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話術の磨き方。人を惹きつける話し方...(続き4)

そういった会話からは良いアイディアは浮かびにくく、空気も重たくなってしまいます。

会話の中で顔の表情であったり、視線の配り方、そして身振り手振りや、体の姿勢など非言語コミュニケーションも常に考えて会話すべきです。

この非言語コミュニケーションこそが会話をうまく弾ませる重要なポイントであったりします。

いくらいい話をしていても、そこに何の感情も入っていなければ相手に響きません。

伝えたいことが伝わるような表情であったり姿勢は必ずあります。

自分はどういった表情で話すのが相手にとって好印象かを研究してみるのもよいでしょう。

相手が求めていそうな話題を準備する

話がうまい人は常に相手のニーズが何かを探っています。

つまり相手が求めている、話したいなと思っている話題をしっかり準備して会話に向かうのです。

そうすると、相手の求めている話題ですから当然食いつきが違ってきますし、会話がポンポン弾んでいくことでしょう。

結局、自分の話したい事だけを話して終わる人がいかに多いことか、そしてそうう会話からいい成果があげられることはほとんどないことにもっと注意を払うべきだと思います。

そうすれば、自分本位でベラベラ話すのではなく、相手の要望にきちんと応えた会話を展開しながらも、しっかりと自分のもっていきたい展開へ話を持っていくことができるんです。

自慢話しは相手が飽きるので絶対NG

一番いけないのは、自分の自慢話を延々としてしまう人です。

その人は自分の自慢話をすることで、自分はできる人間だということをアピールして、相手より有利に立とうというつもりでしょうが、人の自慢話など正直誰も聞きたくないというのが本音です。

そういった話は相手が聞いてきたときにサラっと嫌味のない程度にするのが良いと思います。

いずれにせよ自分の自慢は控えるべきです。

逆に相手が自慢してきたら、褒めて持ち上げてあげましょう。

そうやって相手をいい気分にさせることで自分に有利な会話に持ち込めるでしょう。

大体自慢話を延々とする人というのは、実力があまりないのに背伸びして虚勢を張っているパターンがほとんどではないでしょうか。

本当に実力のある人というのは自分の自慢などわざわざしません。

そんなことをしなくともその人の残してきた結果で皆が評価していますし、なにより自信に満ちた雰囲気があるものです。

ですから、自慢話を自分がしそうになった時には、まだまだ自分には実力がないんだと考えて戒めたほうがいいと思います。

会話に表現力をプラスする

ただ言葉を並べるだけでは良い会話は成立しません。

そこには表現力が必要となってきます。

日本人の話し方、日本語というのは他の、例えば英語圏であるとかラテン語圏の人々の話し方と比べて表現力に乏しいと良く言われるところです。

欧米の人々は、体全体を使って喜怒哀楽を豊かに表現しながら会話しますから、情熱が伝わりやすいです。

それが、ちょっとやりすぎの感じの時もありますが、日本人はそれに比べて非常におとなしいという印象です。

ですから、そういった中で豊かな表現力を使いこなせる人間になれたら、日本の中ではかなり目立つ存在となり、人よりも話術に秀でた人になれると思います。

【表現力を高めるコツは、こちらの記事もチェック!】

ジェスチャー

ジェスチャーは嫌味のないようにつけないといけません。

欧米人のような取ってつけたようなジェスチャーを日本人がすると、逆に寒い空気が流れるでしょう。

その場にあった身振り手振りを、さりげなく相手に不快い思われない程度につけるべきだと思います。

その中でも手の動きというのは重要で、話に勢いや力強さを加えることができるので、自分にあった手の動きというものを研究してみるのも良いと思います。

あまり大げさなジェスチャーをしていると相手に威圧感を与えて不快にさせてしまうこともありますので注意しましょう。