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話術の磨き方。人を惹きつける話し方...(続き6)

その時にやったほうが良いのは自分の会話の録音をすることです。

録音されたものを聞いてみて、自分が真似をした人物のような魅力のあるトークができているでしょうか?多分最初録音した自分の会話を聞いた人は皆、自分の声やトークの魅力のなさにがっかりし、恥ずかしい気持ちになることでしょう。

でも、それが相手が聞いているあなたの声なのです。

まずは自分の声、トークというものを受け入れてそこから改善していくことは非常に大切だと思います。

興味の幅を広げる

自分の話ができるジャンルに限りがあるとなかなか会話が進まないし、弾みません。

自分の得意なもの、大好きなものを相手も同じように好きだということにはなりませんから、話が止まってしまうのです。

今まであまり興味がなかったり、敬遠をしていたものにも目を向けて、興味の幅を広げるようにしなくてはなりません。

意識的に興味の幅を広げることをしないことには、人間は慣れたところに留まろうとする生き物ですから、普段自分が好んでしていること、食べているもの、見るものに居続けようとします。

ですから、例えば月に新しいことに挑戦したり、見たりすることをあらかじめスケジューリングしておきましょう。

ジャンルを3つ4つ選んでその中の何をするか、そこは少しでも興味が沸いたものからやってもいいですし、自分が今まで絶対に手をつけなかったことをあえてやってみるのもおもしろいかもしれません。

知らない話題でも興味を持ってみる

例えば男性は花の種類や名前をそんなにたくさん知らない人が多いでしょうし、そこまで花に興味がある人は少ないかもしれません。

ですが、そこに興味をもつことで女性から一目置かれる存在になって話が弾んだり、ふとしたところで交流が深まったりすることもあるのです。

ですから、アンテナをいろんな分野に張り巡らせておくことはとても大切であると言えます。

相手の目を見て話をする

話をするときに気をつけなければいけないことは、相手の目を見て話をすることです。

当たり前ではないかと思う方も多いでしょうが、その当たり前のことができていない人が非常に多いです。

もしくは見ているつもりでも一瞬で目線をそらしているので見ているうちに入らないという人もいます。

話をするときはしっかりと相手の目を見て話しましょう。

目をあわせないとなると、この人は何か不都合なことがあるんじゃないか?何かを隠してるんじゃないか?など相手に不信感を与えてしまうことになります。

視線というのは本当に大切なもので、好意的な印象を与えることもできれば、不快にさせることもできるのです。

真剣な場、親身になって話さなければならない場面で相手から目をそらし、視線がさまよっているようでは、相手に不誠実な人間だと思われても仕方がないと思います。

日本人はあまりじっと相手の目を見ることはいけないというような日本人独特の考えも存在します。

確かにそういう考えが歴史的にあることは間違いないですが、現代のグローバル社会においては通用しません。

欧米で話をしているのにどこか違うところを向いていたら、相手にされないのではなうでしょうか。

相手が話した内容はできるだけ覚えておく

人の話を聞いていないというのが一番相手からの信頼を失くしてしまいます。

会話の時は自分が話したいこと、伝えたいことに頭がいっていて、相手の話を聞くということを疎かにしがちです。

そういう人は忘れないようにメモをとるなどして相手の話の内容を書き留めておくなどの工夫をしましょう。

何もかもをメモにとる必要はありませんが、内容をちゃんと頭にいれてから自分の話をしなければいけません。

自分が話した内容を相手が聞いていない、覚えていない時ほど不快なものはありません。

自分に興味がないのかと疑いを持つのは当然ですし、商談など大切な交渉の場でそういったミスは致命的です。

なぜ、相手の話を全然覚えていないというようなミスを起こすのかは、やはり自分のことしか考えていないことが原因だと思います。

自分の言いたいこと、主張したいことばかり先にたって相手のことを見る余裕がないからこうなるのです。

相手との関係をうまくいかせたいなら、相手のニーズに応えることが一番大切なことであることを忘れないことが、相手の話を覚えていることにつながると思います。

️まとめ

話術を身につけることは仕事においてもプライベートにおいても、自分を有利に展開させていくことができる便利なものです。

話術は話の内容が面白いというだけではなく、言葉以外のしぐさであったり目線であったり、そういったところも含めてのテクニックのことを言います。

ですが、テクニックうんぬんの前に人と話す、コミュニケーションをとるということに対する勇気を持つことが話術上達の第一歩であると思います。