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表情を豊かにするほうが良いと言える...(続き3)

その視野の広さは、周囲の物事を敏感にみているというところにまでつながっています。

例えば、周囲に急病人がいたのであればそれに気づきますし、悩んでいる人がいたらそれにも気づきます。

それっていつもただニコニコしたり、コロコロと表情をかえて周りの人の気持ちをひきつけているだけではなく、その人たちの様子をしっかりと把握しているんです。

そして、なにか周囲に異変を感じたのであればスグにでも問題を探し出します。

表情が豊かというと、人によっては「バカにみえる」ということもありますがそんなことを言う人よりは多少は賢い性格をしている人が多いものです。

自分のことは後回し

あなたは、自分のことでなにかやらなくちゃいけないことがあるのに他の人のお手伝いをしなければならないとしたらどうしますか?

多くの方が自分のことを優先するはずです。

だって、これからの人生を生きていくのは自分自身ですし、後になって自分自身を困らせるのは嫌ですものね。

それって少し”利己主義”がはいっています。

しかし、表情が豊かな人っていうのは、そのような考えを一切もっていません。

そのため、自分のことは後回しにしてまでも誰かのお手伝いをするし、誰かのために動こうとしてくれるんです。

さきほどもお伝えしましたが”優しい性格”の持ち主であるからこそできること。

それに自分中心ではなく、相手の立場に立って「今どうしてほしいのか」「本当にそのてづだいガ必要なのか」なんていうのも見分けています。

自分のことを後回しにしてしまうとだいたいの人は、心に余裕がなくなってしまうものですがそうではないんですよね。

自分のことは後回しにしたとしても、決して心の焦りを見せることなくその相手に罪悪感を感じさせるような態度・表情をすることは一切ありません。

物事の本質を見抜ける

これまでに何度も表情が豊かな人というのは、相手の立場になって考えることが出来るという目をもっているとお伝えしてきましたね。

それってどういうことなのでしょうか?要するに、自分だけの視点だけではなくそれ以外の”目線”を通して物事を見ることが出来るってことなんです。

この世の中に、真実って存在しますね。

その真実って実はひとつではないって知っていましたか?たとえば、ひとつの銅像を前から見る人もいれば後ろから見る人もいたとします。

前から見た人と後ろから見た人とでは、どのようにその銅像がみえるのかって見方がとてもおおきく違ってきますね。

それが真実なんです。

真実とは、見る角度によっては見え方がちがうので人によって持っている真実が異なってくるってことなんです。

そのような点を理解していないと、大人になっても自分の意見しか正しいとおもえない、周囲の人の意見はおかしいとか感じてしまうようになるんですよね。

あなたもまさかそのような考えの持ち主なのではないでしょうか?
しかし、表情が豊かな人はただ表情を豊かにしているだけではなく、その真実を色々な角度から見ます。

そのように色々な角度から物事を見ることが出来るからこそ、物事の本質を見抜くことが出来るんです。

そして、ソレをしっているからこそ心を安定させることができ、表情を硬くせずに済んでいるなんていうことも。

物事の本当の姿を知ることが出来れば、あなたも安心できるのではありませんか?

芸術的なセンスも?

芸術家として活動している人のなかには、表情が豊かである人って多く存在しています。

まぁあまりにも独創的な発想をするような芸術家さんは無表情で作品作成に取り組んでいることがおおいですが、それ以外の少しユーモアセンスをプラスしたような芸術作品を作り出す人って表情が豊かであることが多いんですよね。

それって自分のセンスを大切にしているからなんです。

あなたは、どうして今まで表情を豊かに出来なかったのでしょうか?

その理由のひとつに、「自分なんかが表情を豊かにしたらまわりの人に変な目で見られるかもしれない」「大人になってまで表情をコロコロ変えるのっておかしい」なんて感じたことがあるからでしょう。

しかし、その考えこそがアナタのセンスのめをつむっています。

表情というのはあなたの感情を第一にダイレクトに外側に伝えることが出来る唯一の手段です。

それなのに、それを使わないようにしてしまったら自分の本来の才能を無視したり、それを受け入れていないと同じですよね。

その反対に表情が豊かな人というのは自分を受け入れているので表情を豊かにすることが出来るし、それによって独創的な芸術的センスを発揮できるんです。