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別れたいけど別れられない…勇気をも...(続き4)

4、なんとなく別れを予感させる

気持ちを冷めさせるというのと似ていますが、もっと露骨に別れを予感させるという手段です。

別れる流れを作るといった方がいいでしょうか。

とにかく物理的にも精神的にも距離をとっていきましょう。

ただし、この手段はメンタルが強くない人以外はやってはいけません。

別れを予感させる行動の全てはそれなりに相手を傷つけ、悲しい顔をさせ、冷たい時間が流れるからです。

それも数日そこらの話ではありません。

それに耐えられる鋼の心の持ち主にのみ実践可能な手段であることを念頭においておきましょう。

では具体的な手段ですが、まず二人でいる時間よりも個人の時間を増やしていきます。

そうすることで、お互いが一緒にいない日常が普通になり、これなら別れても差し障りないという状況にもっていくことができます。

そこまでやれば、別れ話を切り出しても「だよね」で終われる確率が高いです。

同棲しているとちょっと難しいかもしれませんが、会話の数を減らす、休日は友達と遊びに行くといって出かけてしまう、やたらと実家に帰る、生活リズムをズラすなどして徐々に精神的距離を引き離していきましょう。

同棲していないなら次のような手段が効果的です。

連絡を取らない

まずはこれです。

今時カップルの多くはLINEを使っていると思いますが、これがとっても便利です。

既読という機能のおかげで、読んでいないのかなという余地を残しません。

読んでいるのに尚スルーするということが明確に相手に伝わるので効果は抜群です。

電話などが掛かってきても出なければより一層距離をとれます。

ただ、いきなり全てをシャットアウトすると相手が困惑して時には怒りの感情になることもあるので、段々と既読無視を増やしていき、電話も数回に1回くらいはとって忙しいアピールなどをしておくといいでしょう。

会う頻度を減らす

デートの回数は極端に減らしてもとくに問題ありません。

仕事で忙しくて土日は寝たいなどの理由が通りやすいからです。

そうして物理的にも精神的にも距離が離れていくと、相手にあった愛情も徐々に薄れていくというか、その人である必然性に疑問を持ち始め、自ら別れる理由を探す方向へ導いていくようになります。

その移行が極めてスムーズに運べば、こちらから別れを切り出さずとも、相手から言ってくれるかもしれません。

ただ、そこはマナーというか、最後の礼儀として別れ話を切り出すという嫌われ役くらい買って出てあげた方がいいかと思います。

5、彼氏が納得できる別れの理由を考えておく

別れを切り出されたら多かれ少なかれ納得できないというのが心情ですが、それでも極力納得しやすい理由を考えておいた方がいいでしょう。

「こういうところが好きじゃない」だと「じゃあそこを直せばいいんだね」となって押し問答が始まります。

また、間違っても「あなたを幸せにできない」とか「私よりもっと良い人がいると思う」は言ってはいけません。

「そんなのこっちが決めることだよ」と思われて当たり前なので全くといっていいほど別れの理由になっていないし、最後まで嫌われ役になりたくないという自己防衛の姿勢にイライラします。

万人が納得できる別れの理由なんて存在しないことが前提ですが、「あなたとは結婚できない」というのはわりと刺さりやすいです。

結婚できないということは、生活リズム、価値観、金銭感覚、子供の有無、働き方など将来にかかるあらゆる要素が複合しているので、それらをより検討した結果、お互いが合わせなければならないことが多すぎることが想像できます。

ストレートにまず「別れたい」という結論からスタートし、理由を聞かれたら「結婚する想像ができなかったから」と言い、さらに掘り下げて理由を聞かれたら詳細を説明します。

このように、結論からスタートさせて理論を掘り下げていくスタイルにすると、人は納得しやすくなります。

また、結婚に関わる話であれば、ストレスを抱える未来が見えるので理解もしやすいです。

6、別れ話しは顔合わせて切り出す

電話やLINEで別れを切り出して音信不通になるというのはおすすめできません。

熱量の差こそあれ、一度は好きになった者同士なのですから、最後はしっかり顔を合わせて終わらせましょう。

会う場所は人目のあるところが無難です。