「加齢」による影響を少しでも抑えるべく、運動する習慣や規則正しい生活を身につけることで、「ストレス」や「生活習慣の乱れ」も見直すことができるでしょう。
また、体を冷やさないようにすることも大切です。
体が冷えてしまうと、血行が悪くなって、それによってホルモンバランスに乱れを生じさせることがあるからです。
ぬるま湯にゆっくり浸かるなどして、体にかかる負担を減らしつつ、体を芯から温めましょう。
4、頭皮のコリ
4つ目は、「頭皮のコリ」です。
年齢を重ねるごとに、頭皮は凝り固まっていきます。
これには個人差もありますが、誰にでも起きることです。
原因としては、長時間姿勢が悪いままでいる、デスクワークなど体を動かす機会が少ないなどが挙げられます。
それによって血行が悪くなり、頭皮のコリを増長させ、他の部位にまでコリが及んだり、頭痛などの不調を引き起こすこともあります。
髪を洗う時や疲れた時など、頭皮をマッサージしたり、コリが辛い部位にホットタオルを使って温めてみてはいかがでしょうか?
そうすることで、頭皮の血行が促され、頭皮のコリが改善されるでしょう。
頭皮のコリが治まれば、髪の状態も良くなるはずです。
まずは、頭皮と言う名の「土台」をしっかりとケアしましょう。
5、間違ったヘアケア
5つ目は、「間違ったヘアケア」です。
ヘアケアとは、自分に合ったシャンプーの選び方、髪の洗い方~乾かし方、髪の梳かし方に至る、髪に関する全てのケアのことを指します。
これは、知らない間に多くの人がやってしまっているかもしれません。
もちろん、美容師などの職業柄知っていたり、髪に気を遣っている人の中には知っている人もいるでしょうから、一概には言えません。
が、多くの人は自分のくせややりやすい方法に馴染んでいるでしょうから、一度見直してみるのも良いでしょう。
まずは、シャンプーの選び方ですが、これは使ってみなければわからないこともあります。
好きな香りだからなど選ぶ理由は様々ですが、髪質に合わなければ意味がありません。
口コミなどは参考にするくらいの感覚として、まずは自分自身で試して実感することが大切です。
髪の洗い方は、力任せに洗わずに、とにかく優しく洗うことです。
頭皮をマッサージするように、毛穴から汚れを落とすイメージで洗いましょう。
洗いすぎると、かえってフケを増やす原因になってしまいます。
フケになりにくいシャンプーなどを選んでみるのも良いでしょう。
髪の乾かし方は、ドライヤーを近づけ過ぎないように、丁寧に乾かすことです。
あまりに近すぎると、髪を痛める原因になってしまいます。
目安的には、髪から約20㎝は離すことです。
根元を重点的に乾かし、大半乾いたところで、冷風に切り替えて全体をまとめましょう。
髪の梳かし方は、なでるように梳かすことです。
根元から毛先まで一刀両断のように梳かすのではなく、毛先からそっと梳かして、毛先と根元の中間、最後に根元とまるで上昇気流のように梳かしていきます。
6、髪の毛の水分不足
6つ目は、「髪の毛の水分不足」です。
髪の毛は、常に外気にさらされているものです。
風に吹かれたり、強い日差しを浴びることで、髪にかかるダメージは増えていきます。
なので、何もしていなくても、少しずつ水分が失われていってしまいます。
その他、髪を染めたり、パーマをかけることも、髪には多大なダメージを与えています。
それによって、髪の艶(つや)がなくなったり、パサパサになってしまうのです。