それ以外は「レプリカント」という扱いになってしまいます。
例え、後から作った作品が本家のレベルを超えていたとしても、です。
それが「リアリティ」というものを尊重した考え方ではないでしょうか?
だから作品のテーマを変えてじぶんなりの「オリジナル」を作ってゆけばいいと思うのです。
そうすれば完全なる「リアリティ」というものが存在してきます。
誰も真似のできない自分だけのものが、です。
リアリティの使い方をまとめると
それではここで「リアリティ」の使い方をまとめてみましょう。
うまく表現できるかどうか不確かな部分もあるかも分かりませんが、私なりに思うのは
「リアリティ」イコール「存在感」
ではないか、と思っています。
だから仮想現実などは真のリアリティとは言いにくいと思うのです。
あくまで本人が努力し、何かを成し得ようという姿勢を見せている。
それがいわゆる「リアリティ」と私は思うのですが、皆さん、如何でしょうか?
ちょっとややこしくてまとめになっていないでしょうか?
リアリティとリアルの違いとは
では次です。
「リアリティ」と「リアル」の違いについて考えてみましょう。
似ているけれど微妙に意味が異なる
「リアリティ」と「リアル」。
意味合い的にはほとんど同じです。
「リアル」の後ろに接尾辞がついたのが「リアリティ」です。
それだけの事です。
ただ、その接尾辞がつくことによって言葉の発するニュアンスが微妙に違ってくるのも確かです。
「リアリティ」と「リアル」。
ちょっと両者について考えてみましょう。
英語「real」の意味
それではまず英語の「real」の方から意味をみていきましょう。
現実に即していること
「real」の意味は「真実」「現実」「本当」を意味します。
間違っていない、嘘でない、不純物のない、と言った解釈も成り立ちます。
または「本物」という言い方もできるでしょう。
つまり「現実に即していること」という解釈ですね。
世の中全般の物事に対して何が正しくて何が間違っているのか。
その判断基準の目安になるものが「real」となると思っていただいてもいいのでしょう。
現実に即していない現実だったらば、それは「real」とは呼べませんからね。
現実性のあること
「real」のもう一つの意味は「現実性のあること」という事です。
現実性がある。
これは空想や仮の姿という事ではなく、実用的で世の中の役に立っている、という解釈も可能となるでしょう。