とにかくあれこれ考え過ぎずにあえてさりげなく疑問を投げかけてみることです。
思いもよらなかった好展開が期待できるかもしれません。
しかしないかもしれません。
長い目で見ながら接していくことがあなたに試されるでしょうね。
時間を与えて考えさせる
8つ目は「時間を与えて考えさせる」です。
日頃から考える癖がない人間に即答を期待しても始まりません。
余計に彼らの浮世離れ加減が目に付くばかりになるでしょう。
よって時間をかけてもいいので彼らにある課題を与えて考えさせるのです。
この時注意したいのは、彼らの事を放置しない事。
もしかしたら驚くべき速さで考えた結果を言いたがっているかもしれないからです。
リーダーは常に目配りをしている姿勢が問われる場面ですね。
直接指示するのではなく、考えるようにうまく誘導する
9つ目は「直接指示するのではなく、考えるようにうまく誘導する」です。
この対処法は最終段階的な意味合いを持ちますね。
あなたは考えない人たちに直接の指示を出さない代わりに、「どうやったらこの仕事がはかどるか?」などの期待値を込めた言い方で彼らに接するのです。
期待をかけられた、と気付いた考えない人たちも、さすがにモチベーションが上がり驚くような回答を考えてくれるかも分かりません。
相手のいい面を引き出す。
これもリーダーが行いたいマネジメントの一つといえるでしょうね。
考える力は生きていくうえでとても大切
如何だったでしょうか?考えない人の特徴を16個、そして考えない人たちへの対処法を9個、ご紹介して参りました。
人間は「考える葦」です。
頭を垂れるくらいに深く考えてきたからこそ、素晴らしき社会を作ることができたのです。
ただ、人間がたくさんいればどうしてもその中には期待に反した行動をとってしまう人がいる事も確か。
人間の心は機械のように同じような機能、働きに統一することは出来ませんからね。
思うようにならないのが人間の心でもあるのです。
だからといって社会に牙むく行為を取るような事はやってはいけません。
そんな事を行えば法律によって罰せられるだけ。
せっかくの人生が台無しになってしまいます。
しかし、考えずに生きていく人生も程度の差こそあれ、人生を台無しにする生き方であることに変わりはないでしょう。
人間には他の動物にない「巨大」な脳を持っています。
この脳をフル活用しない手はありません。
使っても使っても脳というものはすり減りません。
適度な休息を与えれば脳は更にパワーアップしてくれます。
死ぬまで勉強、という生き方もまんざら嘘ではありません。
脳を使って考える。
生きていく上でこれほど大切な事はないという事に早く気付くべきでしょうね。