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考えない人の16個の特徴と上手な対処法(続き7)

それを敢えて持たせてその人間に自覚を持たせようとするのがこの対処法です。

もしかしたら案外うまくこの作戦は成功するかもしれません。

元々、考えない人間たちも野心というものは持っています。

うまくゆけば自分も認められていい仕事が回ってきたリ言いポジションにつけるのではない?という気持ちです。

こういった気持ちを密かに持っている人物に対してならこの対処方はうまくゆく可能性があります。

但し、かなりの人物眼をもって見れるリーダーでないと見極めるのは難しいかもしれません。

それくらい考えない人間たちは手を焼く存在だからです。

全く相手にしない

4つ目は「全く相手にしない」です。

これは結構、キツイ対処法です。

やられる方もキツイと思うのですがやる方はもっと心身ともにキツサを実感することになるでしょう。

そもそも組織のリーダーを任される人間が特定の相手を決めて全く相手にしない対処法をとるというのは、およそ人間の取るべき道ではないからです。

これでは一種の「いじめ」と同じ行為ですからね。

やる方の心の痛みが手に取るようにわかります。

ただ、この対策で問題になるのはリーダーのそのような思いを理解できずに考えない人間の事を擁護する人達が現れることです。

そうなってしまうとチームはバラバラになる可能性もあります。

この対処法を実行する際は周囲の人間にも十分、あなたの意図を説明しておく必要があるでしょうね。

ミスや失敗を責めないで方法を教える

5つ目は「ミスや失敗を責めないで方法を教える」です。

この対処法はターゲットとなる考えない人に「見こみ」がある、と判断できた場合に用いれば効果は大きくアップするでしょう。

考えない人はもしかしたらヤル気はあるのかもしれません。

それをリーダーが見定めて指導してゆけばその人は大きく変化できるかも分かりません。

その為にはリーダーは短気にならず失敗やミスを責め立てることもせず、しっかりとやり方や方法を、身をもって教えるのです。

うまくゆけば、その考えなかった人が戦力として化けてくれる可能性もありますよ。

自己理解を深めさせる

6つ目は「自己理解を深めさせる」です。

考えていない人だから人間的な成長は見込めず、永遠にそのままの状態、という発想はあまりにも乱暴だと思われます。

真に優秀なリーダーであればそんな考えない人間たちをもひとかどの戦力として「改造」できるかもしれません。

そのための対処法の一つが「自己理解を深めさせる」という方法です。

考える事をしてこなかった人たちに一つのきっかけを与えて自己の本質を悟らせ、自分ならばどういったことが出来るのか、どうやったらこの目の前にいるリーダーの役に立つことができるのか。

それらの問題提起を促せて自己理解に結びつけてゆくのです。

人間というものは期待をかけられて嬉しくないはずがありません。

いくら今まで考えてこなかった人生を歩んできたからといって完全なる社会の落後者となったわけではありません。

良きリーダーとの出会いは、今まで考えてこなかった人たちの「自我」を呼び起こし「自己理解」が出来るようになる格好の機会を与えてくれる事でしょう。

あえて疑問を投げてみる

7つ目は「あえて疑問を投げてみる」です。

考えない人のヤル気をいかにしたら引き出すことが出来るか?その解決手段の一つとして挙げられるのがこの「疑問を投げかける」です。

「何故、あなたはこのルール通りにやらない?」「何故、あなたは出来るはずなのに真剣にやろうとしない?」など、出来うる限りその人のプライドをくすぐるような疑問や質問を投げかけてみるのです。

もしかしかしたら意外な前向きな回答が却ってくるかも分かりません。

彼らも何かのきっかけが欲しかっただけだったのかも分かりません。