また、怒りの感情って一度出てくると発散しない限り、いつまでも心の中に残っているもの。
その怒りの感情を内側にしまっておけないからこそ、顔をしかめることで第3者に伝えています。
なかには、自分の怒りの感情が表情に出ているのに気づいていない人も。
筆者は、以前お付き合いしていた男性とケンカをしたことがありました。
その男性は、ケンカで言い返せなくなると絶対に顔をしかめる人だったのでその表情が感情のバロメーターになっていましたよ。
また、顔をしかめるのがクセになっている人は、基本的に笑顔がすくないです。
4、相手に拒否していることをアピールしている
誰かにお付き合いを申し込まれたとき、誰かとペアになろうと誘われたとき、食事のお誘いを受けたとき・・・表面上では「ありがとう」「嬉しい」なんていっておきながらも、実際は「本当は嬉しくないんだよな」なんて感じたり、さらには「断りたい」と感じることもあるでしょう。
そんなとき、相手を拒否しているのをアピールするのであれば、あなたはどのように行動していますか?
できれば、直接言葉で伝えたくはないですよね。
その言葉ひとつで今後のその人との関係が悪くなってしまうかもしれないからです。
そんなときに顔をしかめることで、相手のことを受け入れることが出来ない、相手とは一緒にいたくないということをアピールできます。
人は会話の内容以上に相手の表情だとか出ている雰囲気などを感じ取って、相手の気持ちを察しているもの。
だからこそ、それをうまく使っては相手に拒否しているのを教えているんです。
まぁ気づかない人もいるので、顔をしかめても意味がないことも。
5、自分に対してイライラしている
あなたは自分に対してイライラしたことはありますか?
自分に対してイライラしてまうには、必ず原因があります。
自分のたてたスケジュールどおりにうまく自分が進めることが出来ていないとか、やりたいことができない自分だとか、どんなに頑張っても痩せない自分だとか・・・。
自分というのは、一番の自分の味方でなければいけないのですがそうもいかないんですよね。
味方どころか敵として、自分をいじめる人が少なくありません。
このように自分に苛立ちを感じてしまうのもそのひとつ。
自分の思い通りにならないと、それもジャマしているのが自分だとわかると自分を自分とみなせなくなり、他人として扱うようになります。
その際にイライラの対象になるんですね。
そして顔をしかめることになります。
本人は自分にイライラしているからこそ、顔を顰めていることを分かってはいるのですが周りの人はそこまで分かりません。
そのため、周りの人に誤解をうんでしまいやすいんです。
周りの人は何もしていないのに「もしかして気に障ることしちゃったかな?」なんて考えたりするもの。
それじゃあ人間関係もよくはならず、そんな状況を招いてしまった自分にさらに苛立ちを感じることに。
6、肉体的な痛みを感じている
さきほど筆者の歯医者通いの体験をお話したのですが、覚えていますでしょうか。
筆者の通っている歯医者さんでは、歯石をとるときには希望すれば麻酔をしてくれます。
しかし、筆者は麻酔をしないままに歯石除去をしてもらっているんです。
そうすると、地味に痛いんですよ。
そんなとき「痛いなぁ」というちょっとした不快な気持ちが顔をしかめるという表情となって自然に現れます。
わざと痛みを感じるのをそのような表情をして伝える方もいるかもしれませんが、ほとんどの場合、痛みに対して感じる気持ちというのは自然と表情にでてしまうものなんですね。
このようにどこかしらで”肉体的な痛み”を感じているとき、顔をしかめてしまうもの。
それは誰かに殴られたり、けられたりすることで顔をしかめているのかもしれません。
急に腹痛や頭痛がしてきて、その痛みに耐えることが出来なくて顔をしかめているのかもしれないです。
そのため、顔をしかめているときというのは、誰かにたいして不快な気持ちを抱いているということだけではなく、体のどこかが痛んでいたり、不快に感じるような違和感をもっていることも。