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話術の磨き方。人を惹きつける話し方...(続き3)

話すよりもまず相手の話を聞くことを優先させましょう。

相手の話を聞いてその内容も踏まえて、自分の話す番になった時に的確な話をすればより効果的なのです。

聴くというと受け身なので自分の主張ができないではないかと考える人もいるかもしれませんが、それは間違った考え方です。

話している時、自分の言いたいことだけをまくし立てている人と会話を続けたいですか?そうではなく、まずしっかり相手の主張を聞いてあげる器を持ちましょう。

相手の意見をしっかり受け止めてから落ち着いて話せばよいのです。

そうすることで、あなたの話術は各段にうまくなるでしょう。

相手がいろんな話をしたくなるような聞き方を学ぶ

話を聞くということが大切ということですが、ただ聞いているだけではいけません。

聞き方にもいろいろあって、相手が話したくなるような聞き方を学ぶ必要があります。

まず、相づちです。

話の腰を折らない良いタイミングで相づちを打ってあげることで、話の流れにリズムができてきますから相手は話しやすいでしょう。

そして話の途中で矛盾しているなと感じるようなことがあったとしても話を止めるのではなく、相手が一段落話すまでは否定せず聞いてあげる。

何か反論があるなら、その後で行うべきです。

途中で遮るのはマナーが良いとは言えません。

そして大切なのは自分と意見が違うからといってなんでも否定しないことです。

自分の意見を押し付けないことです。

そんなことをしてしまうと相手は話を続ける意欲を失ってしまうでしょう。

ですから、自分と考えが同じ、共通するところに注目して、そこを肯定してあげる。

意見に賛同してくれたとなると、相手は気分よく話を続けられます。

5W1Hを意識するようにする

5W1Hとは、when(いつ),where(どこで),who(誰が),what(何を),why(なぜ),how(どのように)です。

これを意識して話すようにすると、話が非常にすっきりとして分かりやすくなります。

焦点がはっきりするので、相手に自分が希望している答を引き出しやすいと思います。

この5W1Hがはっきりとしない会話を長時間続けていても、結局何が言いたかったのか、どうしたいのか、といった具合に曖昧な結論にいたることが多いです。

話の内容というものは誰にでも構造が理解できるものでなくてはなりません。

そのためには「問い」と「答」という長れで常に会話が進んでいく必要があるのです。

この「問い」と「答」というペアが崩れたり、あいまいになってくると話が分からなくなってきます。

そういう意味でもこの5W1Hというのはとても大切です。

大事なことや一番伝えたいことは反復する

仕事などの商談などでは、いかに相手に一番伝えたいことを伝えるかが勝負です。

ですが、そればかりを言うわけにはいきません。

最初はたわいもない雑談から入り、少し場がなごんだところで本題に入る。

そして、その時に一番伝えたいことは何度か反復するようにそましょう。

反復することで相手に印象づけることができます。

しかしそれも自然にやってこそ効果があります。

あからさまに繰り返してばかりだと、相手は不快に思うでしょう。

相手との会話が10分あるとして、会話のクライマックスは7分経過したくらいにもってくる。

ではその時に一番言いたいことを反復して言えるようなストーリーを準備しておきましょう。

非言語を入れてメリハリをつける

仏頂面で堅苦しい言葉ばかりが飛び交う会話というものは、なにか空虚で面白くないものです。