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相手を傷つけない上手な断り方16選...(続き2)

相手も、まずはこちらにお伺いを立てていてくれているわけです。

こちらに対して、気配り心配りをしてくれています。

その気持ちに対して、まずは感謝し、伝えることも大切ですね。

少なくとも、相手が嫌われていると感じてしまうこともないでしょうし、あなた自身も低評価になることはないはずです。

必要なことに時間とエネルギーを使おう

すべて自分の思い通りに生きていくことは難しい世の中です。

先にも述べましたが、人付き合いは生きていくうえで非常に大事なポイントでもあるからです。

ですが、気が乗らないことや好きでないことを、ノーリターンで無理やりすることは時間と体力の無駄です。

ノーリターンと言っても、実益やお金、見返りが無い、ということではありません。

過去にお世話になって感謝の気持ちがある、今後お互いに支え合っていけそう、など自分の気持ちや興味に依った行動であれば、十分価値はあるでしょう。

ただ盛り上がるだけ、ただ楽しいことをするだけ、うまく利用されているんじゃないかということに対しては、必要ないと判断していいはずです。

時間も体力も限りがあります。

無理をして、後悔してはいけないのです。

仕事で上手な断り方5個

プライベートはもとより、自分の好みでえり分けられないのが仕事です。

もちろん、自分で無くても達成できることや、自分は不要だと思われるケースでは、断る場面も多いのではないでしょうか。

会社員であっても、自営やフリーランスであっても、仕事に対しては給与や報酬というリターン・対価があります。

責任問題でもありますので、なんでもかんでも断って、やりたいことだけやるというのはいけません。

かといって依頼を引き受けすぎて業務過多であったり、納期が遅れてしまうなど、支障をきたしても本末転倒になってしまいます。

周りに迷惑をかけないよう、会社や仕事相手、また自分にとってもベストな結果を生み出すように考えていきたいですね。

1、他にできる仕事を提案する

依頼されたことを断りやすくする方法の一つに、代替案を提案するという方法があります。

自分ができない、断る理由を突っ込まれて聞かれるのは嫌ですよね。

でも代替案があれば、断る理由も曖昧なまま、代替案についてのセッションが可能になるというもの。

そこで、自分の得意な業務や好きな仕事を提案してみてはどうでしょうか。

好きこそものの上手なれ。

仕事の質が高く、スピードも速いような仕事ができれば、評価も上がっていくかもしれません。

また、代替案が出せるということは一つの仕事やプロジェクトに対して、多角的な視点をもって考えることが出来ているということ。

会社や部、業界のことも考えているという、新たな側面をアピールできる場面にすらなるかもしれません!

2、自分が引き受けるとみんなに迷惑がかかる

自分が引き受けるとみんなに迷惑がかかると上手な断り方をする男
相手ではなく自分の立ち位置を下げることによって、物事を断りやすくなるかもしれません。

特に仕事に関しては、会社や同僚のなかでの評価も気になるところだと思いますので、高圧的な感じで断ってはマイナスイメージにつながってしまいます。

経験が無いので結果的に関わる方の仕事を増やしてしまう、教わりながらやる必要があるので特別時間がかかる、など、会社としての効率を自分が下げてしまうのではないか、という危機感が伝われば相手も気を悪くしてしまうことはないでしょう。

残業時間をオーバーしてしまう…など、会社の規則や法律に触れてしまう場合も、きちんと伝える必要があることですので、断りやすいかと思います。

自分に頼まなければよかったという結果を回避している、という考えをきちんと伝えてみましょう。

3、誠心誠意謝りながら断る

同じ結果を伝えるにしても、どのように伝えるのかで印象がかなり変わってくるものです。

お断りするという結果であっても、相手に納得してもらえたり、快く受け止めてもらえるような伝え方をしましょう。

まずは、お断りしなくてはならない理由を分かりやすく、端的にまとめて伝えます。

その上で、逆説的な要素を盛り込むと効果的。