司にもリラックスして笑顔で接しているとします。
上司もその人に対しては、嫌味っぽいジョークを言われても笑って受け流すことが出来ます。
しかし、あなたがもし人見知りで、上司と話す際にいつも堅苦しいタイプだとしたら・・・同僚と同じようにジョークを言っても、上司は不快に思ってしまうことでしょう。
このように、ある程度までは把握出来ても、実際にコミュニケーションを取ろうと思うと中々難しいものです。
そんな困った時に、人との接し方に関する本を読んで勉強することで本はあなたのことを助けてくれることでしょう。
18.人生に潤いが出てくる
読書は自分の知らないことを教えてくれます。
非日常の世界を体感させてくれたり、また自分がこの先どんなふうにやっていけばいいのか、本によっては生き方を教えてくれるものもあります。
そうしてたくさんの本を読むことによって、自分の実生活にも少なからず良い影響が出てくるでしょう。
良い影響が出ると、物事が良い方向へと運び、人生に潤いが出てきます。
自分の人生を豊かで潤いあるものにしたいと思う人は、ある程度の読書をすることをおすすめします。
きっと今よりも、人生観が変わってくることでしょう。
19.国語力があがる
言葉は知らなければ使うことは出来ません。
当たり前の事実ですが、このことに気付いていない人は、実は少なくないのです。
日本で暮らしているのであれば日本人である以上は、ある程度の「国語力」は必要です。
日本人同士でのコミュニケーションを取る際にも必須ですし、外国人に対して日本語を説明する機会があれば、やはりその際にも必要になってきます。
「外国人と口喧嘩をした時に、相手の言語が分からずに何も言えなかった」という話を時々聞きます。
しかし、これは何も外国人に対してのみの話ではありません。
日本人同士でも、国語力がない人は、国語力がある人に対して決して口では勝てないことが多いのです。
何故なら相手よりも語彙力もなく、言葉の使い方も知らないからです。
例えばある二人組が口喧嘩をしていたとします。
一方は「きみは〇〇だから〇〇で、だからこうなんだ」と言ったとします。
それに対し相手は「うるさいバカ!このあほ!人でなし!」などと、子どもでも知っているような単調な言葉だけをひたすらに連呼しています。
この口喧嘩を第三者の目で見た時に、一体どちらに分があると思いますか?
言わずもがな前者だと感じる人が多いでしょう。
国語力がなければ、相手を言葉で屈服させることも、諭すことも、理解させることも出来な難しいのです。
人との対話において、国語力は必須です。
その国語力を上げるのに最適な方法が、「本を読むこと」なのです。
20.言葉のセンスが良くなる
本は知識の宝庫であると同時に、センスの塊でもあります。
センスとは、「何かを直感的に理解すること」や「本質的な理解または能力」をいいます。
センスの塊というのは、読書をすることが自然とセンスを磨く良い機会になるということです。
つまり、センスを磨きたいと思ったら、読書をすることも一つの方法ですが最適なのです。
一口にセンスといっても、何に対するセンスなのかは違ってきます。
読書におけるセンスとは、「文章から直感的に本質を理解すること」をいいます。