「前は出来なかったことが、最近では出来るようになった」など、これまでの自分よりも成長していることを感じれば、それは間違いなくあなたの自信となるはずです。
そうなれば、前向きに物事を考えたり、取り組めたり出来るようにもなっていくでしょう。
本は読む人の心に対して、そういったプラスの方向へと働きかけてくれます。
13.脳内の働きが活性化される
本を読むことで、脳内の働きが活性化されます。
例えばミステリー小説を読んでいる時に、「犯人は誰なのか」「この人物の意味深な台詞は一体何なのだろう・・」など、読みながらさまざまなことを考えて、推理しますよね。
そうして何かを真剣に考えることによって、脳内の働きは活性化されます。
読書とは不思議なもので、適当に文字を追っていても、ほとんど頭には入ってきません。
ある程度真剣に目を向けて、頭を働かせないと理解が出来ないものなのです。
「本なんて読んでもつまらない」と思っている人は、おそらくそこまで真剣に読んでいなかったのではないでしょうか?
どんな本でも、ある程度集中して読めば内容にのめり込める人が多いと思います。
そこから本当に、その本が面白いのか面白くないのかが分かるのです。
14.記憶力が高まる
集中して本を読むことで、内容が頭にしっかりと入ってきます。
一度頭に入ったことは、使わなければ徐々に忘れていってしまいます。
しかし、読んだ直後ではまだ覚えていますので、読んだ本のあらすじなどを誰かに話すことによって、内容がしっかりと頭に残ります。
例え記憶が薄れていても、メインとなる部分を思い出せば、自然とその前後の部分も思い出すこともできるでしょう。
そうして読書を重ねることによって、日頃から自然と記憶力を高めることになるのです。
15.新しいアイディアが思い浮かぶ
本は、自分がそれまでまったく考えていなかったことを気付かせてくれることが多く、自分の知らない未知の世界についても教えてくれます。
読書をしてどんどん情報や知識を増やしていくことで、そこからさらに新しい想像力が身についくでしょう。
例えば人が物事を考えるときに、「1→2→3」と順序立てて考えていきますよね。
中には1から10にひとっ跳びする天才もいますが、多くは前者のタイプでしょう。
そして何か新しいアイディアを考えようと思った時に、読書をまったくしていない人では、1から5までのことしか考えられないとします。
しかし、日頃から読書の習慣がある人は、本を読まない人よりも多くのことを知っているため、1から10までアイディアを出すことが出来るのです。
人は何か新しいことを想像しようとした時に、それまでの自分の経験でしか物事を考えられないと言われています。
しかし読書によってたくさんの知識を持っていれば、例え本人が経験していなくても考えることが可能になるのです。
16.自分を知るきっかけが見つかる
人によって、「自分はどんな人間なのか」がよく分からない人がいます。
「怒りっぽい」「いつも前向きだ」この程度であれば自分で分かる人が多いでしょう。
しかし、自分の中の深層心理というものは、普段の生活で簡単に分かるものではありません。
そんな時に、本があなたを助けてくれるのです。
自分を知りたいと思ったら、「血液型の性格判断」から「心理テスト」、「人の深層心理に関する本」など、人の内面について書かれている本をたくさん読んでみると良いでしょう。
すべてがまったくその通りに思うかどうかは、人によって違ってきます。
しかし、それらの本を読めば、自分を知るきっかけにはなるはずです。
自分の心の中の状態を知りたいと思ったら、本でその方法を探ってみましょう。
17.人との接し方が身につく
「人との接し方」「コミュニケーションの取り方」など、今ではさまざまな対人関係に関する書籍が出ています。
人とどう接すれば良いのか分からないという人は、一度これらの本を読んでみると良いでしょう。
例えばあなたが、会社の上司との付き合い方に悩んでいるとします。