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別れたいけど別れられない…勇気をも...(続き2)

今は自分が片づけやマナーを注意できる立場にあったとしても、それができる彼氏であれば、こちらが思っている以上にもっとこだわりを持っている可能性が高いからです。

自分も人に注意できるレベルを満たした上で文句を言ったり不満に思っているのかどうかはよく考えましょう。

恋愛以外で変化が起きてない?

彼氏と別れたいという感情は、彼氏に原因があるとは限りません。

自分の仕事が忙しくなったり、責任のある立場になったとき、あるいは環境の変化など、さまざまなストレスの捌け口が彼氏になっているだけということがあるからです。

彼氏と最近うまくいっていない理由に特筆するものがなければ、おそらくは自分が抱えているストレスの問題です。

人間関係なんて、寝不足や栄養不足でも生じますから、冷静に今自分が置かれている状況と彼氏への不満の因果関係を見つめ直してみましょう。

彼の嫌なところはポジティブにならない?

付き合った頃は全てが輝いて見えた彼氏の特徴が嫌いなところへ変化することはよくあります。

ひっぱっていってくれる男らしさが好きとか言っていたくせに、付き合いが長くなるほど、何でも勝手に決めてムカつくと思い始め、はたまた優しいところが好きと思っていたのに優柔不断で頼りがいがないなどと腹を立てたりします。

長所と短所は常に表裏一体です。

キレイ好きと言えば聞こえがいいですが、潔癖症だというと面倒臭そうに感じますし、話が面白くて愉快というのも、場合によってはうるさいに変わります。

しかし、表裏一体だからこそ、短所は長所にも変わりやすいです。

仮に何度言っても片づけをしてくれない彼氏に腹を立てつつ片づけてあげているなら、それをやめてみましょう。

色んな物を放り出したままでも意外と生活が困らないことがわかります。

たしかに家を綺麗な状態で保つことは大切ですが、忙しい時は放っておいてもいいか、と思えるようになると精神的な余裕が出たりするものです。

目くじらを立てるよりもまずは受け入れてみて、やっぱりどうしてもこれは許せないと思うようなレベルであれば別れを検討しましょう。

思ったことはちゃんと伝えられてる?

これは付き合いが長いカップルあるあるですね。

付き合いが長くなればなるほど、お互いに「相手のことをよくわかっている」と思い込んでいます。

でもこれは単なる思い込みで、お互いに超能力者でもない限り、言葉にしない思いを理解し合えるはずがありません。

よく芸能人の熟年夫婦などが「言葉にしなくてもわかり合えている」などと自慢していますが、あれはその発言をしている人の相手方が不満を言わずに合わせているだけです。

「言ったら傷つくと思って言えなかった」という台詞も耳にしますが、傷つくかどうかは言われた方が決めることであって、言う側が決めることではありません。

もちろん人格や存在そのものを否定するような発言はNGですが「こういうところを直してほしい」「本当はこうしたい」と伝えて憤慨するような相手だったら、ガキんちょすぎるので悩むことなく別れればいいのです。

相手を気遣うフリをして自分が傷つくのを恐れているだけともいえます。

そうして言葉を飲み込んできた末に、別れるという結論にたどり着こうとしているなら、それはちょっとストップしましょう。

自分が傷つく覚悟をもって意思表示をしてみないと、本当にわかり合えないのかすら判断する段階に来れていないからです。

そして、これを機に自分の意志を伝える方法を覚えておかないと、誰と付き合っても同じ理由で別れることになります。

好きという気持ちはある?ない?


一度は好きになった相手ですから、好きという感情は多少はあるでしょうね。

そうでなければ別れを切り出せるでしょう。

好きの反対は嫌いだと思っている人が多いですが、好きの反対は無関心です。

嫌いという感情には、それなりに興味を持っている、自分のテリトリーから外せない人にしか抱かない感情だからです。

切り離せる関係の人に対して嫌いになるほど感情が動いたりはしません。

好きでも嫌いでもなく、無関心になったのなら別れを切り出すのはアリです。

興味がない相手にもう一度興味を持つなんて相当難しいですからね。

一方、嫌いなのだったら話は別です。

嫌いになるということは、何か期待を裏切られたとか、許せないことがあった場合で、まだまだ関心がある状態だからです。

ちゃんと話し合ってからの方が良いでしょう。

隣に彼がいないことを想像してみて!

夫婦にもよくあることで、隣にいて当たり前の存在になるとありがたみがわからなくなってしまうものです。