CoCoSiA(ココシア)

悲しいとき、辛いときに知っておきた...(続き2)

嫌なことは嫌だと、なんで自分がこんな嫌な目に遭わなくてはならないのか、その気持ちを心の中に溜め込んでしまって苦しむよりも、思いきって吐き出してしまいましょう。

自分に嫌な思いをさせている相手がいるならなおさらです。

あなたの気持ちは他人には半分もわかりません。

もしかすると相手方はあなたをそれほど悲しませているとは思っていないかもしれません。

赤ちゃんが泣き叫ぶように自分の気持ちを吐き出しましょう。

淡々と気持ちを説明していてはあなたの苦しさは伝わりません。

他にあなたの気持ちをリアルに伝える手段があれば別ですが、無ければ、赤ちゃん手法でいきましょう。

相手にあなたの悲しさや辛さが伝われば、「それほどまでもか」という気持ちが生まれ、何か好転するかもしれません。

相手に迷惑がかからないように

この方法の利点は、上記からもわかるように心の中の不満や鬱憤を声の大きさや顔の表情、涙、そして体全体の動きで、自分の率直な気持ちとしてまわりに伝えることができます。

そして、その後何かが変わらなくても、一時ではあれ、ストレス解消になり心がリセットされるという利点があります。

しかし、気を付けなければならないのは、たとえ溜まっていたものが大きかったとしても、ぶつけるものは気持ちだけにしないといけません。

間違ってもその場にある物を投げたり、蹴飛ばしたりしないように。

自分の部屋で自分の物に当たり、片付けも自分でするのならまだしも、他人や公共の物を壊したりしては、全く関係のない人に迷惑をかけ、恨みを買ってしまうこともあります。

また、やもすればあなたの悲しい辛い気持ちがさらに大きくなる恐れもあります。

2、とにかくがむしゃらに動いてみる

自分が悲しい辛い気持ちになるには原因があります。

原因があるのなら、解決策もあるはずです。

何が解決策なのかわかっている時は、とにかくそれをがむしゃらに遂行しましょう。

気持ちが落ち込んでいては、こうすれば良いとわかっていても動けないこともあります。

しかし、解決策がわかっているのに動かないのは、「動けない」のではありません。

ある意味自分に対する「甘え」がそこに働いていると考えましょう。

チャンスを掴もうとしない心の弱さが、今のあなたの悲しい辛い気持ちを引き起こしているのかもしれません。

なんとか重い腰を上げて頑張りましょう。

出口はすぐそこです。

さて、まだ解決策も何も見つかっていない人、お先真っ暗だと思っている人はどうすれば良いのでしょうか。

やはり、そんな人もがむしゃらに動いてみることで解決策を見いだせたり、悲しい辛い気持ちを薄めることができたりします。

特に、あなたを悲しい辛い気持ちにさせているものとは関係のない物事、場所で頑張ってみてください。

仕事、趣味、遊び、ボランティア等、なんでも良いと思います。

これは、悲しい辛い経験を忘れるためではなく、いつもと違ったところで、いつもと違ったスピードやノリで何かをすることで、あなたはいつもと違う世界に足を踏み入れることになります。

そうすると、いつもの自分を別の世界から、いつもと違った価値観で眺めることができるようになります。

すると、今まで悲しい辛いと思っていたことが、それほどでもなくなるかもしれません。

赤ちゃんは、泣くことしか自分の欲求や悲しい辛い気持ちを表現できません。

しかし、毎日、がむしゃらかどうかわかりませんが、とにかく大人が話している言葉を覚え、自分の気持ちを伝える手段やパターンを増やしていきます。

そうやって自分の欲求を叶えていくわけです。

そしてまた、そうやって問題解決していくなかで、今度は自分が大人の立場になって人形遊びをし始めます。

大人側という価値観の違った世界から、赤ちゃん(人形)が抱える悩みを客観的に観ることができるようになり、それに対して(オモチャの)ミルクをやったり、オムツを変えたりするようになります。

あなたの悲しい辛い気持ちは、時間が解決することかもしれませんが、とにかくがむしゃらに動いてみることで、もっと早くその落ち込んだ気持ちから抜け出せると思います。

3、辛い時期がないと幸せがないと考える

産まれたばかりの赤ちゃんは自分で立つことも、食べることも、排泄物を始末することもできません。